- 出版社:講談社
- サイズ:20cm/207p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-06-213279-6
わたしの、好きな人
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- 税込価格:1,365円(39pt)
- 発行年月:2006.4
- 発送可能日:購入できません
- 本
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商品説明- 「わたしの、好きな人」
肩車からながめた夕焼け空。夜の駐車場で見つめた月。わたしのそばには、いつもあなたがいてくれた—。これは、ホントの恋。【「BOOK」データベースの商品解説】
【野間児童文芸賞(第44回)】肩車からながめた夕焼け空。夜の駐車場で見つめた月。わたしのそばには、いつもあなたがいてくれた−。12歳のさやかが心をよせたのは、工場に住み込みで働く36歳の男性・杉田だった。リアルでコミカルで、切ない恋物語。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「わたしの、好きな人」
八束 澄子
- 略歴
- 〈八束澄子〉広島県生まれ。『季節風』同人。「青春航路ふぇにっくす丸」で日本児童文学者協会賞を受賞。作品に「おれたちのドリーム・ファクトリィ」「リターンマッチ」など。
ユーザーレビュー- 「わたしの、好きな人」
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/04/26 23:51
幸せな結末
投稿者:ナカムラマサル(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公さやかは小学6年生。さやかの家は、さやかの父親と住み込み従業員の杉田の2人だけで細々とやっている小さな町工場だ。さやかの兄は、高校を卒業して半年も経つのに毎日ぶらぶらしている。
さやかの母親はさやかを生んですぐに蒸発した。その入れ替わりのように現れた杉田をさやかは慕っている。36歳の杉田に恋をする12歳のさやかの胸のときめきが微笑ましい。
そんなある日、父親が脳梗塞の発作で倒れる。兄はその日からいなくなる。一人で工場を切り盛りする杉田のそばで、父親の介護をしたり食事の支度をするさやかの姿がとても健気だ。さやかの成長ぶりには杉田でなくとも「人間は前に向かって進んでいく存在」だと気付かされる。
家族小説としても児童文学としても読ませるが、何よりもラストが鮮やかで、極上の恋愛小説を味わったかのように、読後はとても幸せな気分に浸れる1冊だ。これほど幸せなラストシーンにはなかなかお目にかかれない。映画「幸福の黄色いハンカチ」を引き合いにだせばお分かりいただけるだろうか。







