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アメリカの鱒釣り(新潮文庫)

  • 発行年月:2005.8
  • 出版社:新潮社
  • レーベル:新潮文庫
  • サイズ:16cm/268p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-214702-0

文庫

  • 国内送料無料

アメリカの鱒釣り (新潮文庫)

リチャード・ブローティガン (著), 藤本 和子 (訳)

紙書籍

594 ポイント:5pt

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収録作品一覧

『アメリカの鱒釣り』の表紙 11-13
木を叩いて その1 14-15
木を叩いて その2 16-19

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ユーザーレビュー

全体の評価 4
4.0
評価内訳 全て(47件)
★★★★★(16件)
★★★★☆(11件)
★★★☆☆(8件)
★★☆☆☆(4件)
★☆☆☆☆(0件)

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地図から拾える記号を頼りに、少し古い時代のアメリカ、その失われた「信じられる何か」を探しに出かけるように——。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/08/12 15:42

評価4 投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

それほどしょっちゅうではないけれども、「自分は本を読むのがへたくそだな」と感じることがある。理論に立脚するにせよ想像力に立脚するにせよ、何らかの筋運びがある本を手にする場合の話だ。
「好きなものを好きなように読めばいい。本を読むのに、こうしなくてはいけないという規則などない」と、読者の数が増えれば歓迎する人たちは言うが、それはしょせん慰めだろう。本を読むには「うまい」「へた」が歴然としてあり、それは技術や感性や経験、性格や志向などを要素とする全人的な能力の問題である。と私には思えてならない。集中力を保ち、内容に知力を擦り寄らせながらサクサク読み進めていくことができない。へたくその原因の一番はそういう厄介な資質だ。
本のなかには、読むのに技術を必要とするものがある。それは読者にとって非常に挑発的なことだ。ブローティガン作品は、私にとってその最右翼にあるものと言える。
幻想性や象徴性が高く、詩的に流れ行こうとする物語であり「理」には落ちない。象徴性と言っても、現実の何かのことをたとえて表現しようというわけでなく、何かに感じた「美」をほかの「美」に移し変える——抽象から抽象への曲芸が彼の本領とするところではないか。
起承転結の構成で説明されず「腑に落ちる」カタルシスに欠ける上、裏読みや深読みで意味を読み解こうという楽しみも拒絶される。ところどころに「いい感じ」「この言葉の組み合わせはきれい」と思わせるかけらが混ざっていても、総体としてわけのわからない世界である。衒学的な一種の気取りからくる難解さとは一線を画すものの、日常的で優しい響きの言葉の集成なのに、「理解」を拒む難解さがつきまとう。
『アメリカの鱒釣り』というから、雄大で涼しげな渓流での楽しみにまつわる小説かと思って読み始めると、「鱒」や「釣り」がそのままの意味で使われない。アメリカの鱒釣りという名をした人物のように思える物語も多いが、現象や物などを指し示すオールマイティな言葉として、それが47の小さな物語の間に響いている。
「アメリカの鱒釣りテロリスト」「アメリカの鱒釣りちんちくりん」「アメリカの鱒釣り平和」と並べられ、この「アメリカの鱒釣り」というのは一体何なのかを問い掛けても、確とした答えの戻ってくる小説ではない。
わからないから途方に暮れるのだが、言葉の並びに退屈しないので目で追って行くうち、「そう読んでいく手があるか」と気づいた。「へたくそ」を自認する者は、上手になりたいがために、あれこれ方法を考えてみる強みがあるのだ。
何が書いてある文章なのかという意識の働きを極力押え、記号としての文字を拾うように目で言葉を追う。すると、うすぼんやりとした魚影としてしか確認できなかったものが、徐々に水面に浮かび上がってきて、その姿を露わにする感覚が得られた。自然やアメリカや時代、そしてそれらとの関わりを表す言葉がいくつもあり、それが水面下から水面に浮かんできたところで、依然全体は読み解く種類のものでない。したがって「理解」は覚束ないが、拾われた諸キーワードから受ける印象が、ブローティガンが美と捉えたものであろう世界に近づいた感じがあった。
記号として言葉を拾う作業は、大きな地図のなかにある「果樹園」や「灯台」「発電所」「遺跡」の位置を確認するのに似ていた。それはどこかへ案内するために作られた地図ではないのかもしれない。しかし、広げると上の端に「信じられる何か」という名称がついている。少し古いアメリカへの優しげな視線で作られたもののようであった。

