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春期限定いちごタルト事件(創元推理文庫)

推理・ミステリーhonto ランキング第67位

  • 発行年月:2004.12
  • 出版社:東京創元社
  • レーベル:創元推理文庫
  • サイズ:15cm/251p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-45101-2

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春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

米澤 穂信 (著)

紙書籍

626 ポイント:5pt

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486(4pt) 春期限定いちごタルト事件

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ユーザーレビュー

全体の評価 3.7
3.7
評価内訳 全て(530件)
★★★★★(71件)
★★★★☆(178件)
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★★☆☆☆(26件)
★☆☆☆☆(5件)

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米澤先生の真骨頂

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2014/06/25 08:11

評価5 投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

氷菓シリーズがよかった人には間違いなくおすすめ。トロピカル、栗きんとんと続けて読みたくなること間違いなし。小佐内さんのオオカミ娘っぷりは、ますますヒートアップしていきます。

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米沢さんの青春小説は鉄板だ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2012/10/29 10:38

評価5 投稿者:vergs - この投稿者のレビュー一覧を見る

続編をぜひ読みたい。

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互恵関係の小鳩君と小佐内さん

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2007/10/09 23:03

評価4 投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年より、はれてめでたく高校生になった、
小鳩君と小佐内さんは恋愛関係でも、友人関係でもない、
お互い、兎に角、目立たなく小市民として過そうとする
互恵関係にあります。
 そんな二人が出会う正に小さな謎の数々、
小市民を目指すはずなのに、なぜか、謎を解いていくはめに、、、。

 私、こういう人の死なないミステリ大好きです。
日常の小さな人畜無害な謎や疑問を推理して(勝手に)解いて、ああそうかと、、。
北村薫さんも、よくこういう人が死なない素朴な日々の謎みたいなミステリを書いていますね、、。
 兎に角、全体の雰囲気がいいですね、、。
何故か、読んでいて、胸キュンになってしまいます。
 こんな地味で小市民を目指す、二人で、小説になるの!??って思いましたが、
逆に"ひき"キャラすぎて、二人とも、充分キャラが立っています。
 小さくて、(小学生料金でバスに乗れそうだとか、)普通にしてても、目立たない、小佐内さんが、なんとなくどこか可愛いです。
 しかし学校以外では、意外と目的別にぱーっと直ぐ着替えたり、おしゃれだったりします。
 基本的に、小鳩君が、ワトソンで小佐内さんが、ホームズですが、
なんでも解いてしまう、聡明な小佐内さんが、逆にミステリアスです。
本作で、シリーズがスタートしたぐらいで、
 この後、もう「夏季限定、、、」が出ましたが、
小佐内さんについて、色々解き明かされていくと思います。

 それに、二人の関係も、互恵関係では、すまないでしょう、、。
(勝手に、こんな事書いています)
でも、なんとなく、つかず離れずの関係をも続けて欲しい気もします。

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小市民を目指す非・小市民

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2010/02/15 00:05

評価3 投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙のイラストがネックが気になって敬遠していたのだけれど、多くの方が絶賛されているのに負けて(?)読んでみた。

そうしたら!

そうしたらっ!!!(2回言った)


面白いのなんのってーーーー!!!!


物語の主役は小市民を目指す高校一年生になったばかりの小鳩くんと小山内さん。このふたりの関係は、いわゆるカップルのそれではなくて互恵関係という。三省堂の辞書によると「互恵」とは「互いに相手に利益や恩恵を与え合うこと。」とあった。小鳩君は小山内さんに利益をもたらすためだけに小山内さんの側に存在し、小山内さんもまたしかりということだ。

それではここでいう「利益」とは何か――それは単純明快――小市民でありつづけること、ただそれだけである。ふたりが手に手を取り合って目指すのは、慎ましく清く正しい小市民なのだ。なんてちっちゃいスケールなのだっ!!と侮ってはいけない。小市民を「目指す」ということは即ち、彼らは小市民「ではない」ということだからだ。

できるだけ目立たず平平凡凡と、10人いたら11番目の人を目指す小鳩くんと小山内さん。ふたりを小市民へと向かわせるのは、15年という決して長くはない人生における「後悔」だ。

自らの性格から招いた過去の過ちに改心し、人畜無害の人間になるべく努力を重ねるふたり。しかし彼らの前には、過去においてきたはずの「性癖」を刺激する日常が広がる。過去との決別、後悔からの学びなどなど人生における大きなテーマ或いは闘いが軽いタッチで描かれていて読みやすい。

