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表現のための実践ロイヤル英文法

  • 出版社:旺文社
  • サイズ:21cm/708p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-01-031297-1

表現のための実践ロイヤル英文法

綿貫 陽 (共著), マーク・ピーターセン (共著)

  • 全体の評価 4.53件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,89054pt
  • 発行年月:2006.5
  • 発送可能日:24時間

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商品説明- 「表現のための実践ロイヤル英文法」

【国際理解促進図書賞(第1回)】自分の考えや事実を英語で正しく表現できるようにすることを目的とした学習書。英語で表現するために必要な文法事項や背景情報などを精選し、現代の生きた例文を示しながらネイティブ感覚を全面に打ち出して解説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「表現のための実践ロイヤル英文法」

綿貫 陽

略歴
〈綿貫陽〉1928年生まれ。東京都高等学校英語教育研究会常任理事等を経て、旺文社名誉編集顧問。
〈マーク・ピーターセン〉米国ウィスコンシン州出身。ワシントン大学大学院で近代日本文学を専攻。明治大学政治経済学部教授。

関連キーワード- 「表現のための実践ロイヤル英文法」

ユーザーレビュー- 「表現のための実践ロイヤル英文法」

全体の評価
4.5
評価内訳 全て(3件)
★★★★★(1件)
★★★★☆(2件)
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★★☆☆☆(0件)
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5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2006/06/02 11:45

わかりやすい説明で、厚いですが読みやすい文法書です

投稿者:たけたろう(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

書店で見つけ、早速購入しました。綿貫先生の著作としては「ロイヤル英文法」「基礎からよくわかる英文法」を持っていますが、前者は辞書として購入しましたが、あまり使っておらず、後者を知識の再確認のため何度か読み返しています。
今回発売されたこの本は、まだ読み始めたばかりですが、非常にわかりやすく、用例も普段使えそうなものが多いという印象です。例文の内容の背景事情にも触れており、厚いですが読み通すのにそんなに苦にはならないと思います。付録の英作文用の例文集もなかなかと思いますが、CDが付いていればもっと活用できると思ったりもしました。

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7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2006/06/18 00:38

良薬は口に苦し?

投稿者:sheep(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

改訂新版「徹底例解ロイヤル英文法」を持っている(残念ながら活用しているわけではない)ので、題名を見て飛びついた。受験英文法が成人に不向きとは思わないが、英文の分析・読解を主とする前者とことなり、本書では英文の構築・作文に重点をおいた所が新鮮だった為だ。個人的に、文法が気になるのは、英文を読むときではなく、書くときだ。
本書の多々ある特徴のいくつかを列挙しよう。
大判だが、カバーはソフト、文字も大きく色刷りで読みやすい。
例文が実に身近なものが多い。Webで見かける文が多数取り入れられている。
章ごとの問題も、基本的な「確認問題」と、実際の場でよく使われる表現をもりこんだ「実践問題」と、良く考えられている。
特有の風物などについての解説やHelpful Hintも大変に有り難い。
また本書では「日本人の英語」など多数の著作があるマーク・ピーターセン氏が、「徹底例解」の時のような英文校閲ではなく、完全な共著者になっている。ネイティブ的発想がおおいにとりいれられているはずだ。
しかも巻末には携帯できる「英作文のための暗記用例文300」という冊子がついている。軽くひくとはがれて持ち歩ける。暗記にはもってこいだ。
佐々木高政「英作文の修業」の500例文を暗記したことを思い出した。例文を暗記したあと、読解力、作文力が向上するのを実感したのだ。
つられて「最重要構文540」という本まで購入してしまった。そちらには、巻頭パブロフの犬の話があり「英語の九九」「構文暗記は全ての始まりとある」。
本書、残念ながらCDは付属していない。それ以外の点は言うことなし、と思いながら英文例にざっと目を通して、違和感に驚いた。どうも911やら戦争にからむ例文が多いのだ。辞書用例を面白おかしくあげつらった「新解さんの謎」を連想した。いやむしろ石原千秋著「国語教科書の思想」を思ったのだ。とりあげる作品の内容が、教師にとって無難で楽な方向に、「無意識のうちに」偏っていくことを彼は問題としていた。本書の場合、国語教科書のように意味のまとまった文章が提示されているわけではない。かまわないではないか? 何をこまかいことにめくじらをたてるか、と思われる向きも多かろう。確かに、趣味の問題かもしれない。念のために、いくつか例を挙げておこう。
95ページ shallの説明で、「話し手の意志」として
We shall never forget the September Eleventh victims.
という例文があり解説もある。しかしあの事件、誰が起こしたか、どうして起きたか、真実解明からはほど遠い現状だ。
117ページ 受動態の説明で、受動態にならない動詞として、数量を表す語などを目的語にとる計量などの語として下記の例がある。
The Vietnum War cost the United States 360、000 casualties.
相手側の数値、一桁違うのではあるまいかと言いたくなる。イラクもそうだ。
気になって他の文法書も開いてみた。
江川泰一郎「英文法解説」では、shallにはやや生臭い例もある。
We shall fight for peace and we shall win. (大統領が言いそうなセリフ!)
costのほうは穏やかだ。The jacket cost 90 dollars.
開拓社「現代英文法講義」でもshallの例には生臭いものもあるのに驚いた。
I shall do it.と (仮定法の前半部略)Must attack. Shall atack.
一方costは、The book cost five dollars.と、やはりおとなしい。
本書のおかげで、堅い参考書も「新解さん」を読むつもりで楽しめそうだ。

