- 出版社:幻冬舎
- サイズ:19cm/270p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-344-01046-9
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商品説明- 「噂の女」
88年に入社して04年に休刊。気がつくと前科者になっていた私。何度も辞めようと思ったがその度に事件が起き、とうとう最後までお世話になっていた。『噂の眞相』に青春の16年間を捧げてしまった美人編集者が舞台裏激白。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「噂の女」
神林 広恵
- 略歴
- 〈神林広恵〉1966年群馬県生まれ。明治大学短期大学経済科卒業。広告制作会社のコピーライターを経て『噂の眞相』に入社。現在フリーライターとして活躍中。
ユーザーレビュー- 「噂の女」
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2005/10/04 22:40
若手編集者が前科者になったいきさつ
投稿者:大東数矢(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
10年間の検察との闘いの記録。罪名は名誉毀損。
著者は雑誌『噂の真相』の編集者で、94年10月、東京地検に初出頭する。「生意気なことを言うな!」と怒鳴られるなど厳しい取り調べを受ける。恐怖にさらされ萎縮しながらも、〈やはり刑事ドラマの取り調べは実際のものに近い〉と冷静に考えたりする。タフである。そうでなくてはスキャンダル雑誌の社員はつとまらないだろうし、またそのキャリアと自負があればこそ、六日間続く事情聴取に立ち向かうことができたのであろう。
そして、95年6月、東京地検、著者を在宅起訴。95年9月、初公判。02年3月、一審判決。懲役5カ月、執行猶予2年。03年3月、東京高裁判決、控訴棄却有罪。05年3月最高裁判決、有罪確定。
ハイライトは、00年9月の第41回公判での被告人に対する反対質問である。
「『噂の真相』の記事を読んだ人は、テープに吹き込まれているものは、そもそも小説としての体裁がなってなくて、テープ起こしをする人が小説に仕上げると理解される恐れがあると思うんだけど・・・」
すかさず弁護士が「意義あり!」。
さすが、実録モノで臨場感タップリだ。テレビドラマとは迫力が違う。
さて『噂の真相』は、そもそも2000年に休刊するはずだった。ところが、裁判のせいで2004年まで延命し読者を喜ばせてくれた。いや、裁判のおかげ?複雑な心境である。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/05/01 17:15
前川清のヒット曲……ぢゃないよ。
投稿者:SnakeHole(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
前川清のヒット曲……ぢゃなくて「噂の真相」の元デスクで,発行人兼編集長の岡留安則氏と共に「和久峻三・西川りゅうじん名誉毀損事件」で刑事被告人となり,先頃刑が確定(懲役5ヶ月,執行猶予2年)した前科一犯の美人編集者が書いた本である。
ほとんどミーハー気分で雑誌「噂の真相」に就職した彼女が,世間の(?)荒波を乗り越えながらスジガネ入りのスキャンダル・ジャーナリストに生長して行く過程を……たどったなんて悠長なもんではなく,満身創痍のタタカイの記録。先行して出版された記者・西岡研介氏の「スキャンダルを追え!『噂の真相』トップ屋稼業」や,岡留編集長による「『噂の真相』25年戦記」も面白かったが,これはまた格別。特に東京地検の取り調べの実情などは岡留氏があんまり赤裸々に書いてない(のか,彼はもともと落ちないと思われていたので神林さんのようにキツい扱われ方をしなかったのかも知れないが)こともあって実に新鮮,驚愕。……こんなことがまかり通るようではやっぱ日本はあかんのとちゃうやろか。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/08/23 20:17
スキャンダル雑誌、女性編集者の実録ものです。
投稿者:読み人(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑誌「ダ・ヴィンチ」に紹介されていたので読んで みました。
スキャンダル雑誌「噂の真相」の女性編集者で
刑事事件の被告にまでなってしまった、著者の実録ものです。
私は、リアルタイムでこの雑誌を読んでいたことはないのですが、
なんとなく、過激な雑誌としては、(正に噂を)耳には、してました。
結構本屋には、入り浸たる年頃になってからも、
知る人ぞ知る、なんとなく、アングラ雑誌みたいに思っていましたね。
著者は、転職してこの雑誌編集者になるのですが、
元からやっぱりスキャンダル好きで、又熱心な読者でもあったそうです。
この検察による一連の取調べと捜査は、
佐藤優氏の、「国家の罠」を読んだあとだから、わかりますが、
これも、小さいながら”国策捜査”ですね、、。
いかがわしい過激な雑誌があるぞ、と検察が睨み
刑事事件に仕立て上げた。検察もメンツがあるので、一応立件には
全力を尽くし、 検察が時代に歯止めをかけると、取り組んだものですね。
その証拠に、著者らが、出版物や、表現の自由の権利などに詳しい弁護士を立て徹底抗戦すると、途中で検察の起訴、立証、立件(!?すいません、裁判用語よく判っていなくて)
の方針が変更になっているぐらいなので。
国家の罠にも、書いてあったのですが、検察としては、刑事事件になった、という社会的衝撃が起これば、良しと、いう考えです。
後、著者ってこの雑誌の文壇の担当だったみたいですね
ちょっと、興味ありますね、文壇のスキャンダルは。
著者の30代になる前のあせりを書いた章もあるのですが、
本書は、ある意味、著者の青春第二期(20代)を雑誌にかけた、
青春グラフティでもあります、、。
ちょっと、よく解釈しすぎかな??。







