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空の境界 The garden of sinners 下(講談社ノベルス)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 106件
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.6
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社ノベルス
  • サイズ:18cm/473p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-182362-0
  • 国内送料無料
新書

紙の本

空の境界 The garden of sinners 下 (講談社ノベルス)

著者 奈須 きのこ (著)

その闇を見ろ。そして己が名を思いだせ−。「直死の魔眼」を手に入れた少女・両儀式を襲う数々の怪異。死そのものを体現化した太極の結界。永遠を求める魔術師。式を苛む殺人衝動の先...

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空の境界 The garden of sinners 下 (講談社ノベルス)

1,296(税込)

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商品説明

その闇を見ろ。そして己が名を思いだせ−。「直死の魔眼」を手に入れた少女・両儀式を襲う数々の怪異。死そのものを体現化した太極の結界。永遠を求める魔術師。式を苛む殺人衝動の先に、真実を告げる記憶の境界が開かれる!【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

奈須 きのこ

略歴
〈奈須きのこ〉1973年生まれ。現在、ゲーム制作会社TYPE−MOONに所属。

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みんなのレビュー106件

みんなの評価4.2

評価内訳

「 」という全く新しい境界の概念

2008/01/11 00:09

5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ざわ・・・ぶろぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る

月並みだけれど、これはもう、とにかく「すごい」としか形容ができない。
胸にズンと重く響く作品だった。

小説はメタファーであることが多い。
物語には著者のメッセージを読みとれることができる。
それは思想であったり、価値観であったり、あるいは感情であったり、
レトリックを使わずに形容することが困難な、複雑なものであることが多い。

『空の境界』は何を伝えたかったのだろうか。
著者に特定の意図はなかったかもしれない(とてもそうは思えない)けれど、
この、奥の方に響くものは、一体なんだ。
それを表現する言葉を選べないが、確かな何かが、ある。
衝撃。倦怠感。カタルシス。存在意義。境界意識。
どれも当てはまるようであり、しかし、不適切だ。

まだ勉強が、経験が足りないのだろう。
この本を理解できる段階に、自分は至っていないのだろう。
今の読後感は、そんな表現しかできない。

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話も長いが、書評も長い

2004/11/01 23:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るなの 笑子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いやぁ、長かった。あまり深く考えない性質の私としては、読み終わるまで、それはそれは堂々巡りのような長い問答(!?)をついついナナメ読み…。作者の方に悪いと思いつつ。
 でも、楽しかったよ。斬新な設定で。もう出し尽くしてる感がありますよね、世の中に存在する小説の設定って。
 小休止の後、誰の話から始まるのか、詮索しながら読み進めていくけど、コレこそ推理小説か!?なんて思いながら。ははは、わかったのは一度だけ。やっぱ、漠然と読んでいては駄目、駄目。
 ほかの皆さんの書評がながくて、それもナナメ読み。ははは、大丈夫、それでも話はわかるから。皆さん、恐れず何かの機会に読んでみては!?

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境界の外から

2004/06/28 20:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:祐樹一依 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 巻末で笠井潔氏が解説しているように、本書は「日常と非日常の間で交差する、日常的な人物と非日常的な人物による『境界』を巡る物語」なのであります。それゆえ、心理学、哲学的な要素が多く(それは「物語」の中に巧く埋め込むことが出来ている、という意味では、作者の思惑を打ち出すことに成功しているのだろうと思う)、会話文の中にも観念めいた物言いが多くて、この物語と本質を同時に理解しつつ読み進めるのは難しいだろうなあと思いました。

 時間軸が何度も前後したり(章立てがそもそもそうであるが)、主観人物がめまぐるしく入れ替わったり、それでいて物語の始点の位置が不安定であったりと、物語の内容に触れる前に、同人誌からの出版であるという本書の特徴が悪い意味で目立つのですが、その実の物語に関しては、早々に興味深いものであることが窺えます。

 例えば「生と死」をテーマに据えて描かれる物語は数知れずありますよね。本書に際して言えば、そこに内包されるのは「死と死」であるのではないかと思われます。いわゆる現代劇ファンタジーであることを差し引いても、そこに「生身らしさ」を感じることは薄く、主人公の両義式の人の死を見る能力を始め、魔術を用いる者たちの言動を察するのは、上記のように簡単ではないです。

