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商品説明
豊富な用例を著者の文法観に基づいて体系化した学術書であると同時に、常に座右に置いて、英文法上の疑問が浮かぶごとに参照できる「説明文法」。英語の文法現象のhowを記述するにとどまらず、常に疑問に答えてくれる一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
どこから読んでも
2019/10/09 22:16
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:1ベクトル - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を有効活用するには、まず調べたいことを「作る」ことが一番だと思う。時制について、相について、法について、態について。
調べたい対象を作ることができたら、目の前に必要な説明が「飛び込んで」くる。英語がレベルアップするというよりは、日本語で書かれた文法用語と出会い直す感じ。英語力というよりも日本語力が上がる。
私が英語を学ぶのは、英語のためではない。それは日本語をインストールし直すための手段だ(磨き石としての非母国語)。外国語を学ぶことで母語を相対化して捉え直すことができたなら、言葉への視点が変わり、言語「観」が変わり、見える世界像が変わる。
言葉についての認識が深まることで派生的・結果的に、特定言語への知識が蓄積されるとしたら、それは求めてはいなかった幸運な余禄というものだろう。
まずは疑問を持つこと、意識的にそれを作ること。そう願って生きること。目の前にこの本があることは、そのことを忘れなくさせるための「碇」を下ろしていることと等価だ。
紙の本
気分で開いたページをつい読みふけってしまう。日本の英語関係者に広く使われている代表的な英文法書。
2020/01/15 15:38
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
英文法の「なぜこうなるのか」という疑問に明確な答えをくれる本。江川泰一郎の『英文法解説』のような網羅的な文法書ではない。どちらかというと英語学を専門とする人向き。この本で勉強しておくと、賢い学生に難しい質問をされても理路整然と答えられるようになる。著者がライフワークとして作った渾身の一冊。英文法、なぜこうなのかという疑問にまで答えてくれる。theだけでも10ページ。Japanには冠詞はないのに、the new Japanになるのはなぜ?など。各辞書・研究者の説を比較総覧でき、言語学書としても実用書としても用いられる。