- 出版社:文藝春秋
- サイズ:16cm/458p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-16-745107-7
天井男の奇想 倒錯のオブジェ (文春文庫)
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- 税込価格:660円(18pt)
- 発行年月:2006.3
- 発送可能日:1~3日
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商品説明- 「天井男の奇想 倒錯のオブジェ」
東京都北区東十条、古びた木造二階家に老女が一人住んでいる。「貸室あり」の立て札を見て二階の部屋を借りた若い女は夫から身を隠していた。老女は訪ねてくる区の職員へしきりに訴える、「天井男があたしを監視している」と。これは密室の謎解きに燃える老女の妄想なのか、それとも—。超絶技巧のミステリ。【「BOOK」データベースの商品解説】
〔「倒錯のオブジェ」(2002年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
ユーザーレビュー- 「天井男の奇想 倒錯のオブジェ」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2011/10/13 21:16
<家>というものの意味をじわっと考えさせられます
投稿者:mayumi(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
東十条の古い木造住宅を舞台にした叙述ミステリー。
天井ってあるので「幸福荘」っぽいんだけど、たしかに、ぽい、んだけど、今回は普通の2世帯住宅ってところがポイントなのである。
大家で1階に住む変り者の老女。そして、2階に住むワケありの女。
二人を中心に、それぞれを訪問する都の職員や友人が、物語をフクザツにしていく。
もう、折原一なので、どんでん返しがあるんでしょ。時間軸も、実は曖昧なんでしょ、とかまえて読んでるんだけど、うまいことやられてしまうのである。
にしても<家>って怖いね。
まぁ、家が自分の戻る場所であり、居場所であり、起源でもあるという要因が、この悲劇的なドタバタを産んだのだろうなと思う。
うん、結局のところ<家>は、人の存在理由の起因となるものなのかもしれない。
というのを、ほんのり考えさせられたのであった。







