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商品説明
第2次大戦下のアメリカ。日本が真珠湾を攻撃したことにより日系人に対する風当たりは強まっていた。そんな中、日系2世らは祖国アメリカに自分たちがアメリカ人であることを証明すべく立ち上がった…。442連隊の戦闘記録。〔「442連隊戦闘団」(角川書店 1979年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
矢野 徹
- 略歴
- 〈矢野徹〉1923〜2004年。中央大学法学部より日本陸軍善通寺騎兵連隊に入隊。日本SF作家クラブの創立に参加し、同クラブの会長を務めた。著書に「カムイの剣」「孤島ひとりぼっち」など。
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紙の本
大和魂!
2005/06/06 21:49
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カカシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二次大戦時のアメリカ。真珠湾攻撃で風当たりの強まる中、日系人部隊がアメリカ兵救出に繰り出される。
救い出した兵士数より、犠牲になった兵士の方がはるかに多いという筋書きは、戦争物ではそう珍しくはないのかもしれない。しかしアメリカ人というよりも日本人に近い彼らが、自らの名誉をかけてそんな理不尽さを乗り越えてゆく姿は、小説だとわかっていても感動せずにはいられなかった。
戦後60年の節目にふさわしい一作である。