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紙の本
ひかりのまち (サンデーGXコミックス)
著者 浅野 いにお (著)
▼プロローグ/BIRTHDAY SONG▼第1話/キラキラ星はどこへゆく▼第2話/バスストップ PART[1~3]▼第3話/hPa(ヘクトパスカル)▼第4話/HOME[1...
ひかりのまち (サンデーGXコミックス)
ひかりのまち
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商品説明
▼プロローグ/BIRTHDAY SONG▼第1話/キラキラ星はどこへゆく▼第2話/バスストップ PART[1~3]▼第3話/hPa(ヘクトパスカル)▼第4話/HOME[1~2]▼エピローグ/REBIRTHDAY SONG●主な登場人物/野津(取材で“ひかりのまち”にやってきた若手漫画家/キラキラ星はどこへゆく)、長谷川助(はせがわ・たすく。1109号室の住人。自殺幇助で小遣い稼ぎをする/バスストップ)、西山(804号室に住む女子高生/hPa)、サトシ(“ひかりのまち”近郊に住む元医大生のフリーター/HOME)、佐藤タイキ(1107号室に住む幼稚園児/BIRTHDAY SONG、REBIRTEHDAY SONG)●あらすじ/駆け出しの漫画家・野津は、自分の描く漫画に行き詰まりを感じていた。そして、締切が迫っているにも関わらず、学生時代の友人たち(全員フリーター)とついつい夜遊びしてしまう始末。そんなある日、野津は、彼女のさよちゃんと一緒に“ひかりのまち”と呼ばれる新興住宅地へ取材に訪れるが…(第1話)。●本巻の特徴/ゲーム感覚で自殺幇助をする少年が、本当の人の死に触れる「バスストップ」。ひとりの女子高生が不思議な感覚を持つクラスメートと過ごした、ある放課後を描く「hPa」。人生に無気力な青年と執拗に金に固執する青年、そして彼らと同居する5才の少女にスポットライトを当てた「HOME」など、“ひかりのまち”に関わる人々の日常をリアルに描いた連作短編集。【商品解説】
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紙の本
今が嫌いなあなたへ
2007/09/20 02:17
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りぅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリエイター。そんな言葉をこの著者には送りたい。
この本のレビューについて私が何か語ることが失礼にあたる気がする。
ただ、この本を読んでいるだけでどこか感情的になり、憤りを感じることがしばしばあった。不可解な世界を漂わせ、真に何を伝えたいのか。それは解らないが、自分の中で完結した考えをした。それはそれで良いのだと思う。
私は著者の社会に対する視点が好きだ。大好きだ。
流行に身を任せた作品ではないことは一目瞭然。
もっとこの人の視点を知りたいと強く感じるものであった。
もし、このまちに住んでいたら、僕は流されてゆくだけだろう。
ひかりのまちは大嫌いで、それでも大好きだ。
紙の本
浅野いにお、は病みつきになるぞ。
2006/05/23 14:41
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:池のワニ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「星に願い」をという唄があったけど、これは、ある夜、流れ星を目にすることができたのと、見逃してまった若者やオッサンやら、子供たちの話だ。
「知ってる? マヨネーズの口って星の形してるんだよ」
と、売れない漫画家くんは彼女にいう。
「それでーー?」と彼女。
「それだけだぁ!!」と彼。
こんな何の意味もなさげに見えるシーンが、最初っから二回、三回と読み返してみてみると、やけにズシンときいてくる。
オープニングのところで、漫画家の卵の主人公を取り囲んで、若者たちがモラトリアムの青春を惜しんで騒いでいる。そのうちの「若者その3」ですよ、みたいな役を振り当てられ、一人だけ狐のお面をかぶっていて、顔が見えていないものだから、まるで人数あわせみたいに存在感のうすーい若者が、話がどんどん進んでいって、漫画家のことなんか忘れかけていたところで、そのお面をとり顔をだす。ひょっこりと。
それがなんとも、すごい出方なのだ。インパクトありすぎ。なものだから、お面の若者とはなかなか気づかない。
たぶん、人間って、みんなそれぞれに人の前では、いろんなお面を被って生きている。ホントとウソ、聞かれなくても話すことと、ぜったい打ち明けないこと。上手にごまかしたり、偽ったりしながら、みんな上手に「自分」の使い分けをしているだよぁと、ふと思う。
どこにでもありそうな、団地の町。のんびり、なごやかに物語は始まる。ほんと。どこにでもいそうな若いのや、子供、サラリーマンたちが入れ替わりしながら話はオムニバスに進んでいくんだなと、思っていました。だって、ここちよく安心させる絵だから。ほんと、ほんと。
でも。
違っていた。
と、思ったらどんどんもうガシッと本を握り締めていました。
学校に行かない子供や、家庭崩壊やら、子供の大人殺しやら、壊れた刑事や、自殺の流行、自殺さえビジネスにしょうとするのや、ストーカーやら、うんざりするような話が晴れ渡った平和な風景の中で、おだやかにおだやかに進行していく。でも、その一つひとつが奇妙にリアル。
怖い。せつない。ぞくぞくする。
一度知ったら、浅野いにお、の世界って、ひとつにまとまった感想なんていえなくて、そのぶん病みつきになりそうだ。
電子書籍
ひかりのまち
2017/11/02 21:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
見晴らしのいい、クリーンなイメージのひかりのまち。
その、クリーンなイメージとはうらはらに、ブラックな展開のストーリーです。
個人的にはあまり好きではないですね。