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ノルウェイの森 上(講談社文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 1,429件
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.9
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/302p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-274868-1
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

著者 村上 春樹 (著)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

605(税込)

ジュンク堂

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みんなのレビュー1,429件

みんなの評価3.9

評価内訳

すべては第一章に。

2010/01/09 20:43

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サムシングブルー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 村上春樹作品をすべて読んでいる彼女からのお薦めは『ノルウェイの森』でした。
 何度も書店で見た赤と緑のカバー。書店の壁にあった1000万人が読んだ『ノルウェイの森』の広告。少し尻込みしました。でも、読みたくて仕方がなかったのです。そしてページをめくると、そこには「多くの祭り(フエト)のために」とありました。
「僕と直子は四ツ谷駅を降りて、線路わきの土手を市ヶ谷のほうに向けて歩いていた。五月の半ばの日曜日の午後だった。」(38頁)
 主人公・僕に似た人を思い出しました。そして頑なだった二十歳前の私をも思い出してしまいました。
 上巻を読み終えてビートルズの『ノルウェイの森』を聴き、もう一度第一章を読みました。
「文章という不完全な容器に盛ることができるのは不完全な記憶や不完全な想いでしかないのだ。」(22頁)
 完全な文章に圧倒されて読んだ上巻でした。

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本に救われたことは、幾度となくあるけれど

2009/08/31 15:06

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カフェイン中毒 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ついに映画化、そしてキャストが決まったとのニュースに、複雑な心境の方も多いと思います。
村上春樹をベストセラー作家にしたこの小説が、世に出て20余年。
我が家には単行本と文庫本の両方があるのですが、まさに擦り切れるまで読んだのは文庫のほうで、
もちろん手軽さもあるのですが、文庫化された後のほうが、圧倒的に読む回数が増えたことも意味しています。

いまさらという気がしないでもないですが、未読の方のために。
大学進学のため上京して寮生活を送る、主人公ワタナベ。
亡くした親友の彼女だった‘直子’と、大学の同級生‘緑’。
ちょうど、ワタナベの上京前と上京後を映し出すような存在のふたりです。

生命力あふれる魅力的な緑。
一方で、どんどん精神を病んでいく直子。
おそらく二股などという言葉を意識もせず、どちらにも強く惹かれていくワタナベ。

魅力的な人物がたくさん出てきます。
そして、たくさんの死に直面します。
発売当時、興味本位でおかしな取り上げ方をされ続けた性描写もあります。
こうして筋立てだけをあげると、あまりにもあっさりしていますが、
じつのところたくさんのことが詰まっている物語です。
ひとつひとつのエピソードもかなり濃厚で、小説としてもじゅうぶん楽しめます。

私にとって村上春樹の小説は、読み返すたびに新しい発見があり、
ときには物語の解釈さえも変わってしまうものも、めずらしくはありません。
その中で『ノルウェイの森』は、
読むたびに感情移入の仕方が変わるという、少し変則的なものにあたる気がします。

自分の中にある「ワタナベ」「直子」「緑」的なもの。
読み返すたびに、いちばん近しく感じる人物が違っていて、
以前は理解できなかった感情がするすると頭に入ってきたり、胸をしめつけたりもします。

村上春樹の最高作ではないのかもしれないし、
私が繰り返し読むのも『ノルウェイの森』だけではありません。

それでも、読むたびに激しい感情の揺れを突きつけられるのは、この物語がもっとも多い。
揺さぶられ、何かを突きつけられ、そのくせ物語の細部を心から楽しんでいるのです。
若いうちにそんな小説に出会えたことが、どれほどの喜びで、同時に救いになったことか。

そう、私はこの物語に、幾度となく救われたのだと思います。

何かについて悩んでいるときも、そうでないときも、
いつも私は登場人物の誰かに、心を重ね合わせていました。
答えが書かれているわけでは、もちろんありません。
物語を楽しむのと同時に、自分の存在の危うさを見つめ直す作業を、
無意識のうちにしていたのだと、今になって気づきました。

そうやって10代、20代を過ごし、そういえば最近手に取っていないことを、
映画化のニュースで、ふと思い出しました。
今、私は物語の中の誰かと、しっくりくるのでしょうか。
それは、ずっと遠い存在であったレイコさんでしょうか。
それとも、年齢を超えて、今でもワタナベや直子、緑に、自分を重ねてしまうのでしょうか。

