- 出版社:山海堂
- サイズ:21cm/143p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-381-08574-4
子どものスポーツ障害 ケーススタディで学ぶジュニア期に起こりやすい外傷と障害 (からだ読本)
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- 税込価格:1,575円(45pt)
- 発行年月:2005.12
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- 本
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商品説明- 「子どものスポーツ障害 ケーススタディで学ぶジュニア期に起こりやすい外傷と障害」
運動をするジュニア期の子どもたちの中には、外傷や障害、燃え尽き症候群などが増えている。スポーツをすることによって発生するケガや障害について、部位別に詳しく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「子どものスポーツ障害 ケーススタディで学ぶジュニア期に起こりやすい外傷と障害」
小山 郁
- 略歴
- 〈小山郁〉1960年香川県生まれ。徳島大学医学部卒業。講道館ビルクリニック院長等を経て、こやまクリニック院長、国士舘大学非常勤講師。著書に「図解スポーツ・リハビリテーション」など。
ユーザーレビュー- 「子どものスポーツ障害 ケーススタディで学ぶジュニア期に起こりやすい外傷と障害」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2011/10/23 10:09
子ども向けスポーツ医学の基本書としておすすめ
投稿者:JOEL(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どものスポーツ障害の事例を、体の部位別に分かりやすくまとめてある。
子どもは小さな大人ではない。骨なら、まだ完成しておらす、その端は成長できるような構造になっている。大人は骨が完成し、端が閉じているのだ。
したがって、骨折も大人のような骨折とは違い、「若木骨折」と呼ばれる、骨がしなって曲がり折れる骨折の仕方をすることがある。
こうした子どもの体の特徴を理解しないと、スポーツ障害をまねくということだ。少年野球のリトルリーグでの投げすぎのために、肩や肘を壊す話はよく知られている。一般には、変化球を投げさせたり、エースに連投をさせて、そうなってしまうと思われている。
著者は医師でもあるので、どうして肩や肘を壊すのか、体の図を示しながら解説をしてくれる。これは説得力がある。
頸部、肘、手首、腰、膝、足首など、体の部分ごとに、その構造が図示してあり、どの骨が骨折しやすいか、どの靱帯を損傷しやすいかがひとめで分かるようにしてある。これは、大人にもあてはまるからためになる。
だから、足首を痛めたようなときに、どの骨や靱帯を痛めているのか、大人でも理解できる。痛みが引かないときに、どこを養生すればいいのか、どこに湿布を貼ればいいのかが分かるという具合だ。
柔道、テニス、サッカー、バレーボールなどで、子どもが怪我をした具体的事例をいくつもあげながら解説を加えているので、これも参考になる。
子ども向けのスポーツ指導者は、本書を常備しておき、思わぬ怪我が起きたときに応急措置として何をすればいいか、その後、病院に搬送してどうすればいいかを知ることができる。リハビリのときにも役立つ。
怪我や故障を防ぐために、ふだんから心がけることもコラム化して書かれている。予防できるなら、それが一番だから、このコラムも参考になる。
子どものスポーツに限らないが、日本人はひとつのことを一生懸命やることが奨励されることが多い。実際には、特定の体の部位を使いすぎることになるので、複数のスポーツに季節ごとに取り組めば、それを分散させることができる。また、運動能力全体を高めることができる。アメリカではそれが、ごくふつうのことになっている。日本でも、そうした方がよいと著者は提言する。
離断性骨軟骨炎、手舟状骨骨折、腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニア、前十字靱帯損傷、足関節捻挫、半月板損傷、コンパートメント症候群など、聞き慣れた症例もあれば、聞き慣れない症例もあるが、いずれも図版がついているので理解しやすい。
子どもだけでなく大人向けとしても、分かりやすくためになる、すぐれたスポーツ医学の本としておすすめできる。
本書が手に入らない場合は、より新しい『子どものスポーツ障害とリハビリテーション』など、著者のほかのスポーツ医学の本を手にとってみるとよいと思う。





