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ロックンロール七部作
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 19件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.11
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:19cm/321p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-774787-5
  • 国内送料無料

紙の本

ロックンロール七部作

著者 古川 日出男 (著)

「あたし」が語るのはロックンロールの誕生と隆盛。ロックを追いかけて、物語は20世紀、そして7大陸を呑み込んでゆく。壮大なビジョンで描き直す、ポップでロックな新・20世紀神...

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ロックンロール七部作

1,728(税込)

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商品説明

「あたし」が語るのはロックンロールの誕生と隆盛。ロックを追いかけて、物語は20世紀、そして7大陸を呑み込んでゆく。壮大なビジョンで描き直す、ポップでロックな新・20世紀神話。『小説すばる』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

古川 日出男

略歴
〈古川日出男〉1966年福島県生まれ。早稲田第一文学部中退。編集プロダクション勤務等を経て、「13」でデビュー。「アラビアの夜の種族」で第55回日本推理作家協会賞、第23回日本SF大賞を受賞。

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みんなのレビュー19件

みんなの評価3.7

評価内訳

犬、猫に続いて今度はロックンロールの創世神話、いやあそれにしてもなんでこんなに人が死ぬんでしょうか?

2006/02/10 20:39

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

正確な言い方はどうかとして、なんともアヴァンギャルド。カバーだけじゃあないんですね、本文の活字のレイアウトとか、太字の入れ方とか、目次の作り方とか、各章の扉とか、頁の汚し方とか、もう、奥付なんか、ここまでやるか!なんて・・・
で、その流れるような画を担当しているのが五木田智央、斬新なブックデザインが芥 陽子(コズフィッシュ)、フォントディレクターが紺野慎一(凸版印刷株式会社)です。ちなみに、ブックデザインの芥ですが(コズフィッシュ)とあります。他社さんの本で申し訳ないんですが、子供のための推理小説のシリーズでミステリランドというのがあります。あの全体を取り仕切っているのが祖父江慎+阿部聡(cozfish)です。この(cozfish)と(コズフィッシュ)は同一のものでしょうか、はたまた表記の通り別物なんでしょうか。うーん、謎は深まる、古川日出男はエライ・・・
で、目次ですが、何処にも目次、なんて書いてありません。ただ巻頭にぶっとい活字で、ロックンロール第一部 007、ロックンロール第二部 049、ロックンロール第三部 097、ロックンロール第四部 135、ロックンロール第五部 181、ロックンロール第六部 235、ロックンロール第七部 275、ロックンロール第〇部 309、とだけあります。凄いです・・・
この目次は詳細も何も分からない。で、巻末に目次にはない補記が載っています。ま、目次があるようなないような作りの本ですから、これを何だ!とはいう気はないんですが、そこに『小説すばる』連載時の各話の原題が出ていますので書いておきます。まず最初が「ロックンロール第一部」です。なんじゃ?と怒らないで下さい。本と違うのはここからです、ホント・・・
次が「青のロックンロール」、そして「ロックンロール鉄道」、以下「泣き言ばかり言ってんなよ、ロックンロール」、「マザー、ロックンロール、ファーザー」、「ロックンロール十段」、「白のロックンロール(ペンギンたちはロックンロールを歌う)」です。これらは本書の自立した子供たちである。ア・ワップ・バップ・ア・ルン・バップ・ア・ラップ・バン・ブーン、だそうです・・・
で、要するにこの本はロックンロール版『ベルカ、吠えないのか』であり、『LOVE』なんですね。大体、第一部の扉の前に載っている言葉
「そして彼は訊いた、君は誰なんだ?」
なんて、『ベルカ』の
「ボリス・エリツィンに捧げる。
おれはあんたの秘密を知っている。」
に完全にシンクロしちゃっているわけです。そして創世神話である、いや神話に必要な語り口を持っている、という点でも同じなんですが、向うには連綿と流れる犬の血脈というのがありました。それは、人間の視点で描かれてはいても『LOVE』も同じです。ところが今回は、一見そのような始まり方をしながら、予想を裏切って展開していきます・・・
第〇部のSPから引用すれば
「ロックンロールに第八部は存在しない。ロックンロールはいま七つの航海を終えた。七つの大陸を流転した。順に数え上げよう。アフリカ大陸。北米大陸。ユーラシア大陸。オーストラリア大陸。インド亜大陸。南米大陸。それから南極大陸。時は一九〇一年一月一日から、二〇〇〇年十二月三十一日まで。たぶんその両端に届いている。念いが旋律になって届いている。
ロックンロール。」
うーん、格好いい・・・
ともかく、古川の豪腕が唸る作品です。こういう小説がどうやって生まれてくるのかは知りませんが、凄い作家がいるモンです。是非、手にしてみてください、ロックンロールの創世神話がそこにあります・・・

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ロックのルーツを探る旅

2010/05/16 07:45

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こうじ・1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロック創世記からのロックンロールのルーツとそれにまつわる七つの話。
もっとアバンギャルドなものを想像していただけに肩透かしを食らった感じがしました。

しかしながらなかなか歴史的背景を詳しく記述しており、くだけた文体ながら読み進めていくとなかなか内容に深みがあります。

個人的にお気に入りなのが、インド映画界とエルビス・プレスリーに関する話。インド社会の厳しさ、宗教的なもの、正義の味方を渇望する人々の心理や社会情勢が上手く描かれています。

