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  4. 「悪魔のサイクル」へ挑む 地球にはCO2を急増させる仕掛けが隠されていた!!

「悪魔のサイクル」へ挑む 地球にはCO2を急増させる仕掛けが隠されていた!!

  • 出版社:東洋経済新報社
  • サイズ:20cm/257p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-492-22261-8

「悪魔のサイクル」へ挑む 地球にはCO2を急増させる仕掛けが隠されていた!! (人類は80年で滅亡する)

西澤 潤一 (著), 上野 勲黄 (著)

  • 全体の評価 52件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,89054pt
  • 発行年月:2005.5
  • 発送可能日:7~21日

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商品説明- 「「悪魔のサイクル」へ挑む 地球にはCO2を急増させる仕掛けが隠されていた!!」

二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を放置すると、人類をはじめとする動物は大量絶滅時代へ誘導される。温暖化と二酸化炭素濃度の急増という「悪魔のサイクル」を明らかにし、対策を考える。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「「悪魔のサイクル」へ挑む 地球にはCO2を急増させる仕掛けが隠されていた!!」

西澤 潤一

略歴
〈西澤潤一〉1926年生まれ。首都大学東京学長。文化勲章、IEEEのエジソンメダルを受賞。
〈上野勲黄〉1938年生まれ。衆議院特別職などを経て、エコシステム研究会代表。

関連キーワード- 「「悪魔のサイクル」へ挑む 地球にはCO2を急増させる仕掛けが隠されていた!!」

ユーザーレビュー- 「「悪魔のサイクル」へ挑む 地球にはCO2を急増させる仕掛けが隠されていた!!」

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2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/06/14 13:18

人類を絶滅させる「悪魔のサイクル」を引き起こす真犯人が海底深く眠っている。

投稿者:みち秋(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

人類滅亡の恐るべき地球の仕組みを解明し、発せられるメッセージは衝撃的である。
CO2濃度は産業革命以来指数関数的に増加していることが指摘されており、特に80年代以降の温度上昇とCO2濃度の増加は著しい。このままのエネルギー政策で経済構造が続けば最悪のケース21世紀末には急激な気象変動により人類が滅亡するかも知れないと警鐘を鳴らす。その理由は海洋圏の海水温度の上昇で深層に眠る「メタンハイドレート」の大量崩壊が続発する。そのために大気中のCO2濃度が急増して、人類滅亡への「悪魔のサイクル」が動き出すしくみが見えてきたからだという。
本書は地球温暖化のしくみ、弊害、そして近未来に「地球に何が起きるのか」を明確にした上で、私たちはどのように対処すればよいのか。悲観論を振りまき、危機感を煽るのではなく、科学者の見識を基に科学的論証で推理し、これらの基本認識を説く。
注目すべき論点は、人類が存続する為のシステム革新の論述群である。
「環境創造」のモラルの革新と人工生態系を構築して自然生態系に組込む社会システムの革新の必要性を説きながら、人類が生き延びる様々な知恵を提起している。その知恵は人工生態系を構築するにふさわしい壮大な構想であり、実現も夢ではない。
環境問題で難しいのは不確実な議論を基に人間の欲望を満たしながら、「経済発展」と「環境の創造と保全」と言う矛盾をいかにバランスよくコントロールするかである。温暖化防止の「京都議定書」は、目標は明確であるが達成できずに先送りされ大幅に後退している。これは経済発展を優先させているからである。
環境問題解決の特効薬は経済成長のスローダウンと人口抑制に尽きるが、現状の経済システムと世界情勢から人類はまだこの英断を下そうとしていない。
地球上の生命体は数億年周期でやってくる生物大量絶滅の「ガイヤの掟」を乗り越えて進化を繰り返してきた。その中の一生命体(人類)が科学技術を手中にしたことで傲慢になり、無謀にも自ら絶滅への原因造りをしている愚行は地球史に例がない。
本書は温暖化問題の知識と認識を深め、事態の深刻さと緊急性を説き、猛省を促し意識改革を突きつける。人類の近未来に「地球上で何が起ころうとしているのか」を科学的にわかりやすく解明した好書である。

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6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/07/02 13:58

NHKスペシャルの後追い的な「地球滅亡」のリサイクル?

投稿者:ゴキヒット(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

前回の両氏の共著「人類は80年で滅亡する」は、NHKスペシャルを後追いするような展開だったが、なぜ80年で滅亡するのか肝心なところがまるで分からなかった。
今回も、その後のNHKスペシャルで取り上げられらた「新事実」がふんだんに盛り込まれている。メタンハイドレート崩壊、氷山溶解による北大西洋の海流沈み込みストップによる寒冷化、2種類の植物性プランクトンの生態変化などなど、何か「悪魔のサイクル」というよりも、「Nスペ鬼のリサイクル」の印象だ。
意味不分明、説明欠如の概念も多い。223頁の「炭素本位性」とは「炭素本位制」の間違いだろうが、これは「空気貿易論」(三一書房、長瀬浩造、1996年)がオリジナルなのだが、参考文献には記されていない。また「人間生態系」も「空気貿易論」からのパクリだろうし、「人工生態系」とやらも、そのつながりでの連想なのだろうが、付加価値的なアイデアなりが加えられているのかというと何もない。どうも「環境に優しい生産システム」が人工生態系らしいが、ちょっとあんまりじゃないか。
地球温暖化に関して明らかに間違っていることも書かれている。原発は熱された冷却水を海に放流する際、海水を熱して海中の二酸化炭素を大気中に放出させるので、二酸化炭素を排出しないという通説は間違い、というのがそれだ。地球温暖化とは地球表面で循環していなかった化石燃料起源の二酸化炭素が地球表面に付加されて起きる現象で、単純に海水が熱されて二酸化炭素が放出されることとは全く関係ない。日光で海水が熱されて二酸化炭素を排出し、夜に冷却されて逆に吸収するということは毎日毎晩行われていることだ。
2004年の終わりに発生した中越地震やインドネシア・スマトラ大地震で海底のメタンハイドレートが崩壊した筈、というのは、笑うべきか笑わざるべきか、おおいに悩んだ。

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