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本

本 (あたらしい教科書)

永江 朗 (監修)

  • 全体の評価 41件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,57545pt
  • 発行年月:2006.3
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明- 「本」

大人だからこそ、楽しく学ぶ。本の見方が変わる。本の編集、デザインから、印刷と製本、流通と書店までの過程で見えてきた、いろんな人のいろんなこだわり。知ればもっと読みたくなる、さまざまな角度からめぐる本の教科書。【「TRC MARC」の商品解説】

関連キーワード- 「本」

ユーザーレビュー- 「本」

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2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2010/07/13 02:42

電子書籍が続々と登場・・・。そうすると来年頃には本著は古典になってしまうのかもしれませんね。

投稿者:クーニー(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

温故知新というではありませんか。電子書籍と比べると、紙の書籍の方が落ち着くという方もいらっしゃるそうです。今後、自分はどうなってしまうのか分かりませんが、とりあえず、まだまだ紙媒体に固執しております。そこで、今更ながら本についての本が気になりだしました。皆様方の素晴らしい書評につられて、ぽちっとオーダーしてしまう本。或いは、リアル本屋さんで吸い込まれるように購入してしまう本。何というか、ジャケ買いのように、表紙に呼ばれて買ってしまうこともあります。紙媒体の重さがある立体力とでも呼ぶべきパワーに圧倒される訳ですが、本著を拝読しますと、そのパワーは、実に大勢の方々が製作に携わっている事に由るものなのだと胸が熱くなります。電子書籍オンリーになりますと、これらの何割かの芸術的かつ職人的なお仕事が無くなるのではないかと心配です。装丁の無い本。紙質の無い本。私には味気なく感じます。時の経過とともに変わってゆく本の匂い。印刷インクやピグメントが変質してゆくのでしょうか。それとも、読者の手の脂や汗の匂いが滲みてゆくのでしょうか。

いつかは確実にノスタルジーに浸りながら本著を再読する時が来るのでしょうが、今ならば、まだ現物の紙の本と見比べながら、この教科書を読む事ができます。それはそれで、読書はとても贅沢な行為とも言えるでしょう。お菓子やお煎餅を食べながら読書する時、食べかすが入ってしまうあのページの間!そこにも名称があります。本の部位の名称も楽しかったです。毎日、読書している本について、知らない事が沢山あるのです。

そして、週刊漫画が殺人的スケジュール!で製作されている事も初めて知りました。売れっ子漫画家の皆様は、毎週毎週きっとデスクの上に突っ伏して仮眠をとられていることでしょう。実現は難しいでしょうが、自分ならば、是非とも図鑑の製作をしてみたいです。図鑑の写真は毎回新鮮な被写体を撮り下ろすそうです。更に、図鑑は年単位で製作し、採算も10年ぐらいで考えているそうです。う~ん、気が長いというか、じっくり取り組める仕事なのですね。辞書の製作も、かなり根気が要りそうです。まず、どの言葉を載せるのかで早くも躓きそうですが、そこはプロの腕の見せどころで、着々と進めます。新しく載る言葉。哀しいけれど消えてゆく言葉。遷ろう現実。それを選択するのも人々の役目。少し教科書から目を離し、雲の動く様子を眺めたくなりました。

永遠はきっと無いのだろうけれど、これからは、現時点で手に入る本をもっと慈しもうと思います。今迄、ろくに読まなかったり、1度読んだきりしまい込んで粗末に扱ってしまった本もあったかもしれない。少し反省する気持ちと、新しい媒体に目移りしがちな自分の正直な気持ちとも向き合わねば、と複雑な心境になった本でした。紙の本がアンティークになる日の為に、少しずつ蔵書を増やしたいなあ、と思いました。時代に逆行してますかね・・・。



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