サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

ブックオフ宅本便ポイント増量キャンペーン ~4/15

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 2.5 4件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.1
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社新書
  • サイズ:18cm/241p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-334-03338-5

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

新書

紙の本

日中一〇〇年史 二つの近代を問い直す (光文社新書)

著者 丸川 哲史 (著)

対立はいつ始まったのか、なぜその状態が続くのか? 現在の日中問題を考察するために、過去およそ100年間の日中双方の思想を洗い直し、互いの国に対する葛藤のプロセス、対立交流...

もっと見る

日中一〇〇年史 二つの近代を問い直す (光文社新書)

税込 836 7pt

日中一〇〇年史~二つの近代を問い直す~

税込 748 6pt

日中一〇〇年史~二つの近代を問い直す~

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 6.4MB
Android EPUB 6.4MB
Win EPUB 6.4MB
Mac EPUB 6.4MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

対立はいつ始まったのか、なぜその状態が続くのか? 現在の日中問題を考察するために、過去およそ100年間の日中双方の思想を洗い直し、互いの国に対する葛藤のプロセス、対立交流の歴史をたどる一冊。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

丸川 哲史

略歴
〈丸川哲史〉1963年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科単位取得退学。明治大学政治経済学部所属。専門は台湾文学と東アジア文化論。著書に「台湾、ポストコロニアルの身体」「リージョナリズム」等。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー4件

みんなの評価2.5

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

悩む能力

2006/01/21 16:35

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:相如 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本の冒頭では「悩む能力」について書いている。いいことを書いているなと思って期待して読んだのだが、この本を読み進めるにつれて「この人は本当に悩んでいるのだろうか?」という違和感が次第に高まっていった。
ここで言及されている魯迅、竹内好、丸山真男などは明らかに「悩み」抜いた人である。まさに中国史上最低と言っていい混迷の時代を生きた魯迅は、どうして我々中国人はかくも堕落し醜悪になのか、自分がその中国人であることが実に忌々しいがこれも宿命であり、この宿命にどう向かい合うべきか、ということを延々と自問自答した人物である。竹内や丸山は自らを免罪していたきらいはあるが、どうして日本はあんな馬鹿な戦争をしてアジアを侵略してしまったのか、これはわれわれ日本人の「近代」のあり方が根本的に間違っていたからではないか、ということを執拗に問いつづけた。彼らの言っていること自体は今読んでもとりたてて面白いものではないが、決して既存の思考様式で納得・満足することなく、自ら苦悩して独自のやり方で解決を導き出そうとした思考の跡は、依然として迫力を感じさせるところがある。
しかし、この本の著者は一体何に悩んでいるのだろうか。教科書的な歴史イメージや思想家の評価とは別の視覚をところどころ提示しているところはそれなりに面白いとしても、結局ところ著者の悩みというものが伝わってこない。「反日デモ」に対する論評で「デモの主張が正しいものかどうかという判断以前に、それが歴史の残響であることを、まず認めなければなりません」という文章が典型的だが、それは悩んだ末に導き出された文章と言うよりは、物事を見る際の知的倫理を説いたものと言うべきだろう。この本からなんとなくうかがわれる歴史観も、アジアに対する想像力から日本の近代を考えようという「薄められた竹内好」のようなもので、それはもちろん正しいけれど、既存の聞き慣れた歴史観をあらためて聞かされている感は否めない。本当に悩み抜いてこの本を書いたのであれば、もう少し著者にしか表現できないような独特の歴史観が提示されるはずだろう。
さらに、アジアに対して鈍感で単純な目でしか見られない日本を批判的な調子で(はっきりではないが)書いているのはいいとしても、日本がどうしてアジアに対してそのような態度しかとれないのか、というところでの根本的な「悩み」がこの本では語られていない。もちろん、日本人向けの本だから日本に反省を促す書き方になるのは当然だとしても、魯迅が中国人に向けたような、日本に対する憤りや愛惜、そして「日本そしてアジアが変わってほしい」という情熱のようなものを伝えていないのである。結局、近年の「反中」ムードの高まりの問題に対する「悩み」を(おそらく敢えて)スルーして、「歴史の残響」を真摯に見つめるべきだと言うそれ自体は真っ当すぎる知的倫理を説くものになってしまっている。だから読んでいても勉強になることはなるが、「良識的な見解」を延々聞かされている感じがして、読後の印象が今ひとつ残らないのである。
もちろん著者にとっては、あくまで「悩んでもらう」材料を提供することがこの本の目的だったのかもしれない。しかし読者に悩んでもらうには、悩むべきだと言う知的倫理だけではなくて、著者自身がいかに苦悩しているかをまず語る必要があるだろう。「嫌韓」「嫌中」本がどんなに内容がひどくても売れてしまう現実に少しでも抵抗してほしいと気持が個人的に強いが、しかし読者がこの本でそうした現実を反省して悩んでくれるようになるのかどうかは、正直なところ大いに疑問である。期待が高かったせいでいろいろ批判を書き連ねてしまったが、歴史学者が書いたのではない「日本と中国(および台湾)における近代」の概説的な本としてはお勧めできる本である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。