ただ読みやすいだけでなくところどころに織り込まれる、はっとさせられる言葉――このバランスがいいんだろうなぁ。

そして何よりも読者の心を奪って話さないのは、小鳩くんと小山内さんが人畜無害の小市民を目指すきっかけとなった「過去」だ。彼らはなぜ小市民を目指すことを決意したのか――その答えは本書では明かされない。彼らのささやかな闘いと、その心の奥に秘められた「過去」を知りたくてたまらない。こうやって焦れるように読書をするのは久しぶりだ。

ちなみに作品タイトルにある「いちごタルト」は、小山内さんが超・甘党でスウィーツに目がないことかとある事件に巻き込まれたことに由来するもの――詳しくはぜひ本書を手にとって確かめてください。



『春期限定いちごタルト事件』収録作品
・プロローグ
・羊の着ぐるみ
・For your eyes only
・おいしいココアの作り方
・はらふくるるわざ
・狐狼の心
・エピローグ

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評価4 投稿元:ブクログ

2005/03/11 08:40

小市民を目指す高校生コンビ。そのために互恵関係を結ぶ、という設定が面白いですね。日常の謎を解くミステリですが、謎よりもメインの3人のキャラクターと雰囲気が楽しいです。

評価3 投稿元:ブクログ

2008/01/29 02:17

▼自称「小市民」の友達の勧めに乗って読んだ、同作者の『インシテミル』が非常に興をそそったので。▼……まあ、面白かった。『インシテミル』の方が好きだけど、これも悪くない。構えないで読める構成がいいね。表紙の本気度が高いし、買ってもいい本だと思う。▼あまり派手ではない青春小説。この掌に乗って余らない感じ、語り口のユルさが魅力ではないかと。▼あまり考えながら読まなくていい小説。ただ、私は深読みしたい欲望がある人なので、足のつくプールで泳いでいるのが、ちょっとだけ物足りなかった。(08/1/14読了)

評価4 投稿元:ブクログ

2008/05/13 19:46

ライトノベルだけあってすっごく読みやすいです。
事件といっても日常の些細な事。
はっきりしてない部分がなぜか気にならない。曖昧さがいい。

評価4 投稿元:ブクログ

2013/04/09 16:55

ミステリといえば、一番のミステリは小市民を目指す二人の、その元となった事件。それが一番の謎のような気がしますが、今回は二人ともその片鱗をチョットだけ見せただけ。これは続きを読まねばミステリ本編の予告編を見せられた感じ

評価4 投稿元:ブクログ

2005/04/16 11:34

 高校一年生の小鳩君と小山内さんは恋愛関係でもなければ依存関係でもない「互恵関係」なるものを維持し、常に「小市民」であることを目指している。それなのに、二人にはちょっとした謎が頻繁に現れ、解きたくもない謎を解かざるを得ない状況に陥ってしまう…。
● 「羊の着ぐるみ」
 旧友である健吾から吉口さんの盗まれたポシェット探しに協力を頼まれた小鳩君。分担して校舎内を探すが…
● 「For your eyes only」
 楽しみにしていた「春期限定いちごタルト」を自転車ごと盗まれてしまった小山内さん。一方、小鳩君は美術部に残された2枚のそっくりな絵の謎に挑む。
● 「おいしいココアの作り方」
 健吾の家へ招かれた二人。健吾はちょっとした工夫でおいしいココアをごちそうしてくれた。ところが台所では健吾の姉が…
● 「はらふくるるわざ」
 中間考査のテスト中、教室の後ろでガラスが割れた音がしたために思い出しかけていた答えを忘れてしまった小佐内さん。犯人は誰、何のために? 知りたいのに「知りたい」と言えないのはまさに…。
● 「狐狼の心」
 「春期限定いちごタルト」とともにサカガミに盗まれていた小佐内さんの自転車。自転車は見つかったが、小佐内さんはそれに満足せず…。