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現在出版界ブローティガンで盛り上がっているみたい

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/12/10 19:25

評価3 投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 えぇ?、なんか、意味がよく判らない、、、。難解と、いうので、なくて、イメージというか、言葉の展開が、飛び飛びになっています。
 ちょうど、詩と小説の間に位置する感じです。どうやら、この言葉の飛翔感を、楽しむみたいです。

 以後、解説からの知識も含めて書きますが、
このR・ブローティガンは、ケルアックなんかの、
ビートニクの文学運動とともに語られることが、多くて、
一応、その纏まりに含められるとか、
併し、ブローティガン本人のインタビューだと、
「わしは、あいつらが、嫌い」の一言。
どうなんでしょう!?
 本書を読んだ感じでは、ブローティガンは、兎に角、鱒釣りが大好き
で、かつそれに、誇りも持っていて、
奥さんと幼子を連れて、アメリカ中を鱒釣りしながら放浪していた
みたい、
(事実かどうかは、しりませんよ、あくまで、読んだ感じ)
 又、本書の翻訳をした藤本和子のブローティガンへの
耽溺ぶりも、相当なもので、上記のブローティガンの
幼子(現在は、成人)を探し出して、お会いしたり、
ブローティガンの評論も出されています。
 個人的お気に入りの、作品は、”クールエイド中毒者”
という作品。
なんか、良いです。
飲んでみたくなりました。

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連想の翼。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2010/04/15 19:10

評価0 投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「西瓜糖の日々」、「芝生の復讐」を読んでから
だいぶ経つ。ブローティガンを読むなら
「アメリカの鱒釣り」からだろう、という
へんな思い込みがあったにも関わらず・・・・・・。

こういう文章世界に感想を書くというのは
とても難しい気がするが挑戦してみる。
でもやはり評価はつけられない。

ポストモダンというジャンル(?)も
ヒッピーのバイブルという位置づけも
なんのことやらさっぱりわからないし。

ただ感じたのは、言葉が紙飛行機みたいに
ひゅんひゅん飛ぶようだ。
そしてひとつの紙飛行機が飛んでいったさきから
またもうひとつ、もうひとつ、と飛んでくる。

そのひとの持っている記憶というのは
出会いと別れの積み重ねだろう。
人、場所、本、音楽、食べ物、匂いなど
色々な媒体との出会いと別れ。
それらが積み重なってそのひとの思考をつくる。
想像をつくる。連想をつくる。

なにが言いたいのかというと
ブローティガンの文章は
たくさんのことを想起させるのではないか、ということ。
じぶんがいままで身に付けてきた記憶の断片たちが
ふとした言葉から鮮やかに蘇ってくる。
本を読んでいるとそういうことは多いが
こんなふうに思い切った言葉の使い方をしている本には
なおさらそういう効果があるだろう。

ストーリー(というのだろうか)が進行していくあいだ、
この言葉の弾丸から喚起される個人の記憶のほうが
つよく印象に残ったりして。
そして近年活躍している日本の作家たちを
何人も思い起こしてしまう。
荒唐無稽っぼい、さらっとしたとめどもない話を
書く、多くの若い作家たちの源流がここにある気がする。

でもこれをいまから40年以上も前に書いていた
ブローティガンの感性というのは、やっぱりすごくて
ふつうの人たちよりもすこし先に
吹いてくる風を感じてしまう人だったのだろう。

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評価5 投稿元:ブクログ

2008/05/15 00:59

▼最近あんまり本が面白くないので昔の小説を読んでますよってことで。
▼みんな面白いっていうし私がこれ以上何か言わなくてもいいと思う。意味不明なところが面白いよ。

評価5 投稿元:ブクログ

2005/08/22 22:30

文庫本化された!わーい。この勢いで、どんどん絶版のものも復刊して欲しい。そして「不運な女」の刊行も楽しみ。
でも、人気がでちゃったらやだなぁ、そっとしておいて欲しいなあっていう矛盾した気持ち。それほど氾濫して欲しくない、ひっそりとした個人的なお話なのです。

