- 出版社:幻冬舎
- サイズ:19cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-344-01128-7
人工社会 エコビレッジを訪ね歩いて
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- 税込価格:1,680円(48pt)
- 発行年月:2006.3
- 発送可能日:7~21日
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商品説明- 「人工社会 エコビレッジを訪ね歩いて」
使いきりの資源である石油をじゃぶじゃぶ使うようになって50年。そろそろ先が見えてきた。化石燃料の枯渇を前に、もうひとつの社会、永続可能な地球と人類のヴィジョンを探る。オーストラリアの新共存生活の実態をリポート。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「人工社会 エコビレッジを訪ね歩いて」
リック・タナカ
- 略歴
- 〈リック・タナカ〉信州松本出身。1997年にシドニー郊外カトゥーンバに引っ越し、執筆、メディア活動と並行しながら楽農生活をはじめる。著書に「オーストラリア楽農パラダイス」など。
ユーザーレビュー- 「人工社会 エコビレッジを訪ね歩いて」
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2007/03/02 13:38
テーマパークとパーマカルチャー
投稿者:KAZU(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
僕はテーマパークが大嫌いである。そんな僕はこの書評を書いている現在、テーマパークの大御所とも言えるフロリダ州のオーランド・ディズニーワールドに滞在している。ここに滞在中、地球の気候の変調のせいか、ここフロリダやアラバマでも竜巻が起こり、北米は雪ふぶきである。地球はおかしくなっているのか、それとも単に気象の変動の誤差範囲内であるのか・・・
さて、オーストラリアからロス経由でフロリダに来る機内で、この本を読んだ。前回の著作「オーストラリア楽農パラダイス」から更にパーマカルチャーに関してタナカ氏の見識、体験度が深まり、その分、氏の悩みも随分増しているように感じる。僕の居るクイーンズランド州のパーマカルチャーの発信基地であるクリスタルウォーターズには訪れていないが、タスマニア、ビクトリアを中心としたエコビレッジの体験ルポは圧巻である。
僕は工学研究を通じて(水素吸蔵合金や、軽金属、そして鉛を含まないハンダの研究など)持続可能社会の実現に貢献しようと考えているし、ある程度は貢献してきたと自負している。しかし、タナカ氏も感じているように、地球環境に与えるエネルギー収支を考えてみると、自分がやってきたことへの自信が揺らぐのである。人間としての営みと持続可能社会の実現とはなかなか相容れないものがあるのである。たとえパーマカルチャーを実現しても、である。
話は冒頭に戻る。ここディズニーワールドに来ているのは、米国の金属工学のとある学術学会出席のためである。数十年前までは湿地帯であったここオーランドの自然環境を著しく破壊して突如100万都市として出現したオーランドと巨大テーマパーク。その会場で僕は、持続可能社会の実現に貢献すべく、その研究成果を膨大なエネルギーを消費しながら発表するのである。少なくとも僕が使ったエネルギー以上に僕の研究成果が将来のエネルギー消費を抑えられる、と自分に言い聞かせながら。