 けれども、我々「日常」的世界に存在する視点から物語を見ることは、「非日常」的なこの物語を完璧に俯瞰した視点で見ることが出来るという特権を有し、おおよその記述を客観視することが出来る。作中にある殺人鬼と殺人鬼を己の内に住まわせる人物、という存在の不安定さにどう気付くかによって、結末に明かされる真実の捉え方も多少変わってこようというもの。「日常」と「非日常」は、どちらが日常の中で優先的に捉えられるものであるのか、普遍と異端は、どちらが突出して存在を主張するものなのか。

 そもそも、ファンタジーの世界であるという前提の中で、それらの静かな主張がどれほど我々に響いてくるのか…、それは、実際に読んで、各々が感じることでしょう。それゆえ、僕としては評価を保留します。

 しかし…、ああ、やっと読み終わったよー、というのが正直な感想。

(初出:CANARYCAGE)

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2004/09/19 20:04

投稿元:ブクログ

人気同人ゲーム「月姫」のシナリオライターが書いた同人誌「空の境界」が書籍として発売されました。
是非上下巻あわせて読まれる事をお薦めします。

2005/04/17 23:39

投稿元:ブクログ

下巻では筆が慣れて来たのか、次第に引き込まれていきました。

印象としてはブギーポップをベースに京極や森のテイストを取り入れたという感じ。

これらのどれかが好きな人なら割と読んで楽しいんじゃないかなと思います。

人間の心と肉体が孕んだ様々な問題に切り込む、大変興味深い箇所もありました。

最後は葉鍵系のゲームのラストシーンと似た雰囲気を感じました。(まあ作者がそういうゲームのシナリオを書いているから自然な成り行きなのでしょうが。)

式みたいな子はわたし、結構好きですよ。

物語はこれで完結なんだろうけれど、もっと他のエピソードも読んでみたいと思いました

2004/09/28 09:56

投稿元:ブクログ

 書くことがなかったから、これについて書いておこう。いずれ読む機会はあるだろうと探っていて、ついに読む機会を得たのが少し前。手元に本がないのはいつものことだが、読んだときに思ったことをつらつらと書き連ねることにする。ちなみに、いつもの事だがネタバレは一切ない。
 まず、世間に溢れる理系文学少年(?)が書きたい書きたいと思っていた世界をついに商業という形で具現化してくれたな、と言うのが印象。不思議な事の仕組みだとか、魔法だの魂だのの世界における位置づけは、理系文学少年なら誰もがやりたいと思っていたことで、その行いは本来ネット小説の文化であったはずだ。それがネット小説から抜きん出てついに商業出版し始めたことは、一つの革新的出来事であるし、ある意味商業の幅が広くなったとも言える。
 ここで言う理系文学少年が書きたかった内容とは、理系少年なら魔法だの奇術だのを世界に持ち込むとき、何よりもまずそのシステムを考えたくなるのが常だと思うが、その盛大に組み上げたシステムの事である。では、ここではそのシステムにどういう位置づけを置くかが問題になる。本書で言えばそれがお話の元になる者であり、決して物語の副産物にとどまらない。ましてや、奈須きのこの場合はシステム自体が主人公と言っても過言ではない。人物にシステムに関するトークをさんざんさせ、主人公とともにシステムを学んでいく。システムの説明が終演したとき(言い過ぎかもしれないが)同時に物語は終了する。つまり、主題はストーリーでなくシステムなのだ。
 友人Yは似たような魔法の世界観を徹底的に説明させる小説(上記に記したやたらシステムを説明する小説?の事だ)がこの本のおかげで増えたと言うが、俺は実際表舞台に出ていなかっただけだと思っている。この本の繁栄によりそれを許容するマーケットというか編集者が現れただけだ。今まで隠されていた者が商業化して明るみに出ることはよいことなのか面白いが、この風はしばらく続くだろう。俺自身はこの世界観の押しつけ小説はあまり好みはしないが。
 かと言って、この本が面白かったかどうかと問われれば、面白かったと答える。確かに奈須きのこの作り出すシステム(世界観と書けばよいのだが、皮肉を込めてシステムと書く)は実に面白い。斬新であるかどうかと問われれば、確かに斬新であるが、意外性は持たないと言っておこう。そして、やはり魅力的なのだ。だから奈須きのこの説明をだらだら書く性格も耐えられるわけで。かつ、奈須きのこのキャラクターは後で気づいたのだが、かなり魅力的なラインナップに仕上がっている。この奈須きのこの実力は『月姫』で恐ろしいほど味わったが、だがその分惜しいと思える点がある。お願いだから、奈須きのこには台詞の書き方を勉強して欲しい。それさえ解消されれば、俺は奈須きのこの不条理システムの世界も苦もなく読めるだろう。そう、キャラクターは魅力的なクセに台詞がどうしようもない、というのが俺の感想である。できればだが、説明しない事にトライしてみて欲しい。それに、だらだらと説明を書き続けるだけあって、長いし起伏が途絶えるし、疲れる。一気に読むことはできなかった。
 まぁ、どちらかと��えば、俺は奈須きのこが一発屋であることを望んでいる。というのは、好きだから読みたいのだが、ひたすら疲れるから読みたくないというのが本音である。ギャルゲー『Fate/stay night』の時に相当疲れたのがキているようだ。
 しまった、書きすぎた!

