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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.11
- 出版社: 日本実業出版社
- サイズ:21cm/169p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-534-03835-6
紙の本
カラー図解鉄と鉄鋼がわかる本 (Visual engineering)
飲料の容器から自動車のボディ、建築資材など、身の回りのあらゆる場面で利用される「鉄」。鉄鉱石の話から製鉄・製鋼のプロセス、溶接やめっきの技術、さまざまな鉄鋼製品の種類まで...
カラー図解鉄と鉄鋼がわかる本 (Visual engineering)
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商品説明
飲料の容器から自動車のボディ、建築資材など、身の回りのあらゆる場面で利用される「鉄」。鉄鉱石の話から製鉄・製鋼のプロセス、溶接やめっきの技術、さまざまな鉄鋼製品の種類まで、図と写真を豊富に盛り込んで紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
日本の鉄って、凄いんだア
2005/03/12 22:34
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の鉄鋼産業が空前の活況を呈している。かつて「鉄は国家なり」
と肩で風を切り、経団連会長の座を鉄鋼メーカーが独占し続けて
いた時代も今は昔、斜陽産業と揶揄され、赤字会社がつい最近まで
続出していたのがまるでウソのようである。理由は中国向けに日本の
鉄が売れに売れているからだという。しかしちょっと待って欲しい。
中国政府は過熱する中国経済を冷やすため昨年夏あたりから金融を
引き締め、中国の鉄に対する需要は総量では減少しているのだ。
しかし、しかしである。中国の鉄需要は全体としてかなり減っているが
日本からの輸入は引き続き増えているのだ。その理由は、同じ鉄は
鉄でも中国で作っている鉄、他の国で作っている鉄と日本で作って
いる鉄が、その質において全然違うものだからなのだ。日本は我々が
知らない間に高張力、高性能の鉄を作ることに成功し、こうした高品質
の鉄を作れる鉄鋼メーカーは日本のほかにはほとんど無いという状況を
いつの間にか作ってしまったのである。その具体的内容が本書に書いて
ある。この二十年間に血の滲むような努力を重ねた日本の鉄鋼メーカー
のプロジェクトXを本書を紐解いてとくとごらんあれ。