- 出版社:草思社
- サイズ:20cm/269p 図版8枚
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7942-1446-4
チョッちゃん
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- 税込価格:1,575円(45pt)
- 発行年月:2005.10
- 発送可能日:1~3日
- 本
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商品説明- 「チョッちゃん」
都心近くの廃屋で捨て犬が持ち前の知恵を働かせ、犬好きの夫婦を巻き込んで子供を見事に育て上げた感動の物語。人間を凌ぐ知恵深さ。涙なしに読めない、放浪犬チョッちゃんの物語。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「チョッちゃん」
石井 宏
- 略歴
- 〈石井宏〉1930年東京生まれ。東京大学文学部美学科、フランス文学科卒業。著書に「素顔のモーツアルト」「反音楽史」などがある。
書店員レビュー- 「チョッちゃん」

この本は並の動物もの...
ジュンク堂さん
この本は並の動物ものではない。観察眼のおもしろさと魅力的な表現で読者をぐいぐいと引き込む、優れた文学作品なのである。
東京山の手での出来事。ある日動物好きの一家西井家の文恵さんが骨と皮ばかりで毛も生えていない哀れな野良犬に餌をやると、びっくりするほどたくさんのドッグフードとミルクを平らげ、腹をぽんぽんにしてよたよたと帰っていった。野良犬は次の日も次の日も現れ、文恵さんは餌をやるが、一向に太る気配がない。
文恵さんはある日野良犬の後をつけていく。すると野良犬は文恵さんを誘導するかのように近くの廃屋に入っていった。見ると、野良犬はゲポゲポとどろどろの液体を吐き出しているではないか。そしてその向こうには黒いものがむらがっていた。文恵さんは思わず「仔犬だわ」と叫ぶ。
著者はこの場面を「吐き出す液体は天のミルクのように見えた。母なることの偉大さ。生の営みのなんという荘厳さ」と書く。
ある日野良犬は仔犬を一匹連れてきた。文恵さんに預けにきたのだ。その後、あと二匹も。
出版ダイジェスト:2006年9月
テーマ『ペットと暮らして気づいた人生の意味…ペットと暮らす―愛すべきペットのすべて』より
関連キーワード- 「チョッちゃん」
ユーザーレビュー- 「チョッちゃん」
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/02/27 21:58
可愛いよ、チョッちゃん。
投稿者:PNU(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
毛が抜け、みすぼらしくやせさらばえたメスの野良犬。どうやら彼女には、子犬がいるらしいのだが?動物好きの一家が、野良だった母犬と心通わせた感動のノンフィクション。
私はどうやら意地っ張りというか天の邪鬼なところがあって、世間が‘感動’とか‘泣ける’などと言うとわざとそういうたぐいの本は読まぬよう避けてきたのだった。なのになぜこのベストセラーの感動本を手に取ったかと言えば、私がそういう性質をも凌駕する程の犬好きだったからに他ならない。
表紙カバーの写真で、仲良さげに寄り添う二匹の老犬。それに惹きつけられ、手に取ったのが年貢の納め時、事実に基づいて書かれた本書は、私の感動のツボを押しまくる1冊であった。
犬の親子の情愛が人間のものと変わらず、尊く素晴らしいものであると知った。そして種を超えて、生き物が信頼しあえるということも。何を言ってもチョッちゃんの奇跡の行動という事実の前には嘘臭くなってしまう。動物好きな人であれば、ぜひ一読してみてほしい。
血統書付きの流行りの犬種のみをありがたがる人もいるが、チョッちゃん(柴犬ということになっているが、実際は柴系雑種ではないかと想像する)雑種であるから一等落ちるなんて考えは愚かだ。チョッちゃんは元ノラであってもかくも賢く、素晴らしい犬なのだから。
p.s.犬の話だけではなく、捨て猫を救うお話&可愛い猫写真も載っているので猫派な人にもおすすめ!







