紙の本
揺籃の星
2004/08/21 14:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こさぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々にホーガンさんの宇宙物です。
ここしばらくはなんか軍事サスペンスっぽい作品でしたけど、久々に宇宙です。基本になる理論はあやしげな実在の理論ですが、それを元にがんがん話が進んで行くのがたまらんかったです。
おかげで連日睡眠不足状態に陥る始末です。
しかも3部作の最初ということなので、わくわくドキドキです。
久々にSFにどっぷりつかれる作品かと思います。
ホーガンファンならば避けては通れない作品です。
紙の本
新三部作のはじまり?!
2005/01/07 21:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨンゴリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
地球から土星へ移住し、高度な科学技術社会を築き上げたクロニア人たちの使節が地球にやってきた。人類の存亡に関わるある警告と、人類の起源に迫る驚くべき学術的成果を携えて…。
デビュー作『星を継ぐもの』を髣髴させる壮大なテーマのハードSFだ。地球がかつて土星の衛星であったというクロニア人たちの仮説をめぐって、地球の科学者たちは甲論乙駁する。権威主義的なアカデミズムを痛烈に批判する様子などは、『星を継ぐもの』でみられた、仮説と検証を繰り返しながら真実に迫ってゆく科学的推論の面白さとは別種の、社会派小説的な面白さだ。
木星より突如うまれた彗星アテナの地球衝突というパニック小説的要素もふんだんなのだが、地球規模の大災害と逃避行を描く後半の展開はやや冗長な感が否めなかった。さして重要でない登場人物に関する描写にも辟易したが、地球脱出という目的達成のためには手段を選ばず、またそういうエゴを正当化して憚らない主人公たちの態度には、正直疑問を感じずにはいられなかった。
しかし全編に横溢している、科学への楽観的信頼に基づいたよりよい文明社会への憧れは、ハードSFの雄たる著者の面目躍如たるところであろうか。
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彗星が生まれる理由(荒唐無稽な)で、喧々囂々の地球科学界。その頭の固い保守的な科学者とそいつらを嫌って飛び出した科学者の変な喧嘩(と云うとえらく語弊がある) ホーガンの描く科学者は柔軟で好きv
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地球にじゃんじゃん隕石が降ってくる話。ホーガンの作品はどれも、SFを読む時のワクワク感が味わえて大好きなのだが、この本を売っぱらってしまったのはヴェリコフスキー理論という疑似科学に基づいている点が肌に合わないから。もちろんホーガンは疑似科学を構築してストーリーと絡ませるところが面白いのだが、ほんとにトンデモ科学にはしってしまっているとしたら残念である。話自体はまあまあ面白いがこれを読まなくても隕石衝突SFはいくらでもあるのでいいでしょう。
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設定自体が「トンデモ系」なので、最初はちょっと違和感を感じます。前半は少しつらいものの、後半から話しが動き出すと一気にエンタメ系に変わります。下巻に続くっ
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上下巻あります。
こっちは上巻。
おもったより早く。
地球滅亡が訪れてしまい、それでもどうにかしようと
頑張る人と諦めちゃう人が見事に描かれています。
実際におこってもこうなりそうな、非常にリアルな
作品です。
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ヴィリコフスキー学説というトンデモ学説をネタにしていてちょっとアレなんだが、僕としては作中で語られる「モンデール主義」や、相変わらずの反権威主義、合理主義などのホーガン節が好きで一気に読み進んでしまった。
特に、ピョートル・クロポトキンの相互扶助論的な「モンデール主義」は僕は好きだ。多分、これまで書いた作品も同様の思想を根っこにして書かれているんだろうなあ。「断絶への航海」とか「ミラーメイズ」とか。ホーガンはどこまでもホーガンなんだと思った。
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3か2か迷うところなんだけれど…、
なんか設定が奇抜すぎて若干ついていけなかったのと
前半と後半の物語の違いが大きくてうーん、という感じと
SFっつーかSF? まあSFか、みたいな感じなのと。
という感じです。
『星を継ぐ者』シリーズが好きだったから(『内なる宇宙』を除く)
期待値が大きかったというせいもある。
でも続編買ったから読みます。
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今となってはムチャクチャな設定で話しがダラダラと続き、およそ10分で上巻は読み飛ばし(^_^;)
下巻に期待。
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ここで、こんなところで上巻終わりかーッ
スタトレTNG第3シーズン最終話見たあとのようにハラハラするよう!!
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http://shinshu.fm/MHz/67.61/archives/0000312442.html
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[ 内容 ]
<上>
地球はかつて土星の衛星であった!?
土星の衛星に住むクロニア人科学者たちは、地球の科学者にとって到底受け入れがたい惑星理論を展開する。
太陽系は何十億年も同じ状態を保ってきたのではない。
現に今、木星から生まれた小惑星のアテナは突如彗星と化し、地球を襲おうとしているのだと。
物議を醸したヴェリコフスキー理論を大胆に応用、宇宙の謎に迫るハードSF新三部作開幕。
<下>
通信障害の増加、いちじるしく明るいオーロラの発生。
彗星アテナの息吹は確実に地球に届きつつあった。
大変動の日を迎えたとき、地球の未来に貢献できる人物とはクロニアにたどり着ける者であり、クロニアに行く唯一の手段とは軌道上にあるシャトルに乗り込むこと。
そこで有能な原子力エンジニアでクロニア人の信頼を充分に得ているキーンが招集されるが…彼の下した決断は。
[ 目次 ]
<上>
<下>
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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新三部作の第一作。揺籃(ようらん)=ゆりかごですから、次はどうなるのでしょうか。
久々のホーガンの新作という気がします。それもかつてのガニメデ三部作の路線です。期待して読み始めました。しかし・・・。
なんかちょっと違います。恐竜の謎、旧約聖書の記述の謎など「らしい」所もあるのですが、後半は良くある彗星の地球衝突のディザスター小説です。それも凄惨さばかりが表に出てホーガンらしくありません。
もともとホーガンという人は、科学的であるより、物語の面白さを優先する人で、むしろ私はそれが好きなのですが、今回はちょっとね。肝心の彗星発生のメカニズムも描けてないし・・。
なんだか少々消化不良。でも、幾つかの謎は残してあるので、これを次作でどう処理されるかを期待しましょう。
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かなり登場人物も多いようで。
で、もととしている物語は
トンデモ理論だったようで。
だけれども、それが「真」の形をとった場合
どうなっているかという作品です。
というか、今これを読むと
国内事情まんまじゃないと
笑ってしまいましたね。
●〇ゴミなんかまさにこれの最たるもの。
売れるような情報しか出さないというね。
で、隠ぺいする。
あれ~どこかの偉い人がやってませんでしたっけ~
それと同じことを寝取り野郎が
やってのけてくれています。
圧倒的な不利、
そして情報遮断という
憂き目を見てしまう主人公。
さて、どう挽回する?
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