- 出版社:丸善
- サイズ:19cm/157p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-621-07709-0
身近な放射線の知識
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- 税込価格:1,365円(39pt)
- 発行年月:2006.3
- 発送可能日:購入できません
- 本
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商品説明- 「身近な放射線の知識」
医療での放射線利用をはじめ、私たちは放射線や放射能とともに生きている。正しい知識を身につけ、リスクと便益のバランスを判断できるよう、放射線の受け方、受ける量等による影響を、身のまわりの具体的な話題から解説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「身近な放射線の知識」
佐々木 康人
- 略歴
- 〈佐々木康人〉独立行政法人放射線医学総合研究所理事長。
関連キーワード- 「身近な放射線の知識」
ユーザーレビュー- 「身近な放射線の知識」
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2011/12/27 00:57
基本ルート
投稿者:消印所沢(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
放射線に関する基本中の基本を,ハンディ・タイプに纏めた本.
ただし出版年が出版年なので,原発由来の放射線の,人体への影響については,記述が殆ど無いに等しい.
本書に述べられている概論から推論すればいいのだろうが,正しく推論できる人ばかりとは限らないわけで……
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まずは計測関連:
「ウィルソンの霧箱」とは?(p.6)
ガイガーカウンターの仕組み(p.7)
スパーク・チェンバーとは?(p.8-9)
カミオデンテとは?(p.10-11)
ホール・ボディ・カウンタとは?(p.44-45)
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続いては,自然界にある放射線関連:
ラドンの放射線を利用して,その濃淡で地下水の動きを調べる研究(p.17)
密閉された温泉では,健康に悪影響(p.17)
ラドン温泉の安全性(p.52-53)
失われた系列,ネプツニウム(p.18)
磁場と大気というバリアにより,遮られている太陽からの放射線(p.20)
超新星爆発由来の放射線(p.20)
ボムピークとは?(p.29)
花崗岩の放射線(p.34-36)
カリウムの放射線(p.42-43)
体内で調節され,排出される,日常の食糧からの放射性物質(p.43)
航空機搭乗時の被曝(p.48-50)
「行為の正当化」とは?(p.51)
「自然起源の放射線(NORM)」とは?(p.58-61)
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放射線の利用:
煙感知器における放射線の利用(p.46-47)
その他の放射性日用品(p.48)
放射線による厚さ計(p.55-56)
DNAを損傷させることによる,ジャガイモの発芽防止(p.65)
不妊虫(p.66-70)
重力に反応しない大麦を,放射線照射による突然変異で作り出す研究(p.73)
放射線治療(p.116)
DRとは?(p.119)
4次元CTとは?(p.122-123)
X線検査のリスクは?(p.123-124)
診断における線量の目安(p.148-149,153-156)
PETとは?(p.126-127,130)
マンモグラフィー検査とは?(p.131-134)
リニアックとは?(p.134-136)
ガンマナイフとは?(p.136-138)
サイバーナイフとは?(p.138-140)
小線源治療とは?(p.140-142)
粒子線治療とは?(p.142-146)
放射線治療の副作用(p.149)
ベリングトン博士らの論文の妥当性は?(p.150-152)
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単位関連:
ベクレルとは?(p.36-37)
エレクトロン・ボルトとは?(p.37)
グレイとは?(p.38)
シーベルトとは?(p.38-41)
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放射線リスクに関する記述が出てくるのは,やっと本書の半ばになってから:
一般に思われているほど高くは無いリスク(p.75)
放射線は発癌過程の一部に関わっているに過ぎない(p.77)
潜伏期間(p.76)
各組織・各臓器の発ガン感受性(p.76)
環境生物防護についての考え方に変化が(p.77-79)
放射線を浴びた生物がスーパーパワーを持つのは,SFの中だけの話(p.83)
放射線障害の種類(p.84-86)
分子イオン化による関節影響(p.87-89)
DNA損傷修復機能(p.89-90)
最大許容線量導入の背景(p.93-94)
線量限度を超えることが,直ちに危険を意味するものではない(p.95)
早期影響とは?(p.97-98)
晩発影響とは?(p.98-99)
確定的影響とは?(p.101-102)
胎児や次世代への影響(p.102-103)
LNT仮説を巡る論争(p.104-105)
「しきい値」はあるのか?,ないのか?(p.105-107)
バイスタンダー効果とは?(p.108-109)
遺伝的不安定性とは?(p.109)
ホルミーシス仮説(p.109)
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上述したように,今日(こんにち)の社会不安に直接応えるものとはなっていないため,すぐに回答が欲しいという人には本書は向かず.
されど,学問に王道は無く,付け焼刃の知識はすぐに剥がれてしまうだろうゆえ,本書はその点で価値があると言える.
ページ数もさほど多くなく,初心者には手頃.
買え.
【関心率86.62%:全ページ中,手元に残したいページがどれだけあるかの割合.当方の価値観基準】