評価5 投稿元:ブクログ

2006/06/25 21:06

<アメリカの鱒釣り>という一つのキーワードにまつわる47の掌編。

奇妙でどこかぎこちなく、シュールレアリズム的でありしかし同時にスーパーリアリズム的でもある。現実を増大させつつまた現実を超越しているかのようなある意味アンビヴァレントとも言える不思議な感覚。なんだろうこれは。現実にありえるようなものを描く時の筆致はどこか非現実的で、逆に現実にはありえないようなものを描く時のそれはむしろ現実感に溢れている。

<アメリカの鱒釣り>という言葉はそれ自体の本来的な意味から離れてふわふわと漂い、どこか捉えがたいものに。

評価4 投稿元:ブクログ

2006/04/01 01:48

ブローティガンの作品の根底に流れるものを掴み取れるか掴み取れないか。そこが分かれ目だと思う。連なる一つ一つの断片をうまく縫合できるかどうか。でも、深く考え込む必要はない。感じ取れればいいんだ。ただ単に。藤本和子の訳、そして最後の訳者あとがきが素晴らしいことも付け加えておく。(06/3/13)

評価0 投稿元:ブクログ

2012/03/25 16:23

一度目でわかろうなんて思ってない、けどいつか何かがわかるようになればいいな。・・・まるで永遠の59秒目だった・・・なんて文章いったい誰が思いつく?

評価5 投稿元:ブクログ

2005/10/03 02:14

読み途中だけど、たぶんこれ向いてない。なんか面白そうだけど、置いてけぼりにされてる感大。っていうか「アメリカの鱒釣り」ってなんなの?

・・・って書いたけど、これ面白かった。雰囲気あるね、ってどれだけヒドイ感想なんだって感じだけど、雰囲気あるわ。

関係ないけど、俺書評書けないわ。書評書こうと思ったら、三回読まないとダメ。集中力のない読み方をしているのと、好きじゃないのは全然頭に入らないから。しかし三回読む時間はない。

評価5 投稿元:ブクログ

2005/10/26 13:36

結局アメリカの鱒釣りが何なのかまだイマイチわからないのだが、雰囲気が非常に気に入っている。特に好きなのが「アメリカの鱒釣りちんちくりん」。一人でひっそり楽しみたい名作。

評価2 投稿元:ブクログ

2006/12/08 22:34

わたしが頭悪いからだと思うけど読めなかった…!いつか再挑戦しよう!話に入り込められればきっと面白いんだと思う。

評価5 投稿元:ブクログ

2008/08/27 00:26

やはり日本語の言葉が気持ちよく、ただ読んでいるだけで楽しい。160回釣りにでかけて2231匹の鱒を釣りそこねた、釣りそこね記録をつけていたアロンゾ・ヘイゲンの「アメリカの鱒釣り墓碑銘」が笑えた。

「もうたくさんだ  釣りをはじめて  はや七年  一度も鱒を釣りあげていない。  針にかかった鱒は残らず釣りそこねた。  やつらは  ジャンプで逃げる  身を捻って  逃げる。  あるいは  のたうち  あるいは  はりすを切り  あるいは  ばたついて  畜生!  逃げやがる  小生  かつて  ただの一度も  鱒に触れたことさえ  ないのだ。  全くもって  口惜しいが  完敗実験ということで  考えれば  なかなか興味深い例ではないか。  だが  来年は  誰か別の者が  鱒釣りに行かねばならぬ。    わたしではない誰かが   でかけて行くことになるのである」

評価5 投稿元:ブクログ

2010/08/30 23:20

わかったかわからないかと聞かれたらわかったとは答えられないけどとてもおもしろかった。独特な文体、バカバカしさ。あとがきのテンションの高さに若干引いたけど、ブローティガンのほかの作品もぜひ読みたい。

評価3 投稿元:ブクログ

2010/05/15 20:11

今までにまったく読んだことのない、一風変わったユーモアをたたえた本。

最初のうちは一体何を訳のわからないことをくっちゃべっているのか、と思い途轍もなく眠たかった。
でも読んでいるうちに何となく彼の話に笑えるようになってきた。

十分にこの本の良さを理解したとはとても言えないが、もう一作くらい読んでみたらこの作家のことが好きになるような気がする。

評価4 投稿元:ブクログ

2007/04/08 22:12

わけのわからない事柄が、がんがん出てくるけど、豊かなイメージを喚起する素敵な作品です。一つ一つにはっきりした意味を求める方には向かないと思います。

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