そんなふうに考え始めると、また手に取らずにはいられなくなります。
幸い、この物語は幾度読んでも飽きません。

じつはこれ、恋愛小説として読んだ記憶があまりなく、
村上春樹の作品の中では、圧倒的に読みやすいと思います。

「春樹ってちょっと苦手……。でも、気になるんだよね」というとき、よかったら手に取ってみてください。
もしかしたら、お気に召すかもしれません。

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物書きとして誠実であること

2008/06/10 21:49

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

『風の歌を聴け』にも書き込まれていたように、村上春樹は文章それ自体の役割と限界に──どちらにも公平に──実に誠実な作家であるといえる。それは、『ノルウェイの森』冒頭の、直子との記憶とそれを書くことの困難を書いた件に、如実に表れているといえるだろう。さらに、村上春樹は、こうした誠実な文章への姿勢から、小説それ自体も形作られていることを見過ごしてはならないだろう。思い出せないけれど、骨にしゃぶりつくように、書けることをなるべく正確に書く、そこから『ノルウェイの森』の物語は始まるのだし、それがなければ物語が始まることはなかったのだ。

『ノルウェイの森』はもちろん回想小説なのだが、それは技巧的な問題としてではなく、この物語の要請であると同時に、作家の姿勢が自然に導いた当然の成り行きでもあったのだ。そこから紡がれる物語は、きわめてプライヴェートなもので、実に繊細な様相をもつ小説である。だから、これは感傷的な小説にはちがいないのだが、それはすぐれて戦略的な小説でもあるのだ。してみると、この小説の成功は、ひとえにその誠実さにあったといえるのかもしれない。

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よかった

2016/03/25 16:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りんごあめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

先日、別の作品で村上春樹の小説デビューをしまして、すごく気に入ったのでまた買い、今回のノルウェーの森は2作品目でした。
レビューもすごく多いだけあり、内容はとてもよかったです。
また小説買いたくなったら村上春樹の作品を買おうと思います!

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生半可な気持ちで読むと持っていかれる

2015/01/26 18:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:honto好き太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

これを読んだのは人生のどん底にいた時期だったので、危うく自分もあっち側に行く所でした。それほどの破壊力がある本です。
映画化もされているので、内容を知っている人も多いかと思いますが、読む時は気合入れて読まないと心を持って行かれます。
喪失感が凄いんです。でも、素晴らしい物語なのです。切ないけど、また読みたい。そう思わせてくれる小説はそんなに多くはありません。

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現代社会における人間関係の希薄さや不安感の暗喩

2008/06/22 18:21

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:dimple - この投稿者のレビュー一覧を見る

『カフカ』のときもそうだったのであるが、親しい人の失踪と不慮の死、そしてユートピア的共同体の存在が村上作品の特徴をなしているように思えた。

ユートピア的共同体については、本作品の場合、精神を病んだ直子が入所した療養施設『阿美寮』がそれに該当する。

もっとも、『阿美寮』の場合は、「ユートピア」(=理想郷)というよりはむしろ、「アジール」(=世俗の世界から遮断された不可侵の聖なる場所、平和領域、避難所)であるように思えた。

では、村上作品にしばしば表れる「ユートピア」ないし「アジール」とは何か?それにはある種の(そして、おそらく村上自身の)現代社会に対する考え方が反映されているのではないかと思う。

現代社会おいては、個人は従来の共同体的束縛(=地域社会、会社、家族等)から解放され、以前よりもはるかに多くの自由を獲得したのであるが、同時にいろんな意味での不安定さ、不安感を個人が抱え込むことになった。個人と個人の関係が希薄になったということでもある。

この不安感が、現代社会における、ある種の「生きにくさ」を生み出している・・・という考え方が本作品から読み取れるような気がしてならない。

つまり、作品中で、親しい人が失踪したり、アジールとしての原始的共同体が存在するのは、人間関係の希薄さや個人の不安感に起因する、現代社会の「生きにくさ」のメタファー(=暗喩)ではないか、ということである。

また、本作品に多い性描写において、行為が最後まで至らないところも、人間関係の希薄さや個人の不安感のメタファーなのかもしれない。

例えば、直子は、長い間付き合っていた前彼のキヅキとすら性交に至っていなかったのであるが、ワタナベと親しくなり性交した直後に失踪し、療養施設に入所してしまう。

その後、療養施設でワタナベと逢ったときも、お互いが求め合っているにもかかわらず、直子が手で処理するだけで終わってしまう。

また、積極的で開けっぴろげな緑に対しても、緑はワタナベにシグナルを送っているにもかかわらず、手で処理してもらう関係に留まっているのである。

では、下巻の最後で、ワタナベがレイコさんに「押しとどめようのない激しい射精」をしたことをどのように解釈するべきなのか?この点については、直後のワタナベとレイコさんの会話にヒントがあると思う。


「私とやるときはそんなこと考えなくてもいいのよ。忘れなさい。好きなときに好きなだけ出しなさい。どう、気持ちよかった?」
「すごく。だから我慢できなかったんです」
「我慢することなんかないのよ。それでいいのよ。私もすごく良かったわよ」(下巻・288-289頁)


