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商品説明
医学が進歩しているのに、病人が増えるのはなぜだろう? 元気な100歳になる方法、「よく嚙む」「腹八分目」が健康によい理由など、全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医が教える、太く、長く生きる健康法。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
誰でも「遅い」ということは有り得ない
2006/03/28 00:21
13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎日正午になると、みのもんたの番組を画面から火が出るほど黙視し、メモ用紙から黒煙が上がるほどメモっているような方には、本書は必読であろうと思う。今日は緑茶がやはり最高。いやいや実は、骨祖鬆症は恐ろしいから牛乳は毎日摂取するのがいい・・。
しかし、緑茶も牛乳も健康に極めて悪い影響を与えると言う。とくに、牛乳については、むしろ骨祖鬆症を促進するのだという。著者は、「牛乳は絶対にやめたほうがいい」と断言する。それどころか、牛乳は消化に不適であり、やがては胃がんなどにつながるという。
また、緑茶については、緑茶のタンニンが胃を刺激し、カテキンが遺伝子を破壊するという。さらに、萎縮性胃炎を招き、やがては胃がんの原因になると。
にわかには信じがたいだろう。しかし、結論の後には必ず理由が添えてあり、著者の論理構成は極めて説得的である。先の、カテキンによる遺伝子破壊については、日本のある大学が発見したことが新聞に載っていたが、著者は、研究者であるとともに、30万人の胃腸を実際に診察した臨床の最前線にいる。医学には易学的証明はできるが、医学的には証明できないものも多々ある(たとえば、タバコの健康被害)。やはり実際に30万人から演繹した先生の主張には説得力がある。
本書には、長生きする為の秘訣が満載である。そして、著者が百薬の長であると推奨しているものがある。それはなんとただの「水」であるという。先生は水を2リットル毎日摂取するといいと提唱している。水を飲む事によって、何十兆にも及ぶ身体の細胞の隅々にまで水がいきわたり、結果老化防止に極めて有益なのだそうだ。
いうまでもないが、水道の水など論外である。そこで、推奨されるのが、活性水素水である。これは、体の活性酸素を取り除き、発ガン防止の強烈な作用がある。本書には水についての説明が詳しくなされており、ぜひ参考にしていただきたい。活性水素水は極めて簡単に入手できる。
これはもちろん勝手な推察だが、先生の診察を受け、先生を信頼している中曽根元総理ニ関し、面白いことがあった。テレビ番組で他の出演者は全員茶なのに、中曽根氏にだされている飲み物だけが水だった。これはおそらく先生を信頼しての事ではないかと推察する。
また、人間の寿命を決めるのは酵素である。そして、その酵素は日々消費され、有限であるという説が有力である。それならば、その酵素の消費を少なくすることこそ長生きの秘訣と言う事になる。ではどうすべきか。本書には、日常の些事にいたるまで、極めて実践的に説明がなされている。たとえば、よく噛むことの大切さは骨身に染みるものがあった。
そして、日々費消される酵素を補充できる食物の紹介も具体的である。さらに、酸化された食べ物は体に活性酸素を生み、大量の酵素消費につながる。たとえば、時間を置いた天ぷらは言語道断である。
最近日本の食生活の欧米化が顕著だが、本書を読んで思ったのは、やはり日本人はどこまでいっても日本人であり、それに逆らったものは生きてはいけないということだった。
本書は、大ベストセラーだが、さすがに売れるだけのことはあり、非常に参考になった。インチキくさい健康本はいくらでもある。特に、「あ○あ○大辞典」などは典型的な宣伝広告番組である。しかし、本書には、どうも逆らえない説得力がある。それはおそらく、極めて堅実な内容だからなのかもしれない。
人間の細胞は、多くが3ヶ月程度で入れ替わると言う。つまり、誰であっても、正しい生活態度を実践すれば、健康を入手できるチャンスはあるということだ。本書によって、1人でも多くの日本人に健康になっていただきたいと思う。ちなみに、水道水を沸騰させて飲むのは、発がん物質を3倍にするというから、注意するにこしたことはないだろう。
紙の本
食生活・家族でもう一度考えてみたい
2006/10/13 10:48
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:問悶 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ミラクル・エンザイム』・・・聞き慣れない言葉である。簡単にいってしまえば,体が本来持っている『酵素』なのだそうだ。この,『エンザイム』を減らしてしまう食生活や習慣をやめ,『エンザイム』を貯められるような食生活や習慣にすることが,健康と長寿の秘訣だと著者は話す。全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医である著者が,「胃相」「腸相」と呼ぶ「胃腸の状態」と,食生活と習慣を関連させて健康を語るこの一冊は,健康オタクの私でなくても興味を持つであろう。
