- 出版社:早川書房
- サイズ:16cm/319p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-15-020417-9
魔教の黙示 1 ラール卿帰還せず (ハヤカワ文庫 FT 真実の剣)
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- 税込価格:714円(20pt)
- 発行年月:2006.6
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- 本 文庫
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商品説明- 「魔教の黙示 1 ラール卿帰還せず」
リチャードは深い傷を負ったカーランを連れ、故郷の森に帰った。ゆっくりと彼女の快復を待ちながら、リチャードは決意する。二度とダーラの君主の地位には戻るまい、と。国を勝利に導くのは、自分ではないのだ。だが彼の突然の宣言に、周囲はとまどうばかり。そのころ、かつてリチャードの教師のひとりだった“闇の信徒”のニッキは、不可解な計画を始動させていた…シリーズ最高傑作といわれる第6部、いよいよ開幕。【「BOOK」データベースの商品解説】
ユーザーレビュー- 「魔教の黙示 1 ラール卿帰還せず」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/08/23 03:12
続きが気になる
投稿者:モイレイン(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
リチャードが一生懸命がんばっているのに、全然報われないところが読んでいると悲しくなります。
ジャガンのこれからの動きやニッキの不気味な性格に対して、リチャード達がどう立ち向かっていくか、早く続きが読みたいです。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2007/09/23 13:50
ストレートなアメリカン・ファンタジー
投稿者:Leon(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
<至高秩序団>のミッドランズ侵攻が着々と進む中、リチャードは重症を負ったカーランを連れて故郷ハートランドの森で隠遁生活を始める。
最愛の妻の看護のための一時的なものと思われていた森での暮らしだが、カーランが回復した後もリチャードはダーラの君主として軍を率いるつもりはないと言う。
しかし、静かな暮らしも長くは続かず、二人の前に現れた<闇の信徒>ニッキは、自身とカーランとの間に命を結びつける魔法をかけた。
”妊婦の術”は、ニッキの受ける影響をそのままカーランにも伝えるため、リチャードはニッキに手を出すことが出来ない。
ニッキの要求に否応なしに従うしかなくなったリチャードだったが、奇妙なことに彼女の要求は<至高秩序団>の支配する町アルトゥラングで一介の市民を装って暮らすことだけだった・・・
大掛かりな魔法を軸に展開してきたこれまでとはうって変わり、思想をテーマにしている。
当初から自分の信じる道を突き進んできリチャードは、<至高秩序団>に対抗するため強制的にミッドランズ諸国を指揮下に置こうとしてきたが、その方策に限界を感じたようだ。
合理的には正しくとも、強制して人々を戦いの道に引きずり込んだのでは見かけどおりの力は出ないのは道理。
頼むに足りる数の軍勢が揃ったとしても、その一人一人が「戦わされている」と感じていては、歪んだものではあるものの「平等」という旗印に集う一枚岩の<至高秩序団>には敵わないだろう。
ジャガンの唱える「平等」に対するリチャードの思想は「自由」だが、それは一人一人が希求するのでなければ守る価値もない。
一方、幼少の頃からトラウマのように「平等」にとり付かれているニッキには、リチャードは理解しがたい存在。
ニッキがリチャードを連れ去ったのも彼の思想を改めさせるのが目的だったが、「自由」を是とするリチャードの一途な生き方を目の当たりにしたニッキの方が改心させられるのが、地味ながらもクライマックスになっている。
ミッドランズ市民に対しては失敗続きだった自由の主張が、拉致されて飛び込んだ<至高秩序団>の版図のど真ん中で花を開かせたのは皮肉と言えば皮肉なこと。
ジャガンとの決戦は次巻に持ち込まれたが、綻びの見え始めた<至高秩序団>への勝利は近いのだろう。
あまりにも自由礼賛なのは鼻につくが、魔法や妖精などの文化アイデンティティを欧州から拝借したものに比べると、実にストレートなアメリカン・ファンタジーではある。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/07/07 20:22
第六部幕開け
投稿者:にい(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
真実の剣シリーズ第六部の導入部
至高秩序団との戦いを放棄してしまったかに見えるリチャードと傷つき動く事も儘ならないカーラン、リチャードに強い執着をもつ”死の女主人”ニッキ
まだ導入部分なので、彼らがどう関わっていくのか予想も付かないが、ジャガンの与える苦痛をものともしないニッキがかなり不気味
魅力的な新キャラが出てもすぐ死んでしまうのが残念なこのシリーズだが、今回はどうなることやら