 いわゆる「日常の謎」に属する連作短編集。前4編の謎は特に日常的で、そして小さく地味ですが、うまく処理してあります。それを補うのが小鳩君と小佐内さんのキャラクター。「小市民でありたい」という二人の願いは、4つの謎を解く中で「なぜ、小市民を目指すのか」という新たな謎を読者に向けて提示しています。この「なぜ、小市民を目指すのか」という謎ははっきりとして形では明らかにならないのですが、最終編「狐狼の心」ではここまでに繰り出されていた伏線が収束され、ちょっと大きな謎を解き明かすという展開です。よくあるパターンではありますが、これも連作短編集の醍醐味の1つでしょう。
 「小市民でありたい」という願いとはうらはらに、隠していた旧来の姿を出さざるを得ない状況に追い込まれていく二人。とくに一人称の語り手である小鳩君の心理的葛藤、そして健吾とのやり取りは非常に緊迫感がありおもしろかったです。
 結果として過去に関する謎が残されたということは、続編が期待できるということ、と決め付けて楽しみに待ちたいと思います。

収録作:「羊の着ぐるみ」「For your eyes only」「おいしいココアの作り方」「はらふくるるわざ」「狐狼の心」 (2005.01.19)

評価3 投稿元:ブクログ

2007/06/18 23:22

「目指せ、小市民」。
中学時代、イロイロあった小山内さんと「僕」は高校デビューを機に、「普通で平凡な」高校生になることにした。
・・・一見普通っぽく生きている二人なのに、どこかしこで違和感のある過去話が飛び出すのでそこんとこがなかなかスリリングです。
おとなしめな小山内さんが中学時代は「弧狼のような」人間だったとはにわかに信じがたい。

評価3 投稿元:ブクログ

2005/08/26 03:10

久しぶりにタイトルと表紙に惹かれて購入した一冊。
その名も「春期限定いちごタルト事件」!!そして可愛らしい表紙。
一見ライトノベルかと思いきや、創元推理文庫から出ているきちんとしたミステリーでございます。
小市民を目指す高校生、小鳩くんと小山内さんの話。
トリックは小難しくなくて、殺人も起きない。小鳩くんが解くのは、日常の謎。
北村薫さんや、倉知淳さんの書くミステリーの雰囲気に似ているように感じます。
起こった謎も気になるところですが、どちらかというと、小鳩くんと小山内さんが何故、小市民の星を目指すにいたったかの方が気になったり(笑)
表紙買いでしたが、「あたり」かな?
他の作品も読んでみたいです。

評価4 投稿元:ブクログ

2004/12/25 00:46

最新作。
これは、主人公が無気力ではなく、ある感情を必死に「耐えている」風情がおもしろく、なおかつ小山内さんのキャラも楽しくて、素直に楽しめました。
お勧めです。

評価3 投稿元:ブクログ

2006/04/19 09:57

ずいぶん前に買っていたけど、「春期限定」とあったので、この時期に読み始めました。「いちごタルト事件」と言うように「事件」であって「殺人事件」ではありません。日常の些細な出来事(それが、テスト中に割れた瓶であったり、消えたポシェットであったり、謎の2枚の絵であったり、美味しいココアの入れ方の謎)であったりするのだけど、当事者にとっては「事件」を、灰色の脳細胞を働かせて解き明かす連作短編集。そんなポアロみたいな記述はないし、高校生1年の小佐内さんと小鳩君はもっと若々しいのですが。
小佐内さん、小鳩君と言う名前からして、穏やかな感じの高校生って感じですが、波風を立てずに小市民として生きていきたいと思う高校生です。高校生にしては少し覇気がないか(笑)。

と言うこと、ライト感覚な探偵物語です。こういうのは嫌いじゃないけど(むしろ好きだったりしますが)ちょうど今の私はもう少し濃厚なものがほしい時期だったので、少しもの足りない話でした。

●収録作品
「羊の着ぐるみ」
「Your eyes only」
「おいしいココアの溶き方」
「はらふくるるわざ」
「狐狼の心」

評価1 投稿元:ブクログ

2010/04/22 15:06

やっぱり学園ミステリーやら青春ミステリーは苦手。

あまりにも謎解きがちっぽけでくだらなさ過ぎて、面白味が感じられなかった。
すぐ背後にまわる小山内さん、怖いし。
イマイチ互恵関係っていうのも、ピンとこない。

評価3 投稿元:ブクログ

2006/01/11 23:36

古典部シリーズとおんなじようなノリだけど、古典部のほうが多少完成度が高いかなーとは思います。評価しにくいです。比べにくい。★つけにくかったです。
古典部とこちら、どっちがキャラクターが好きかっていう個人の好みの問題な気がしますね。乱暴ですけど。

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