ボクを包む月の光(花とゆめコミックス) 10巻セット
日渡早紀
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ユーザーレビュー- 「ボクを包む月の光(花とゆめコミックス) 10巻セット」
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2010/11/19 18:31
ボクの地球で救われるのは…
投稿者:A-1(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
それこそ10年以上前に流行った漫画「ぼく地球(タマ)」といえば「ぼくの地球を守って」で、
当時はアニメ化もあり、当時流行の前世あり転生ものだったということもあいまって、
知っている限りでは知名度も人気度も高かったようですが、
個人的には主要メンバーである小学生(転生前があっての主要人物なのですが)倫(りん)くんの性格…というか、
その行動の酷さに引いていまいち入り込めなかったものでした(^^;
(読んだ人は知っている…あの初っぱなのガム事件…最悪です。亜梨子(ありす)みたいにすねて泣き寝入りするだけではおさまりませんよね!(><)その後に知れるエピソードもこれでもかという感じに酷いw)
しかし、近年刊行されている、この子供世代のお話は可愛らしく、
かの「倫くん」はいまいち同情できない性格はそのままに(笑)お父さんになって、
小学生の息子 蓮(れん)くん と、その幼なじみ 日路子(かちこ)ちゃんやお友達が絡んで引き起こす事件や、
そのエピソードにはじめは大人ぶって、やがてあたふたと対処し、
時には嬉し涙を流すことになる、そんな風に報われて幸福になれる姿に
こちらも思わず涙腺が緩むようなお話の数々です。
特に猫のヒァーのお話はもう…(ノT)
一つの題名で連載しているようですが、エピソードというか事件はその時々に終わり、
次のお話に繋がっていく…という形式です。
読んで思わず幸せになれる様な物語なのは、前回が中学生が主要な主人公であり、今回が小学生の主人公であるという差もあるのでしょうか?w
とはいいながら、今回も、倫の前世の(月基地の住人)である「イケメン守護天使」ことシ-オンや、亜梨子の前世である「美女守護天使」ことモク-レンが、圧倒的な存在感でもって登場し、相乗効果的に事件に関わっていったりします。
まるで、ようやく全てを浄化する物語なのか?とさえ思わせる展開には、この作者さんのストーリーテリングと伏線の深さに思わず拍手w
この作品を読んで、前回の作品(ぼく球)を読む気になってみたら、あらためて当時厳しかった内容も深く読めて改めて見直しました。
でも、やっぱり酷いヤツでしたけど…。
アンファンテリブルでもあり…(^^;
思えば「記憶鮮明」という「記憶」にまつわるシリーズから、このお話があったわけで…続いてるのかなこのシリーズ?
確か、その前には「アクマくんシリーズ」という、シリーズ名のわりにほのぼのしたそれで居てストーリー的にも心理的にも深いファンタジーを描いていたのですが、エキセントリックな性格が追求対照なのでしょうか?
まあSFやファンタジー自体がエキセントリックなお話なわけなんですけどw
ともかく、その間の物語や(倫くんの成長過程の小エピソード)、最新刊では、前回呼称「M」こと 未来路(みくろ)を かちこちゃん のためにも、とある組織から救おうと画策していたり…。
とにかく読ませる人だなあ…と、注目です。







