桜宵 (講談社文庫)
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- 税込価格:560円(15pt)
- 発行年月:2006.4
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商品説明- 「桜宵」
一度たずねてみてください。わたしがあなたに贈る最後のプレゼントを用意しておきました—。そう綴られた亡き妻の手紙だけを頼りに、ビアバー“香菜里屋”にやってきた神崎。マスター・工藤が語った、妻がプレゼントに込めた意味とは…。客から持ちかけられた謎の数々を解明かす連作短編集の第2弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧- 「桜宵」
| 十五周年 | 5-61 | |
|---|---|---|
| 桜宵 | 63-122 | |
| 犬のお告げ | 123-174 |
ユーザーレビュー- 「桜宵」
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/10/21 17:01
ぎゅっと詰められたさまざまな想い
投稿者:桔梗(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
香菜里屋というビアバーのマスター工藤が 客が持ち込む謎を解いていく
香菜里屋シリーズの2作目
5つの話からなる連作短編ミステリー
それぞれの話に 誰かから誰かに向けられた強い想いがぎゅっと詰まっている
さまざまな想いの中には あたたかなものだけでなく
嫉妬や執着 依存や悪意 数多くの歪んだ思いもある
次第に増幅する思いの歪みと重みに耐え切れず
ときにバランスを崩して 転がり落ちる人たち
そんな人たちを目の当たりにしながらも
『人の悪意をそこまで認めたくはない』
と言い切る工藤
そんなのはきれいごとだと言われるかもしれない
信じかけてた人に去られたり裏切られたり
悪意に気付いてしまうことなんて 生きてればよくあることだ
それでも 工藤のように
心の奥底で ちゃんと人間を信じてるってことは大事なことなんだろうと思う







