- 出版社:ソニー・マガジンズ
- サイズ:20cm/229p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7897-2678-9
ほんとうに大切なこと
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- 税込価格:1,575円(45pt)
- 発行年月:2006.2
- 発送可能日:購入できません
- 本
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商品説明- 「ほんとうに大切なこと」
毎日あなたを贈り物が待ち受けているのよ。見よう、聞こう、感じようという気さえあれば、そこにちゃんとあるの—涙といっしょにあなたに贈る、人生のおまじない—。【「BOOK」データベースの商品解説】
自殺をはかった孫娘に、祖母ギャビーは「あること」を伝えようとする…。ニューヨークのセントラルパークや美しい自然に囲まれたニューイングランドを舞台に、祖母と孫がともに過ごす季節をとおして描かれる癒しと再生の物語。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「ほんとうに大切なこと」
ヤン・ゴールドスタイン
- 略歴
- 〈ヤン・ゴールドスタイン〉作家。詩や戯曲などの作品がある。ロサンゼルス在住。
ユーザーレビュー- 「ほんとうに大切なこと」
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/02/20 21:07
救いの手
投稿者:ナカムラマサル(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公ジェニファー23歳。母の事故死を自分のせいだと責め、裏切った父を許せず、恋人も去っていった。自殺を図った彼女が、祖母ギャビーと過ごすうちに生きる力を取り戻す物語…と言ってしまうとありがちな話に思われるかもしれないが、実に心を動かされる1冊だ。
何より魅力的なのが、ギャビーのキャラクターだ。何ともバイタリティ溢れる彼女は孫娘のわがままを黙って受け止め、ユーモアを忘れない。馬糞合戦の場面や、見ず知らずの青年にジョッキーのようにおぶさって「いざ城へ!」と叫ぶところなどは、声を上げて笑ってしまうほどのおかしさがある。彼女が孫を救うことができたのも、人一倍辛い人生の中から彼女が得たものの大きさによるものだということが、読み進めていくうちに分かる。ホロコーストで両親と妹を目の前で失い、助けてくれたポーランド人の女性に匿われるくだりは、本書中の白眉だ。その時に身につけた「毎日必ず贈り物が用意されている」と考える姿勢を崩さない彼女の姿には、勇気付けられると同時に涙が出るほどの愛おしさを感じる。
自分は誰にも愛されていないのではないか、必要とされていないのではないか、と思った時、この本は救いの手をさしのべてくれるだろう。読み終わった後、確実に何かが変わる。生きているってすばらしい!と素直に感じさせてくれる本だ。
翻訳を感じさせない、生き生きとした文章もすばらしい。