くだけた文体や登場人物のアダ名に四苦八苦して読み進めましたが、インドの話のみならず現代社会の構図を上手く描いていると思います。

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2006/05/02 12:54

投稿元:ブクログ

4月21日購入。5月1日読了。装填を見て敬遠してましたが,勇気を出して買ってみるといつもの古川日出男物語です。おもしろかたです。

2008/09/08 12:08

投稿元:ブクログ

 それから彼が解凍される時を待つ。氷の中から釈かれるのを待つ。その瞬間に、目覚めて彼は尋ねるだろう。いずれ出来事は過去形で記録されて、物語られるだろう。無数の異説に彩られながら。すなわちーたとえばーこんなふうに。
 そして彼は訊いた、君は誰なんだ?と。

2006/02/02 08:44

投稿元:ブクログ

ロックンロールという20世紀のBGMを主題に取った7つの大陸をまたに駆けた壮大なクロニクル。
それでいて文体は非常にポップ。
ちょっと変わった現代小説を手に取りたい方に。

2006/06/30 19:55

投稿元:ブクログ

古川日出男初体験。かなりすき。インドでエルビスのカッコしたヒーローが増殖していく(そこまでの経緯がおもしろくって、しかもよくできてる)第五部が一番いい

2007/04/28 13:06

投稿元:ブクログ

印象としてはそのまんま音楽版のベルカ。対象が犬かロックかの違いです(笑)

語り手の「あたし」が綴る20世紀のロックンロール。まぁつまりは作者の得意技、筆力でただひたすらに読者を圧倒する、完全でっち上げの世界創造です。そうと分かっていても、それでも尚且つ、読むと確かに世界に「ソレ=ロックンロール」は存在してる。スゴイなぁ…濃いなぁ(笑)

先にベルカを読んでいたので慣れが来てたのもありますが、一番インパクトがあったのは目次のページでした。特大ゴシックで飛び込んでくるロックンロールの群れには笑った(爆笑)

にしても比較対象が同じ作者の作品しかないってのもスゴイよなぁ。オンリーワンな世界です(笑)

2006/12/11 00:27

投稿元:ブクログ

ロックでポップな、新たなる20世紀神話。
"あたし"が語るのはロックンロールの誕生と隆盛。爆発的に広がる
ロックを追いかけつつ、物語は20世紀という時間、七大陸という空間
を呑み込んでゆく。壮大なヴィジョンで描き直す新・20世紀史

2007/04/23 12:33

投稿元:ブクログ

2007/04
マジすげえよ。
この人の言葉ってのは圧倒的な世界がある。力がある。リズムがある。リアルとかなんだとか、全く関係ない次元で突き抜けてて、超カッコいい。
やっぱ小説は圧倒的であるべきだ。

2007/06/11 10:22

投稿元:ブクログ

大雑把に言うと全てがあまりにも自分の好みでは無く、読むのが苦痛に感じて途中でギブアップ...
う〜ん、また違うタイミングでトライしてみよう。

2007/05/09 13:55

投稿元:ブクログ

ロックでポップな、新たなる20世紀神話。
"あたし"が語るのはロックンロールの誕生と隆盛。爆発的に広がるロックを追いかけつつ、物語は20世紀という時間、七大陸という空間を呑み込んでゆく。壮大なヴィジョンで描き直す新・20世紀史。

2007/08/20 00:34

投稿元:ブクログ

好き嫌いの分かれる作家だとは思います。最初の数ページを繰っていただいて、
「・・・自分はこの文章は向かないな。」
と思ったら、それは向かないのです。仕方ないのです。そこは強弁しようとは思わないません。でもあいかわらず神作品。内容は完全に忘却したけど。(←ダメ人間・・・。)

2008/05/12 00:34

投稿元:ブクログ

古川日出男の作品の中でも彼の好きな言葉(?)「ロックンロール」について扱った作品。
ロックがロールして世界中を駆け回っているわけで、こういう古川作品らしい壮大な物語は面白かったです。
でも他の作品と比べると…と思うと、五つ星はつけられんのである。

2009/03/04 10:29

投稿元:ブクログ

20世紀はどんな百年だったか?
「戦争の世紀」?
それは違う。
戦争は19世紀にもあったし、18世紀にもあったし、当然ながら21世紀にもある(悲しいことだけど)。
20世紀は「ロックンロールの世紀」だ。少なくともその後半は。
ロックンロールは19世紀にはなかったし、18世紀にもなかった(21世紀がどうかは…各自で考えて!)。

この小説はロックを主題としているが、音楽小説ではない。
ロックは爆音で鳴り響いたりもするし、ただのBGMだったりもする。
語られるのは人々の織り成す壮大な物語。

人々は20世紀を走った。そこにはロックンロールが流れていた。

個人的にはインド編(?)が一番良かった。

2009/04/25 14:47

投稿元:ブクログ

どこまで読んでも「古川著はこんな作風」てのが説明できない…のが悔しくて堪んない。新しい作品を読むごとにいちいち新しくて、それまでの作品の中に「例」を見つけられない。途中吐きそうになるけど…おえッてくるけど……わっけわかんねーけど…でもなんか、もう、この文章はまるよね。読んでる間ゾクゾクする。吐き気と畏怖が同時に来る。今回のは内容、だけじゃなく、装丁&文章中のデザインが凝っていて、ページを開くのが楽しくて仕方なかった。デザイン最強すぎ。これはパラパラめくって面白そーってなって衝動買いする人いるだろ…平積みにしちゃだめ☆←