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タモリのTOKYO坂道美学入門

  • 出版社:講談社
  • サイズ:19cm/190p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-352723-9

タモリのTOKYO坂道美学入門

タモリ (著)

  • 全体の評価 53件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,68048pt
  • 発行年月:2004.10
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明- 「タモリのTOKYO坂道美学入門」

「坂道」の世界にようこそ! 日本坂道学会副会長のタモリが、TOKYOを激写。勾配が急で江戸の風情がある「よい坂」を紹介する。散策によし、デートによしの街歩きの決定版! 『TOKYO★1週間』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「タモリのTOKYO坂道美学入門」

タモリ

略歴
〈タモリ〉1945年福岡市生まれ。早稲田大学文学部中退後、芸能活動を開始。「笑っていいとも!」で不動の人気を得る。「日本坂道学会」の副会長も務める。

関連キーワード- 「タモリのTOKYO坂道美学入門」

ユーザーレビュー- 「タモリのTOKYO坂道美学入門」

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6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2004/11/24 21:23

「その辺の坂道」を眺める目が変わります

投稿者:べあとりーちぇ(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 タモリ氏を一言で表現するとしたら、「趣味人」という言葉がぴったりだ。毎週金曜日の深夜に放送されている「タモリ倶楽部」を観ているとつくづくそう思う。氏が興味をお持ちの分野がどれだけ広範囲に亘っているか、そしてまたそれらについてどれだけ深く理解しているか、垣間見る度に感服するしかない。
 本書はそういうタモリ氏の興味のひとつ「東京の坂道」について、微に入り細に入り書かれたものである。何でも某出版社の社長さんと設立した「日本坂道学会」なるものがあって、タモリ氏はその副会長なのだそうだ。もちろん会長は某社長さんで、実はお2人以外の会員数は未だにゼロというあたりが微笑ましい。

 江戸時代の東京についても非常に深い造詣を誇るタモリ氏から見れば、坂道というもの、江戸の面影を残す貴重な観察対象である。それぞれの由緒と風情があって、鑑賞対象としても魅力タップリらしい。ちなみにタモリ流坂道鑑賞ポイントは以下の4つ。

 1.勾配の具合
 2.湾曲のしかた
 3.まわりに江戸の風情を醸し出すものがある
 4.名前に由来、由緒がある

 そういう訳で、港区、文京区、新宿区を始めとした9つの区の、選り抜きの坂道37についてが事細かに記されている。それぞれのウンチクはまさに立て板に水、タモリ氏の嬉しそうな語り口が聞えてきそうで大変に読み応えがあるのだ。前述の4つの鑑賞ポイントを★〜★★★★★で表した「坂道実力判断」やウォーキングマップ、お勧めのルートと観光ポイントにお立ち寄りスポットも紹介されていて、読んでいるうちに「明日にでも行ってみようか」という気になること請け合いである。
 ルートガイドには編集部が概算で調査した総距離と所要時間も載っているのでお散歩計画も立てやすい。各区の章末には方向音痴な人でも安心な地図まで付いた至れり尽くせりの安心構成。

 巻頭文にあるように、開発の具合で道は変わって行くけれど、坂道はそのまま残っている場合が多い。それはきっと東京だけでなく、日本の他の地域でも同じような傾向があるのだろう。だとしたら、住まいの近辺にあるあんな坂やこんな坂、調べてみたら実は意外な由緒があるということも有り得る。
 一味違った「東京のデートコース」を企画してみるもよし、「日本坂道学会」3人目の会員を目指して近隣の坂道を研究してみるもよし。ついついその気になってしまうのは、本書にあふれる坂道への愛着にノセられるからなのだろう。

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4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/02/23 00:55

坂道の美学

投稿者:坂道脇の住人(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

タモリさんは幼い頃、坂道を下ったところにある幼稚園を見学して、お遊技の余りの馬鹿馬鹿しさに呆れてしまい幼稚園には行かなかったそうだ。

私が幼児の頃、住んでた街でも、ぐるぐると曲った坂道を下ると幼稚園があって、そこにはマリア様の像とか、黒くて長いドレスを着た外国人の神父さんが居て、家の周りとは全然違っていて、子供ながら大層憧れてしまい、早く幼稚園に行きたかった事を憶えている。でも入園直前に引っ越してしまい、坂道の下の幼稚園は幻になってしまった。
けれど、その後も坂道に住む事が多かった。大人になって引っ越し先を選ぶ時は、意図的に坂道の側を選んだと言っても良いくらいだ。

今住んでいる所も坂道の脇で旧街道に面していて、緩いカーブがあって大きなお屋敷には竹林と大きな樹木が印象的だった。その道だけは夏でも涼しい陰が落ち、中々情緒があったものだ。坂道の名前も江戸時代についた物で、毎日昇り降りする坂道に、私はすぐに愛着を持った。
越して来て3年が経過したが、お屋敷はマンションになり、坂道は道幅を拡張してしまい、以前のような緩いカーブのある小道ではなくなってしまった。元々、人の多く住んでいる街なので、仕方のない事実なのだろう。以前は存在した緩いカーブをした坂道は、思い出すだけの存在しない道となった。そして私も引っ越す事になった。風情のあった坂道では無くなったとは言え、愛着を感じてた日常だ。やはり離れるのは寂しい。
せめて、次にに住むところも、やっぱり坂道がいいと思った。坂道の魅力はクセになってしまうのだ。

本書は「東京一週間」という若者向けの情報誌に連載していたので、ガイドマップや食事スポットも載っている。実際に訪れるのに、坂道だけ歩いて去るのも味気ないだろうから、お店の情報なんかは、実に役立つ事だろう。

ちなみに、タモリさんは中々センスのある方で、掲載されてる写真も御自身で撮影されてます。
本書に載っている中で、私が気に入ってる場所は、暗闇坂と高輪周辺です。
あなたも是非、自分だけの素敵な坂道をを見つけて下さい。

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3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/01/18 21:08

知的好奇心旺盛なタモリらしい本

投稿者:川中 律(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

天気図、地図(古地図、海図含む)、時刻表などのマニアであるタモリの非常に『タモリ倶楽部』的な坂道のガイドブック。東京の坂というのは昔から小説や映画などによく出てくるが、実際行くとなるとよほど好きでないと結構大変だと思う。この本に紹介されている坂も、私にとって名前は聞いたことはあるが行ったことのない坂が多く、また通った事がある坂でも名前までは気に留めたことはなかった。ましやその坂の由来まで気が回るわけがない。
この本では1つの坂を見開きで紹介していますが、そこに載っているタモリの紹介文が秀逸で、さすが古地図マニアらしい坂の名前の由来のうんちくや、自身の坂に対するエピソードなどがサラリと書かれていて非常に面白い。
また、1つの坂の散歩ルートも載っているが大体1時間以内のコースに設定されているので気軽にちょっと行って見ようという気にもさせられる。
次回は『タモリ倶楽部』でもやっていた電車が見えるホテルとか電車と並走できる道などのガイドブックも出して欲しい。

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