- 出版社:朝日新聞社
- サイズ:19cm/199p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-02-257908-0
プロ野球は崩壊する! スポーツビジネス再生のシナリオ
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- 税込価格:1,260円(36pt)
- 発行年月:2004.4
- 発送可能日:7~21日
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商品説明- 「プロ野球は崩壊する! スポーツビジネス再生のシナリオ」
近鉄球団名売却事件、小久保無償トレード問題、TV視聴率低下、スター選手の海外流出…。今、プロ野球は深刻な問題を抱えている。現代ビジネスの観点から、遅れている経営理念や問題ある制度を分析し、再生への道を提言。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「プロ野球は崩壊する! スポーツビジネス再生のシナリオ」
大坪 正則
- 略歴
- 〈大坪正則〉1947年佐賀県生まれ。西南学院大学商学部卒業。伊藤忠商事(株)を経て、現在、(株)ニッポンスポーツマネジメント代表取締役、(株)大広顧問。著書に「メジャー野球の経営学」がある。
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ユーザーレビュー- 「プロ野球は崩壊する! スポーツビジネス再生のシナリオ」
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2004/09/19 15:10
プロ野球まとめて産業再生機構行き?
投稿者:aguni(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
やれ合併だストだ新規参入だと大騒ぎの日本プロ野球。マスコミも悪役を作ってみたり、ヒーローを祭り上げてみたりと騒いでいるが、どうもプロ野球というものが目指したい方向・方法というものがよくわからない。言い方を変えれば、理念と戦略が見えないのだ。そのうえで戦術を話し合っているような印象で、時間ばっかりかかって何も決まっていない印象。非常にもどかしい。
この本を読んで、そのもどかしさの理由がよくわかった。簡単に言えば、誰もプロ野球のグランドデザインを描けていないのだ。加えて、球団・球場・親会社という3つの経営主体のカネの奪い合い。会計制度の変更で親会社とても赤字垂れ流しを許容できなくなっている。海外投資家の圧力もあるだろうし、株主利益に貢献しない球団経営に疑問を感じているオーナーも少なくないだろう。選手のストライキも多いに結構。しかし何を要求してのストライキなのかが確かにわからない。莫大な借金を抱えている企業にとって、従業員から突き上げをくらっても、無いものは無い、としか言い様がないのではないだろうか?
というわけでこの本では「興業から産業へ」の条件を模索している、と著者は言う。巨人一極集中の弊害、観客動員数横ばい、テレビ視聴率低下の現状、球団収頭打ちと選手年報の高騰、実力選手のメジャーリーグへの流出、全国的な知名度アップの後での企業側の目標喪失。プロ野球が沈み行く問題点を挙げればきりがない。しかし関係者の誰もが改革の道のりは遠い、とコメントする。この状況、つまりは内部の誰もが死に向かっていることに気がつかないあるいは気づいても何もしない、典型的なユデガエル現象なのだ。だから今のプロ野球に必要なのは、誰かがリーダーシップを取ってこの状況を改革しなければならない、ということ。しかも、この本を読んでみて、実際にはアメリカのメジャーリーグも大赤字であることがよくわかった。だからプロ野球の改革の手本として大リーグを見るのは愚かである。現実を良く見て、モノマネではないクリエイティブな改革者が必要なのだ。そしてそれはあくまで従業員たらんとする選手会ではおそらく何もできない。
この本にはその改革のヒントがたくさん詰まっている。こうなったら誰でもいい。ナベツネ亡き後、後は堤オーナーと根来コミッショナーのリーダーシップに期待するしかない。高校野球があれだけ面白いのだ。人気選手のリストラ、あるいは海外への移籍で儲けるというのもやむなし。そこまで踏み込んだ改革が欲しい。
それでも改革が無理だと言うのなら、今、ダイエーをめぐり産業再生機構の活用が取り沙汰されている。いっそプロ野球まとめて産業再生機構に送ってしまってはいかがだろう?