ここには希薄さや不安感を超えた、真の親しみと愛情、そして許し合える関係が成立しているといえないだろうか。レイコさんがずっと年上であることも併せて考えると、村上自身の中では、それでも社会に対する希望を見失っていないように思えてならない。

ただ、そこまで深読みしなくても、本作品は、恋愛小説として十分楽しめる物語となっている。直子と緑は理知的な点では共通しているが、直子が内向的な性格であるのに対して、緑は開けっぴろげな性格である点では対照的である。

直子と緑のどちらが好きか?と言われれば、緑と答えることにしておこう。

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親世代の若者

2016/02/01 18:53

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

随分と昔に大変はやった小説を読んでみた。いつの時代の若者も変わらない気がした。ただ、学生運動なんかは今では考えられない。昔の若者の方が夢があったし、未来を変えようとする行動力があむたんだと思う。全編通して、ほぼ恋愛や女性関係の話なので、好き嫌いが別れる作品。映画はイマイチだった。

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ノルウェイの森から村上春樹を始めてみる

2012/09/08 01:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sleeping lion - この投稿者のレビュー一覧を見る

人生初の村上春樹をノルウェイの森から始めてみた。
うむ。なんというか、文学的だ!今までは宮部みゆきとか、福井晴敏とか読んだりしてきたけど、この文学的な感じは、数少ない読書歴からすると、辻仁成と江國香織の冷静と情熱のあいだみたいな感じを受けた。読書歴少なくてすみません。

まだ上巻だけど、とりあえず話としてはもうひたすら、直子という女性との関係の話に尽きる。ノルウェイの森って、こんな話なんだー、という実感。

最初のうちは久し振りの文学的な文体にドギマギしたけど、だんだん慣れてきて面白くなってきた。そして、微妙に・・・というか、かなり、文学的にエロいのである。驚いた。

下巻へ続く!直子とどうなるのか!?静かにワクワク。

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2005/02/08 13:14

投稿元:ブクログ

3度目。
これは官能小説なの?

ーーーーーーーーー

2度目に読んだら、前よりすごく心に浸透してきた。おもしろいよ、とは言えない。でも、十代とかそのへんの年齢でたぶん感じる虚無感とかを、すごくうまくとらえてる気がする。だから引き込まれる。

2004/09/26 23:23

投稿元:ブクログ

村上春樹氏のベストセラーの1つである長編小説です。私自身、高校時代に読んで深く感銘を受け、今でも大切な作品です。

2008/01/29 02:21

投稿元:ブクログ

▼再読。初めて読んだのは中学生の頃。▼中学生の私は『ノルウェイの森』を「気持ち悪い話」というふうに受け取っていた。しかし今は……ちょっと気持ち悪いけど、当時触った嫌悪感の棘のようなものはさほど感じられない。感受性が鈍くなったのだろう。それを思うと結構哀しい。▼が、春樹の小説には、過去味わったのとはまた違った味があるものだと思った。▼冬の読書にお勧め。中学生の頃は、多分夏休みに読んでしまっていたと思う。こいつは、やれやれだぜ。(08/1/22読了)

2004/09/25 19:36

投稿元:ブクログ

評価は高いですが、自殺の斡旋本であるような気が・・・。
とにかく自殺の描写が美しく描かれています。

2004/09/24 17:14

投稿元:ブクログ

自分が小説を読むようになったきっかけとなった本。友達に薦められて購入し、以来村上春樹好きに。上下巻になっていて量が多い気がするけど、読みやすいのでそこまで長さを感じることはないと思う。この本を中心に卒論書く予定です。

2004/09/28 12:00

投稿元:ブクログ

突然この本を読みたくなる時が一年に一度はある。回を重ねる毎にその時の自分の心理状況等が反映されてか異なる感想を抱く問題作。

2004/09/27 00:41

投稿元:ブクログ

以前,大切な人が 目の前に見えてる死に向かって生きるなんてほんと信じられない状況だった。私にとってその年月は忘れることのできない時間だと思う。よい意味でも悪い意味でも。でも、いろんな形で成長できたかもしれない。

「あなたがもし直子の死に対して何か痛みのようなものを感じるのなら、あなたはその痛みを残りの人生をとおしてずっと感じつづけなさい。そしてもし学べるものなら、そこから何かを学びなさい」

これは本の言葉だけど、私にとって勇気づけられるものになった。
そして、子供な私が少しだけ大人になるきっかけになれる気がした。

生と死は、ほんとに背中合わせの状態にある。
生きているから死があるわけで。

なにはともあれ、今日を元気に今を大切に過ごそうと思った。

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