- 出版社:講談社
- サイズ:20cm/286p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-06-212298-7
牛乳の未来
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- 税込価格:1,680円(48pt)
- 発行年月:2004.4
- 発送可能日:購入できません
- 本
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商品説明- 「牛乳の未来」
「美味しい牛乳の未来」は、自然の力を生かしたゆとりある牧場経営が作る! 北海道各地のj放牧酪農家たちとスローフードについて学ぶ札幌の消費者グループを訪ねて、生き生きした農業を報告。【「TRC MARC」の商品解説】
関連キーワード- 「牛乳の未来」
ユーザーレビュー- 「牛乳の未来」
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2004/06/21 03:36
北国の方言に浸って
投稿者:山口アキ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
方言の魅力に気づいたのはほんの最近のことだ。
なにせごたごたと方言ばかりを使いすぎるような田舎に生まれ育ち、時代錯誤かもしれないが、都会、特に「東京」に憧れを抱いてきたのだから、当然といえるかもしれない。
方言の持つ魅力を感じ始めていた僕にとって、この本は一層その思いを強めさせるものとなった。
「山地酪農の聖地」を作り上げた酪農家・斉藤さんの話を聞き書きしたものがこの本のメインとなっている。聞き書きであるがゆえに紙の上には自然な方言がのっている。北の柔らかい方言だ。
区切られていないのびのびした空。首筋の汗を乾かすさわやかな風。きらきらと流れる冷たい小川。瑞々しく薫る牧草。悠々と牧草を食す乳牛たち。そんな山の牧場で岩に腰掛けながら、斉藤さんの話を聞いているような気がする。
斉藤さんは酪農への思い、自分の過去、生き方の哲学についてリズミカルに、そして穏やかに、北国の方言で語る。一番自分自身に近い言葉で語られる斉藤さんの物語は、読み手の中にきちんと入ってくる。それが方言のよいところだろう。
もちろん内容も興味深いが、方言と語りの心地よさを思う存分味わうための本だと敢えて言わせてもらおう。







