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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2005.12
- 出版社: ジャパンマシニスト社
- サイズ:22cm/326p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-88049-125-X
読割 50
紙の本
がっこう百科
著者 岡崎 勝 (編著)
全国の現役の教員によって書かれた生活・学びのアドバイス。学校生活で起きるできごと、習うこと、使う道具などを解説。学校現場の本音、生々しい実態、対応策、そしてウラ情報など、...
がっこう百科
がっこう百科 技ありの先生たちだからこそ書けた「とことん使える」生活・学びのアドバイス
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商品説明
全国の現役の教員によって書かれた生活・学びのアドバイス。学校生活で起きるできごと、習うこと、使う道具などを解説。学校現場の本音、生々しい実態、対応策、そしてウラ情報など、いまどきの学校の雰囲気がわかる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
岡崎 勝
- 略歴
- 〈岡崎勝〉1952年名古屋市生まれ。小学校教員。『おそい・はやい・ひくい・たかい』編集人。「産業社会批判・自由すぽーつ研究所」主宰。著書に「ガラスの玉ねぎ」など。
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紙の本
学校のことがいろいろわかった。
2006/02/02 15:35
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:guri - この投稿者のレビュー一覧を見る
親のための学校入門といった感じだが、私は立ち読みして、小学校には関係ないけど買ってしまった。教育改革のことがちらほら書いてあってそれが面白い。円周率を教えないといって教育改革がバカにされたが、現場では教えている先生が多かったとか。週刊誌などに出ている記事とはずいぶん違う。現役の教員たちが書いているのでリアリティがあると思う。
もちろん、子どもを小学校に送り出す親にとっては良い味方となるだろう。鉛筆の選び方とか消しゴムに名前をつけるのにどうするかとか、超こまかい。
「熱血先生はまだいるか」とか「学校は貧乏か」とか、「何年生まで泣くか」とか各項目のタイトルが面白い。
紙の本
小学校の生活って?新一年生の親ごさんに、入学祝にぜひ。6年間使える生活・学びのアドバイス
2007/03/25 18:31
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校の生活、学びのアドバイスが五十音順に308項目。現役の教員9人によって書かれたこの本は学校での生活を充実させ、楽しくするため事典です。
「いろんな友だち」「学校のモノたち」「先生という人たち」「学校と教育の問題」「学校ぐらし」「からだのこと」「さあ、お勉強」と、ジャンル別にも分かれています。
項目ひとつひとつにイラストがついていて、ひと目でわかるように工夫されています。
子どもが小学校へ入学する。初めてのことなら、親も子もドキドキ。
いま、学校はどうなってるの?ゆとり教育の見直し?生活科って?総合学習って?宿題は親がみてあげないといけないのかしら、やっぱり…
「?」だらけ。子どもより親のほうが心配事が多いかもしれません。
通う学校により多少の違いがあるでしょうが、この本でいまどきの学校事情がよくわかります。
学校現場の本音、生々しい実態。子どもたちの様子にはおもわず吹き出してしてしまったところもありました。おもしろい…(たとえば「赤白帽」に出てくる子、思い出の一年生など。)
ご丁寧なことに「学校への電話の仕方」「連絡帳の書き方」もあります。先生、学校側の事情もわかるので、保護者の気をつけなければいけない点が明確になります。
九九を楽に覚えるには、鉄棒がうまくなるには、時計の読み方など、学習の手助けをするのにとても役に立つガイドもあります。
おもわずおおっ!と声をあげてしまう、深い内容もちりばめられています。
わたしが唸ったのは、
・かたづけ子どもは「かたづける」ことより「散らかす」ことにその使命があります。(「かたづけ」)
・消すときに紙がクシャッとなると。すべてがイヤになる。だから力を入れないと消えない消しゴムはダメ。(「消しゴムも大事」)
・春休みは何より、旧学年のしがらみを忘れて遊ぶこと!(「春休みにやっておくといいこと」)
・計算力は基礎学力などではない。(中略)別に、早くやる必要はない。(百ます計算)・先生も子どもも人間、生きている人間。今、学校にいちばん必要なのは、時間と心のゆとりである。(「先生は忙しくなったか」)
編著者の岡崎勝氏によるまえがきにはこう始まります。
『「子どもが幸せな国なら、そこではきっと大人たちも幸せだろう」。ボクはそう確信している。子どもは現在と未来を生きることができる「人類の希望」なのだ。だから学校は、子どもに希望を保障しうるところにならねばならない。』
このことばに代表されるように、この本全体を通して、子どもたちへ、そして親たちへのあたたかいエールを感じました。
帯の袖(内側)部分にはメッセージを記入できる欄があります。
「楽しい6年間でありますように」と書かれています。ご入学のお祝いにも最適です。