- 出版社:みすず書房
- サイズ:19cm/166p
- 利用対象:高校生 一般
- ISBN:4-622-08307-8
『白鯨』アメリカン・スタディーズ (理想の教室)
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- 税込価格:1,365円(39pt)
- 発行年月:2005.7
- 発送可能日:24時間
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商品説明- 「『白鯨』アメリカン・スタディーズ」
メルヴィルの傑作「白鯨」は、魔獣モビイ・ディックへの単なる復讐譚ではない。時空を越えて現れる巨大生物が象徴するものとは? 21世紀の視点より、アメリカ文明史を、そしてグローバルな現代史をスリリングに読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「『白鯨』アメリカン・スタディーズ」
巽 孝之
- 略歴
- 〈巽孝之〉1955年生まれ。慶應義塾大学教授。アメリカ文学専門。著書に「サイバーパンク・アメリカ」「ニュー・アメリカニズム」など。
関連キーワード- 「『白鯨』アメリカン・スタディーズ」
ユーザーレビュー- 「『白鯨』アメリカン・スタディーズ」
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/02/18 14:59
くじらのふかさ
投稿者:けんいち(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
『白鯨』という小説があることは知っていた。
かつて、岩波文庫で読んだこともあった。長かった。
それが名作らしいということも知っていた。
しかも、それが世界スケールでの名作らしいということも。
それでも、長かったせいか、あまり印象に残らなかった。
それが、ひょんなことから本書を手にとって、改めて読みたくなった。
というのも、『白鯨』は単にくじらの話でないことがわかったからだ。
かといって、エイハブ船長の話でもなければ復讐譚でもない。
もちろん、それぞれでもあるのだが、その全てがあるのだ。
もっといえば、『白鯨』にはアメリカが描かれているというのだ。
さらにいおうか、『白鯨』には世界の全てが描かれているというのだ。
それが可能なのは、他でもない、『白鯨』が文学だからだ。
それだけでなく、世界スケールですぐれた文学だからだ。
本書は、そうした理解への道をひらいてくれる書物だった。
文字通りの「啓蒙書」というべきである。
くじらはふかいのである。