2004/11/21 12:58

投稿元:ブクログ

ちなみにジャンルをミステリにしてしまいましたがミステリなのかな?そんなこともない気がするけど…。過去の話とか色々と交錯するからちょっと読みにくいかなとも思ったけど意外とそんなこともなく読みきれました。でもやっぱり何となくシリーズものの一部を見ている感じ。完結はしているけどちょっと不完全燃焼かなぁ…。

2006/04/15 10:34

投稿元:ブクログ

もともと同人小説で爆発的人気だった作品であるということと、

作者奈須きのこが美少女ゲーム「月姫」のシナリオライターである、

ということしか予備知識がない。

そもそも同人小説を読んだことないし、その手のゲームもやったことないんだよなあ・・

ま、いいか。

それならごく一般読者の立場から感想を書いてみよう。

事故で昏睡から目覚めた少女、両儀式が記憶と引き換えに

「この世の存在すべてを殺す」能力を得、ナイフ一本を武器に怪事件や殺人鬼と戦ってゆく。

基本的な物語はこうだが連作形式で語られるエピソードは必ずしも順番通りでないし、

主観がめまぐるしく変わりそれぞれの回想で語られる場面を

読者は一本の流れとして織り直す作業を余儀なくされる。

エンターティメントとして軽く読める作品では決してない。

作品世界を読み解こうとし、登場人物の心理に潜り込もうとするなら

ひじょうに濃い読書体験が得られる作品だという印象を受けた。

おれの場合この作品は興味深く読めるものの、

上巻の異端者的な人物が追いつめられ凶行を繰り返し・・という展開と

魔術師・蒼崎燈子のドライすぎる台詞回しはなんというか精神的に疲れた。

この作品の登場人物たちはみな人間性を失った自分にとまどい、

誰かを呪っている。

この作品を読んで連想した作家が3人

京極夏彦(過剰な薀蓄やロジックで世界を作り上げる)

乙一(登場人物の乾いた感じ、推理小説的手法の匠さ)

菊地秀行(人知を超越した魔人の戦い、その表現)

とくに「矛盾螺旋」のエピソードなど人を狂わせるマンションや伏線の上手さは

ぞくぞくしたね。

感想をまとめると「とても内容濃くて読み応えあるけど精神的に疲れた」ってことかな?

内容は過剰なまでに濃いが、登場人物の自意識も過剰なんだよね。

美少女ゲームがわからんと言いつつも雰囲気知ろうと

奈須脚本のゲーム「Fate/stay night」体験版ダウンしてやってみたり

(面白そうだけどプロローグだけだもんな・・)

その手のゲーム雑誌近所の本屋で買ってきて読んでみたら・・・

げぇっ!こういう世界なんですか!?

