- 出版社:晶文社
- サイズ:20cm/234p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7949-6681-4
全ての装備を知恵に置き換えること
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- 税込価格:1,680円(48pt)
- 発行年月:2005.9
- 発送可能日:7~21日
- 本
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商品説明- 「全ての装備を知恵に置き換えること」
どこまでも行こう。海、山、極地、都市、大地、空。極点を踏破し、世界7大陸の最高峰を制覇した若き冒険者の旅の軌跡。しなやかな感受性は境界を越えて体と精神の未踏の地を目指す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「全ての装備を知恵に置き換えること」
石川 直樹
- 略歴
- 〈石川直樹〉1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程在学中。2000年に地球縦断プロジェクト「Pole to pole」に参加し、北極から南極まで人力で踏破。
書店員レビュー- 「全ての装備を知恵に置き換えること」

気温マイナス30度...
ジュンク堂さん
気温マイナス30度。顔を覆うマスクには息が凍り付いてつららが垂れ下がる。極地の無機質な氷を眺めるばかりのある日、シロクマに遭遇する。興奮しながらも足が動かなくなる。広大な氷原で動物と人間が、同じ目線で、畏怖の念をもって向き合う瞬間……。
また、チョモランマの入口、標高5200メートルのベースキャンプ。そこにはヤクの首につけられた鈴の音がもの悲しく響き、確かに異なる時空が存在する……。
若干24歳にして、世界七大陸最高峰登頂(セブン・サミット)を達成した石川直樹の脳裏によみがえる冒険の記憶。それらは、今、目の前にある世界だけが全てではないということを、彼に何度も認識させる。
都市生活になれきった我々には、世界に地理的空白がないことなど自明だ。そのため、現代における冒険とはなにか、これからどこへ向かえばいいのかなどという不透明な問いばかりが頭に浮かぶ。そんな我々に、まだまだ行くべき場所があるということを、本書は教える。目に見える写真以上に力をもつ、言葉による写真集だ。
出版ダイジェスト:2006年12月
テーマ『ことばとともに味わう、写真の本。ふんわりと広げて、読むともなしに』より
関連キーワード- 「全ての装備を知恵に置き換えること」
ユーザーレビュー- 「全ての装備を知恵に置き換えること」
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2010/02/20 03:51
バケツの水
投稿者:helmet-books(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
家にある
バケツを
足で倒してみる
きっとそのバケツには
水が入っていて
その水が床に
だらしなく広がっていく
その水は
バケツという枠を越えて
外の世界に
出られたと言う意味では
望む望まない関係なく
自由な旅に出たのであろうか
ここではないどこかに
行きたいという衝動は
きっとバケツが倒されたときに
流れた水となんら変わらない
地球という
球体の表面付近には
山だってあるし海だってある
大地にだってあるし空だってある
動物だってあるし人間だってある
都市だってあるし村だってある
人間はどこへだって行けるはずだ
自転車を使ったっていいし
車でもいい、飛行機でもいいし
船もいいな
気球に乗ってでもいい
カヌーで川くだりもしたい
でもやっぱ
歩いて行きたいし
歩くように生きたい
歩くとこで活きたいし
歩きながら最後は逝きたい
ほんとどこでも
いいんだよな
ここではないどこかなら
全ての装備を知恵に置き換えて
シンプルにシンプルに
行けるとこまで
行けたらそのとき
何を考えるのだろう
本書は
石川直樹著の旅の軌跡であった
行けるとこまで
行ってしまった彼の旅先で
感受した精神を描いていた
行き当たりばったりの旅のような本だった
場所という枠にとらわれず
精神の未踏の地を目指すのならば
家にある
バケツをひっくり返してみても
それはそれで
面白いことなんだ
helmet-books







