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へんないきもの

  • 出版社:バジリコ
  • サイズ:20cm/157p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-901784-50-1

へんないきもの

早川 いくを (著)

  • 全体の評価 3.57件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,57545pt
  • 発行年月:2004.8
  • 発送可能日:1~3日

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商品説明- 「へんないきもの」

音波兵器を持つエビ、足が85本のタコ、サイバーパンク深海魚…。地球にうごめく珍妙で奇怪な生きものたちを、すべて精緻なイラスト付で詳細解説。ほんとにこんないきものいるのか? どうしてこんなに変なのか!【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「へんないきもの」

早川 いくを

略歴
〈早川いくを〉1965年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。広告制作会社、出版社勤務を経て、デザイン・ライターとして独立。ブックデザインなどを手がける。

関連キーワード- 「へんないきもの」

ユーザーレビュー- 「へんないきもの」

全体の評価
3.5
評価内訳 全て(7件)
★★★★★(1件)
★★★★☆(2件)
★★★☆☆(2件)
★★☆☆☆(2件)
★☆☆☆☆(0件)

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2004/10/27 07:58

お子様がお気に入り

投稿者:まりも庵(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供がすっごく喜びましたネェ。
へんないきもの達の姿や性質もさることながら、書かれている文章が笑えるんですねぇ。
大笑いというよりは、クスッと笑える感じの何とものどかな生物図鑑。
ただ、時々大人向けのコメントがあって、それの説明を求められるのがちょっとお困りだけど。
でもでも、面白い。
第2弾3弾と、ちょっと期待してしまう。

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4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/08/22 21:18

楽しく読んで眺めているうちに、多少反省もさせられてしまう

投稿者:萬寿生(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

世の中には奇態な形や、奇妙な生活をしている動物が、いるものである。この本では約70種類の海の魚類、軟体動物、甲殻類、腔腸動物などと、陸の昆虫、環形動物、哺乳類などが、紹介されている。見開きの左ページに解説文、右ページに図が掲載されている。この解説文が面白い。擬人化した表現で、諧謔、皮肉、ひねりがきいている。動物達も好き好んで気妙奇天烈な形態をとったり、一見優雅に見えるが貪欲な食欲を持っていたりしている訳ではない。環境と進化の必然によるものである。むしろ人間の方が、必要もないのにけばけばしく飾り立てて、人目を引こうとしたり、食べきれない程の食事を用意し、結局捨ててしまったりしている。楽しく読んで眺めているうちに、多少反省もさせられてしまう。

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0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2004/11/09 11:54

へんなの!?

投稿者:チョウチンアンコウ(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

サカナが性転換するというお話は、最近子どものために購入した
中山千夏の絵本『へんなの』で興味を持ち始めていたところでしたが、
生き物ってほんとに「不思議なもの」「へんなもの」だと思ってしまったら、それがまずいんですね。
それは人間だけがもつゴーマンな見方、考え方。
向こうから見れば人間の方が「へんないきもの」なんですから。

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9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2006/03/22 16:59

イラストが写実すぎて・・・

投稿者:銀の皿(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 こんなへんなのがほんとにいるのか?という生き物がイラストとひねりの効いた文章で紹介されているのですが、「おしい!」と思うことがあったので、書評を投稿いたします。それは「写真が欲しい」ということ。この本のイラストはとても精密で、写実的に良く描かれています。しかし、しかしなのです。面白い形のオオグチボヤやメリベの類なども、イラストが精密で非常に写実的であるために、かえって逆説的に「嘘っぽい」のです。。。もしかしたら、ほんとは「でっちあげ」がいくつか混ざっているのかも?と思ってしまうぐらい。(え、ほんとにそうなんですか?)
 この本には少々写真も載っていますがあまり質が良くありません。予算の関係でしょうか。それでも写真が欲しかったところです。あるいは次善の策として、写真のついているURLと、アクセスするときの名称(種名とか、英語名とか)だけでも傍に付けてあったなら。巻末に参考HPが挙げられていますが、活字も小さく、利用しにくいのです。
 カラーでなくて残念、というのもあります。例えばアミガサクラゲ。遊泳中、「繊毛は目もあやな虹色に光る」というのですから、カラーの綺麗な図版が欲しかったです。例えばヤツワクガビル。「毒々しい黄色と紺のツートンカラー」だそうですが、モノクロの図版では迫力は落ちます。でも、「色まで載せるとグロテスク過ぎる」とのご配慮かもしれません。それでしたらそれの載せてあるURL、アクセスの仕方などをその頁につけておいてくださったらよかったのにと思いました。カラーでないのも予算の関係でしょうか?
 イラストじゃないと描けないショットというものも確かにあります。例えばさっきの例のヤツワクガビル。丁度ミミズを食べている写真なんてそうそうあるとは思えません。あってもわかりづらかったり。そういうところはイラストが写真を補ってくれるでしょう。少しわかりづらくでも写真で「実在証明」をして、イラストでいきいきをしたショットを、だったらもっと良かったのにと思うことしきりです。
 いろんな生き物を「へえ」とながめ、ちょっと世の中も考えて、という楽しい本だったので、なおさら改良を望んでしまいました。続編も出ているそうです。改良が加わっているとよいのですが。