あの本屋行きにくくなったなあ・・(今回この事に関しては自分を褒めてやりたいw)

2005/11/09 12:18

投稿元:ブクログ

式と黒桐の物語の完結編。
荒耶との戦いも終わり、その荒耶が残した起源者との戦いも終わりました。
最後の章である、「空の境界」は蛇足ではないかと思うのです。確かに解説としてこういうのをつけるというのもわかりますが、物語としてはオチを説明しているような状態で、なんか邪魔でした。殺人考察で素直に終わっていれば面白い話だとは思ったのですが、最後の最後で気分を害された感じです。「終わりよければすべて良し」に対して真逆で、終わりが悪いためにせっかくの面白い物語がひどく陳腐に見えてしまいます。
そして、相変わらず的外れな解説。この本を読む人間が昔の伝奇ファンだという想定で書いているような感じで、我々ライトノベルやアニメ世代にもちょっと言い顔をしようというように見えます。まぁ、上巻の解説に比べれば、本文の解説やオタク文化、ラノベ文化やセカイ系、ブギーポップ等の話にも広げているので、まだましですね。ただ、ましって程度で、こんな解説になぜにこんなにページを割いているのかすら分かりません。別に解説いらないと思うんだけどねぇ。

2005/09/10 11:39

投稿元:ブクログ

読み慣れない文体のためか、読了するまで時間がかかってしまった。好きな話はいくつかあったけど、マンションの話は混乱。読解力が足りないのか。。

2004/10/22 13:36

投稿元:ブクログ

なんとなくタイトルで惹かれるモノがあったので、買ってみたんよね。
ワールド全開なんですかね。
微妙にもうちょっとなにか・・・うーん。

2004/11/11 14:34

投稿元:ブクログ

新伝綺ムーブメントの起点にして到達点!2年間の昏睡の後遺症として記憶を失い、この世のあらゆるモノの死を視ることのできる“直死の魔眼”を手に入れた少女・両儀式(りょうぎしき)を襲う数々の怪異。死そのものを体現化した太極の結界。永遠を求める魔術師。そして、再来する殺人鬼 。式を苛む“殺人衝動”の赴く先に、真実を告げる記憶の境界が開かれる !?

だそうです。

2004/11/04 10:16

投稿元:ブクログ

矛盾螺旋までだけだったなら、あくまで荒耶宗蓮があまりに強すぎる世界観だった、と個人的に思う。けれど、以降の忘却録音、殺人考察(後)と全巻の(前)があるからこそ、全巻通して、両儀式・黒桐幹也の物語として成立して、荒耶宗蓮や青崎燈子などの超越者は対比の対象としての立ち入りに収まる事ができたと思う。
それだけでなく、両儀式と黒桐幹也のキャラクターの対比、そして『空の境界』の両義性が出来ている気がする。両儀式は事故によって「」の袂で死に触れすぎ、且二年間の昏睡が自身を自身と認識できないという、不安感にさいなまれる。さらに彼女の内にいた織というもう一人の自分が死んでしまった。それらによる彼女自身の自己に対するあやふやさ、危うさ、空虚感が彼女の『空の境界』である。が、黒桐幹也は存在そのものが『空の境界』なんだろう。あまりに誰でもあり、誰でもなく。誰に対しても優しく、しかし誰に対されても理解されない。あらゆる色であり、色が全く無い。それは、一種の超越者の領域だ。それ故に孤独すぎる。そしてあまりに彼岸の魂の持ち主となってしまった。そういう意味で、彼は『空の境界』という存在になってしまっている。彼らだけでなく、出てきた超越者と言われるものたち、特に魔術師はそれぞれ『空の境界』をもっている。強さで見えなくなった(見ようとしなくなった)弱さの象徴のようなものが彼らにとっての『空の境界』かな。
超越者だけでなく、誰もが心に空っぽの境界をもっている。その空っぽの部分をどうやって埋めていくのか。織を亡くした式が幹也によってその穴を埋めようとするように、自身を自身足らしめる、その穴を埋める何か。それこそが、人生に大事なんだろう。

2005/04/26 14:14

投稿元:ブクログ

文章が好みではなかったので、心に入ってこないという意味で読みにくかったです。評判になって気になっていただけに残念。

2005/02/02 13:39

投稿元:ブクログ

上下巻完結。表紙は下巻。コアなファンが多し。複雑な設定、複雑な登場人物。でも、一度はまったら、なんだか癖になるような、ならないような・・・。