- 出版社:徳間書店
- サイズ:19cm/311p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-19-862029-6
東京ライオット
- 全体の評価
(1件のユーザーレビュー)
- あなたの評価
この商品を評価して本棚に反映
評価しました! ×
- 税込価格:1,785円(51pt)
- 発行年月:2005.7
- 発送可能日:7~21日
- 本
- 今なら本も電子書籍も全て【ポイント3倍】!!
- hontoポイントスタート記念!文庫もコミックも電子書籍もCDもDVDも全てhontoポイントが3倍!
商品説明- 「東京ライオット」
日本カースト戦争勃発! 東京下町に完成した超高級マンション。ハイソ入居者と地元住民の一触即発的危機。不満と鬱屈のなか、負け犬がライオット(暴徒)へと変貌する! 戸梶流予言小説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「東京ライオット」
戸梶 圭太
- 略歴
- 〈戸梶圭太〉1968年東京生まれ。学習院大学文学部卒業。98年「闇の楽園」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。「Jの利用法」など自主製作映画4本を監督。著書に「噓は止まらない」など。
ユーザーレビュー- 「東京ライオット」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/08/22 13:01
足立区の悲哀
投稿者:ジェニファー(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとう来たか、この日が。私の住む足立区が、戸梶圭太の標的になる日が。
常々、日本の「激安人間たち」を完膚なきまでに叩きのめしてきた戸梶圭太が、東京都でもっとも安い「足立区」に目をつけない訳がなかった。しかも、綾瀬というめちゃくちゃ微妙な土地をチョイス。うーんリアル。
東京出身ではない人に「足立区に住んでるんですよ」と言うと、大概「へえ〜下町でいいじゃない」などと言われる。しかし!足立区は断じて下町なんていいものではない!単に東京都における田舎なのだ!
この本では、足立区綾瀬に超高級マンションが完成し、そこに住むセレブ階級の人々と、地元に住む有象無象の輩との激しくも馬鹿馬鹿しい攻防が描かれているのだが、この地元民の描写が恐ろしくリアル。乳母車を杖がわりに押している老婆は、うちの近所にもほんとにいる。乳母車にはシーズーらしき犬が乗っていたが。それから、何に怒っているのかよくわからないが、やたらと怒っているおっさん。そしてそれを見てもまったく動じない人々。それが足立区民。
うちの弟は足立区出身だということを恐ろしく恥じていて、滅多に実家に戻ってこない。いや、でも、そこまで嫌うほどの場所か…?と思わないでもないのだが。
しかし、すでにかなり奇特なひとびとの吹き溜まりとなっている足立区が、この本の影響でますます金持ちの移住者を敬遠させたり…はしないか…。そこまで戸梶圭太がメジャーだったら、もっとやばい他の本がとっくに出版差し止めになっているもんな。







