道元「小参・法語・普勧坐禅儀」 (講談社学術文庫)
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- 税込価格:1,103円(31pt)
- 発行年月:2006.6
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ユーザーレビュー- 「道元「小参・法語・普勧坐禅儀」」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2011/09/24 17:04
座禅は悟りを得るための手段ではなく、悟りそのもの仏道そのもの
投稿者:萬寿生(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
初心者にたいして説かれた「普勧座禅儀」は理解しやすいほうである。次いでいくらか理解できるのは、「法語」である。修行僧に対する時節ごとの訓話・訓示である「小参」は、禅問答の引用も多く理解できない。
「普勧座禅儀」は道元が南宋より帰朝した初期の頃に、座禅の意義とやり方を一般向けに解説したもののようである。もっとも原文は四六駢儷体の漢文であるから現代の日本人の大部分の人には読めなくなっているが。現代語訳や解説を読むと素人向けに基本的な内容が書かれているようだ。
「法語」は入門者や在家の求道者にたいして与えた質問への回答や教示である。自己の正伝仏教にたいする自信もうかがえる。ひたすら正しい仏教を求めて師の教えに従って努力すべきことが述べられている。
「小参」は修行僧に対する時節ごとの訓話・訓示であり、中国の禅僧の事蹟や禅問答を引用しており、現代の一般人にはわかりづらい。
しかし、座禅は悟りを得るための手段ではなく、悟りそのもの仏道そのものであるということは、頭では理解できた。仏道は頭で知的に理解するものではなく、全身全霊で実践し、体験体得体現するものであることも!。そしていずれ将来『正法眼蔵』を読むときの土台ともなったような気がする。







