脳のはたらきがわかる本 (岩波ジュニア新書)
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- 税込価格:861円(24pt)
- 発行年月:2006.1
- 発送可能日:1~3日
- 本 新書
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商品説明- 「脳のはたらきがわかる本」
記憶は海馬、運動は小脳がつかさどることは知っていても、楽しさを感じたり、考えたりするのは脳のどこか、知っていますか? しびれの正体や「ごほうびシステム」、立ちくらみするわけなど、脳の働きについて紹介します。【「TRC MARC」の商品解説】
目次- 「脳のはたらきがわかる本」
- はじめに
- 1 なんだろう、脳みそって?
- 生体コンピュータ・ネットワーク/脳の重さ/神経システムの構造/ニューロン/ニューロンはふえる?/エネルギーはブドウ糖/三重のラッピング
- 2 ビジュアルとオーディオ
- 目の構造/網膜で像を電気信号に変える/視神経をつたわって外側膝状体へ/こうして視覚中枢を見つけた/視覚中枢が傷つくと/目が見えない人も視覚中枢がはたらく/三五〇〇個の有毛細胞が振動を感知する/聴覚中枢は側頭葉上部にある/音楽家の聴覚中枢
- 3 しびれちゃった
- しびれの正体は/皮膚感覚のつたわりかた/痛みのたいせつさ/痛み情報は選択される/痛み情報が脳につたわる経路/ホムンクルス/痛みをやわらげる物質/脳内麻薬
- 4 ハッピーで舞い上がる
- 好ききらい判定団/楽しさを感じる側坐核/ごほうびシステム/薬物の快感と危険性/不快を感じたときは?/におい情報はただちに扁桃体にとどく
- 5 メモリーしよう
著者紹介- 「脳のはたらきがわかる本」
小長谷 正明
- 略歴
- 〈小長谷正明〉1949年千葉県生まれ。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。専攻は神経内科学。国立病院機構鈴鹿病院長。パーキンソン病などの神経難病を診断・治療する。著書に「脳と神経内科」など。
ユーザーレビュー- 「脳のはたらきがわかる本」
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/03/12 06:53
脳のはたらきを日常の生活からわかりやすく教えてくれる
投稿者:未来自由(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
岩波ジュニア新書。ジュニアとあるが、侮るなかれ。なかなか参考になる本がある。中にはジュニアでなくとも入門編として内容の充実したものもあるのだ。
そんな期待をもって本書をひらいた。脳のはたらきを描いたジュニア新書はすでにでているが・・・。残念ながら、この本は入門の入門編であった。
それでも、日常の生活におこる現象から脳のはたらきを説明しているので、脳の機能など十分な知識をもっていない人にもわかりやすく書かれている。
最近の脳の研究で注目されるのは、かつては脳細胞は減るだけと説明されていたのが、新しいニューロンが増えるという研究が進んだことである。これほどの朗報はない。
注意しなければならないことは、脳と睡眠の関係である。眠っている間に痛んだ脳細胞を修復したり、交換しているということだ。眠らなかったり、深夜労働を繰り返すことは、このシステムに重大な支障を繰り返すことになる。
長時間労働や深夜労働は、人間らしい暮らしを破壊するだけでなく、人間そのものを壊すものである。最近の労働基準法の改悪は、人間そのものをも破壊することである。飽くなき利潤追求のために人間破壊をものともしない政府・財界人に、この事実を突きつけ、労働時間の短縮、人間らしい労働を求めることが必要だ。
脱線してしまったが、脳と生活との関係を考えるヒントがいっぱい詰まっている。若い人や脳のことを知りたい人には入門編として読みやすいだろう。私には少し物足りなかったが・・・。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/07/07 02:03
脳の全貌ではなく医師の考える脳の話でした。
投稿者:kokusuda(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
SF作品には脳に関連した作品が数多く存在します。
サイボーグ、人工知能、超能力や進化などなど、、、。
様々な学説(仮説含む)が登場し専門的な内容を扱った作品も見うけられます。
しかし、一般的な読者、特に若年層などに、どこまで伝わっているのでしょうか?
ということで小中学生に向けた脳の解説書を読んでみました。
読んでいて印象的だったのは医者の立場で脳についての内容がまとめられていることです。
つまり確実に判っている事実や治療に関する知識が書かれているのです。
脳を機構(メカニズム)として観ていて構造と機能に絞って解説しています。
解説している内容は視覚や聴覚、痛覚などの皮膚感覚から記憶、思考、運動神経や
睡眠についてなど広範囲です。
脳の全体的な機構が思ったより詳しく説明されています。
反面、脳の重要な働きの一つである知能については説明が不充分のように感じました。
知能、知性、理性、感情などを混同して扱っていますが、
それぞれに違う内容を持つ言葉(用語)なので、使い分けるか表現方法を
工夫する必要がある、と考えられるのですが、、、。
小長谷氏が、まえがきやあとがきで書いているように20世紀末から脳についての
研究が進んでいます。
しかし、同時に大きな謎も増えてきているのです。
私は現時点で何が判っているのか?だけでなく何が判っていないのか?どこに矛盾があるのか?
について書いておくことが正直な態度ではないか、と考えます。
他にも脳を神経システムとして考えた場合の複雑さ、冗長性や階層性の考え方の
説明などが無い、思考に関する論理的な展開が無いなど気になる点はあります。
しかし、全体的に脳のはたらきを把握し理解するための第1歩に役立つように思いました。
個人的には中学生なら思考についての論理的な展開や矛盾などは理解可能だと思います。
私としてはロボット物のSF小説や黒崎政男氏の著書など
併せて読んでみることをお勧めしたいと思います。