著者は,『食の常識を信じていると命が危ない』と断言している。「お茶をよく飲む習慣があるのは良くない」「牛乳ほど消化の悪い食品はない」「牛乳の飲み過ぎは骨粗鬆症になる」「マーガリンほど体に悪い油はない」「ヨーグルトを常食していると腸に良くない」・・・食品業者からはクレームが付きそうな内容である。これらは例の一部であるが,理由を説明するための考え方やデータがしっかりと揃っているため,納得させられる私がいた。なにしろ全米ナンバーワン胃腸内視鏡外科医の説明だ。その結果,これまでの私の常識はことごとく塗り替えられた。テレビで話していたことと違う・・・教わったことと違う・・・私はどんどん読み進んでしまった。
本書の終わりの方にある,『子どもが親と同じ病気を発症しやすいのは,遺伝子として病気の原因を受け継いだからではなく,病気の原因となった生活習慣を受け継いだ結果なのです』・・・血圧が高い私はこの言葉で我に返った。「食育」が叫ばれる現代にあって,せめて息子の健康は守ってあげたいという親心に火が付いた瞬間である。信じる,信じないは別として,『本当に良い食べ物・食べ方』を家族で考えるきっかけになる一冊である。
愛する家族の健康を守れるのは,この本を読んだあなたなのかもしれません。
紙の本
健康によいと言われる食でも害がある、あなたは信じられますか
2006/03/07 20:19
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:筑波太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
医学の発展は日進月歩。だが、病気は減るどころか日増しに増えていく。
何故なのか? 「病気にならない体つくり」を怠ったつけにあると著者は語
る。世界で初めて「大腸内視鏡を使うことによって開腹手術することなく、
ポリープを切除」することに成功し、ガンの早期発見、内視鏡切除を可能に
した功績は類まれである。その医師(著者)が語る、人の寿命は「ミラクル
・エンザイム(酵素)」によって決まると。
「健康で長生きする方法」とは何か? 「ミラクル・エンザイムを消耗し
ない生活」を送ることにある。「ミラクル・エンザイム」聞きなれない言葉
だが、誰にでも「人間の生命活動を担っている五千種以上の≪ボディ・エン
ザイム(体内酵素)≫の原型となるエンザイム」がある。エンザイムは「生
物の細胞内で作られるタンパク質性の触媒」の総称で、「生命を維持するた
めに必要な活動にはエンザイム」が関与している。エンザイムがなければ、
生物は生命を維持できない。私たちも食物を中心に生きるために必要なエン
ザイムを体内で作りだしている。現代社会はエンザイムを消費する要因に満
ち満ちている。「お酒やタバコといった嗜好品、食品添加物、農薬、薬やス
トレス、環境汚染」などあげたらきりがない。この生活習慣が寿命をちぢ
め、病気を誘発するのである。
健康維持、増進のため適当な運動。サプリメントや漢方薬、食事などに気
を遣っているが、「食」のなかにも健康によいといわれるものでも、「実際
には健康に害」をおよぼしているものがあると言う。たとえば、「・腸のた
めに毎日ヨーグルトを食べている。・カルシウム不足にならないように、毎
日牛乳を飲んでいる。・ごはんやパンなど炭水化物は控えている。・水分は
カテキンの豊富な日本茶をとる。」など、良いと思ってとっていることがす
べてにおいて健康を害していると片付けている。とても信じられないことだ
が、医学的から一つ一つ解説されると納得しかないのかと? だが、そう簡
単には“半信半疑はぬぐい切れない”。
食生活を見直すためにも、健康によい食品としてあげている穀物、無農薬
野菜、大豆などの植物性タンパク質、低温加熱の牛乳などを取り入れよう。
精白米ほど栄養価値がないものを感じていたので。健康に害がある「薬」は
極力飲まないようにしよう。だが、一番大事なのはミラクル・エンザイムの
浪費を抑えることかな。
紙の本
ミラクル・エンザイムって!?
2005/12/10 21:55
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:糖尿病予備軍その一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミラクル・エンザイムを「新しいサプリメント?」と思い込んで読み始めたのですが「エンザイム」とは体内にある「酵素」の意だそうで、ちっとも医学的知識のない私でも最後まで読めました。
副題の聞き慣れない、見慣れないカタカナ。
そして眩むほどの真紅の装丁に正直ちょっと引きましたが、開いて読んでびっくり。
とにかく説得力があります!
活字も大きく、特に大事なところは太字で視覚から脳に叩き込まれます。
最近、オナラの臭いが気になりませんか?
健康診断で糖尿病予備軍ですね。なんて言われませんでしたか?
身体に良いからと勧められ一生懸命とっていた食品が、いつの間にか良くない食品になってたりして、もう、なにがいいのか分かんない!?と途方に暮れてやけ食いしてたりしませんか?
これを読めばそんな悩みもスっと解決。
ガンと向き合う参考にもなる書籍です。