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3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/01/08 23:43

「おかしな」でもなく「変った」でもなく「不思議な」でもなく、「へんな」という言葉が一番しっくりハマる「へんないきもの」がこの世にはいるのですね

投稿者:らせん(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を本屋の棚で見かけたとき『幻獣図鑑』の類だと思いました。幻獣とは、河童やユニコーンや人魚みたいな、幻想世界の奇妙な生き物のことで、てっきりその手の架空世界の生き物の本だと思ったのです。だってお見せできないのが残念ですが、あの朝顔の双葉が開く直前にカパッと割れたような口を開いた生き物はナンだ? あの背中から陰毛のような毛を生やした甲虫はナンだ?
実はこれ全部、この地球上に実在の生物だっちゅうから驚きじゃありませんか。他にも音波兵器を持つエビ、足が85本のタコ、サイバーパンク深海魚など、地球にうごめく珍妙で奇怪な生きものたちを、精緻なイラストと、著者の多分に独断と偏見に満ちたオタク的な解説で紹介する本だったのです。

しかしこの世には奇怪な生きものがいるもんですな。どっかで「神は細部にこそ宿る」という言葉を聞いたことがある気がするのですが、極微の世界に生きる生きもの(この本だとクマムシやヨツコブツノゼミとか)の奇妙な姿を知ると、その言葉が真理だということがよ〜くわかります。
また、過酷な環境に生きる生物こそ、生存に適した姿に進化適応するという進化論が正しいこともわかります。暗黒世界に住む深海魚のボウエンギョの異様に発達した目や、海中に漂う海藻そっくりに擬態を凝らしてやり過ぎとも思えるリーフィーシードラゴンなど、驚くべき進化の果ての姿です。
しかし海は多様性のある生物の宝庫ですね。この本に出てくる大半は海洋生物が占めており、その次に昆虫が続きます。この本を読むと人類は宇宙探査や、宇宙人とのコンタクトに血道をあげるより、神秘的驚異に満ち満ちた海洋探査や昆虫世界の研究にこそ励む余地があるのではないか?と思ってしまいます。何せこれらの「へんないきもの」の生態はほとんど未知ならしいですから。そして人類は遠くの宇宙より近くの足元を見ることで、己の姿にも目を走らせるべきだな。他の生物から人類を見ると、二足歩行をして身体の割りに頭がでかくて、頭部以外ほとんど毛がない、それこそ珍妙極まりない生物なのではないでしょうか?

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2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2004/10/03 22:14

珍生物オン・パレイド

投稿者:鳥居くろーん(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

「そういえばお前はへんないきものだったな、クマムシ。」

「……。」

「聞けばおまえは絶対零度にも耐えるっていうじゃないか、クマムシ。」

「……。」

「放射線にも真空にも耐えられるって?」

「……。」

「だいたいおまえ、その格好はクマってガラじゃないな。『装甲獣ガルガラゴン』って感じだと思うんだけど、どうだい、こんな名前は。」

「……。」

「ところでお前、今どこに住んでるんだ? だいたい、姿が見えないじゃないか、どうしてなんだ?」

「……。」


我々は、我々なりに事情がある。笑わば笑え。妙なところしか毛の生えていない、すっぽんぽんで二本足の非力なサルよ。そしてもし我々のことを笑うならば、お前たちを喜んでこの「へんないきもの」の末席に加えてやろう。意味もなく互いに命を奪い合い、意味もなく泣き笑う、ひいでて可笑しな者どもよ!

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1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2004/10/10 16:27

へんなしょせき

投稿者:せどり三等兵(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

ライムグリーンのカバーに古風な書体の題名を躍らせる。
お洒落な生き物図鑑を思わせ、購入を誘うが中身はお洒落でもなんでもなく、お笑い路線なので注意が必要だ。

取り上げられる「いきもの」は、魚類であろうが哺乳類であろうが無脊椎動物であろうが、著者が面白いと思えるならば当選だ。ボケ役として何もしなくてもいじって頂ける。

主な構成は、左ページに文章、右に絵を配する。66回それを繰り返し、途中2つのコラムを挟む。

絵を使うのは決定的瞬間を描く方がインパクトがあると考えたのだろう。上手いしリアルで素晴らしい。

文章はネットの影響を強く受けたようだ。
文中、強調タグを使ったかごとく太く大きな文字を配する。笑いどころらしい。
そこを差し引いてもこの文章、かなりの曲者である。
一般人に合わせたのか、天然なのか、「ガメラ」や「ライダー怪人」や「仁義無き戦い」や「竹内力」なんかで直喩する。固有名詞を知らない人は笑えないから注意するように。また、時事を取り上げるので年月に耐えられないだろう。

下世話な視点から生き物を見るとこうなるのだろうか…。と思いつつ本を閉じた。
参考文献や参考HPの量はかなりの物であり「よく調べました」と評価しておく。

各テキストの量も大体この書評程度である。
二時間コッキリの娯楽に1,500円+税を払えるかどうかが判断基準となるであろう。

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