わたしたちの田村くん (電撃文庫)
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- 税込価格:641円(18pt)
- 発行年月:2005.6
- 発送可能日:1~3日
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ユーザーレビュー- 「わたしたちの田村くん」
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2008/05/23 16:59
ひとり時間差、三角関係
投稿者:テオ・カロア(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメ化も決まった『とらドラ!』の作者、竹宮ゆゆこのデビュー作です。
全二巻(いまのところ)の第一巻。
読んでみて思ったこと。
うん、面白かった。面白かったです。純粋に面白かった。
特に目立ったところも無い筈の主人公の少年が、中学3年と高校1年、時期をずらして現れる2人のヒロインに惹かれ、揺れるお話。
主人公の田村雪貞がかなり暴走気味なのでコメディタッチになっていますが、
何気にところどころでシビアな設定が見え隠れしてます。それでいて主張しすぎないサジ加減がいいですね。
とかくラブコメというものは普通の少年を主人公にすえながら、それなのに女の子にモテるという不可思議時空が発生するものですが……この主人公なら分かる。いいじゃん雪貞。
確かに普通。目だったところは無い。
なのにそれでいてちゃんと悩む。ちゃんと考える。そして決めたら突っ走る。たとえそれが明後日の方向だとしても。
好感が持てます。ヒロインもいい男を好きになったね、と応援したくなる。
まあ所々難はあるし、友人にしたらやかましいタイプだとも思うのですが……。
それぞれのヒロインも一生懸命で、それゆえに空回りする境遇に悩み、頑張る健気さと強さがとても可愛いです。
この一巻では本編二話と番外編1話の計3話を収録。
各話ごとにちゃんと短編として完成しているのですが、同時に絶妙の引きで続きが気になります。
結局一巻読んだ次の日には二巻を買いに本屋へ走っちゃいました。(笑)
悩み、焦がれる青春の恋愛模様を描いたとてもいい作品だと思います。
おすすめです。