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3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2010/05/20 03:40

綿貫陽とマーク・ピーターセンによる画期的文法書

投稿者:白みそ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

マーク・ピーターセン氏といえば「日本人の英語」などでおなじみで、日本語も堪能な在日アメリカ人である。もう一人の著者の綿貫陽氏は「徹底例解ロイヤル英文法」の共著者の一人であり、他に英語関係の書籍をいくつも表している。この二人がタッグを組んで文法書を作ったのだからできが悪いはずがない。

内容的には、現在実際に使われている表現にこだわった作りとなっている。
例文は、新聞記事などのニュース英語からとられたものが多く、現在実際に使われている表現にしぼってある。

表題の「表現のための」とあるが、会話的な表現が特別に豊富というわけではない。英作文のための文法書だと言ってもいいと思う。
カバーしている文法事項も、英作文に必要な範囲に絞られているのが特徴だ。
したがって、小説などの文学作品を読むためには少しもの足りない。しかし、ニュース英語などを理解するためであれば十分だ。

本書のもう一つの特徴が、ピーターセン氏がHelpful Hintと題してネイティブ・スピーカーの観点から行う解説。「日本人の英語」などで書かれた内容と重複する部分も多いが、文法事項ごとに整理された形で解説されているので便利である。

ただ、あえて不満をいうなら、「表現のための」とうたうならもう少し思い切った作りにしてほしかった。
全体の構成が従来の文法書と同じくオーソドックスな文法体系に従いまとめられているから安定感はある。
しかし、例えばイギリスのESL、EFL用文法書として評価の高いLeech他著の"A Communicative Grammar of English"のように、表現の場面ごとに関連する文法事項をまとめて解説するといった思い切った構成をとった例もある。
すでにそのような前例があるのだから、もう少し構成を工夫してもよかったのではないか。

また、ピーターセン氏の解説についても、教養書ではなく文法書の記事としては物足りない点が二つある。

まず、彼の解説が個人的感覚を越えてどれほどの客観性があるのかという点である。同じ旺文社から出ている「オーレックス英和辞典」などと同じように多数のネイティブのインフォーマントによるアンケートを試みれば面白かったのではないか。

二つ目は、彼の解説があくまでネイティブの発想や感覚を説明するにとどまり、その発想や感覚についての分析はあまりなされていない印象があることである。
これには二つの原因があると思う。
一つには、ピーターセン氏の専門はあくまで文学であり、言語学ではないこと。したがって、彼自身がネイティブの発想や感覚をさらに分析する手段を持ち合わせていない可能性がある。
二つ目は、このような発想や感覚は英語のネイティブスピーカーにはあたりまえ過ぎることであり、分析の対象と感じられないのではないか。とすれば、このような発想や感覚をふまえてさらに分析するのは、ネイティブのピーターセン氏よりむしろ日本人の綿貫氏の役割だったのではないかと思われる。

とはいえ、日本の英文法書としては画期的な試みであることは確かである。本書に続いてさらに革新的な文法書が現れることを期待する。



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