- 出版社:あかね書房
- サイズ:22cm/317p
- 利用対象:小学生 中学生
- ISBN:4-251-06284-1
盗神伝 4 新しき王 前篇 孤立
メーガン・ウェイレン・ターナー (作), 金原 瑞人 (訳), 宮坂 宏美 (訳)
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- 税込価格:1,785円(51pt)
- 発行年月:2006.6
- 発送可能日:24時間
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商品説明- 「盗神伝 4 新しき王 前篇 孤立」
「おれは王だ」。エディスの盗人ジェンは、ついにアトリアの王となった。しかし、絶対的な支配者である彼には、つぎなる戦いが待っていた—。好評冒険ファンタジーの新たなる幕が開く。【「BOOK」データベースの商品解説】
アトリアの女王と結婚し、新しい王となったかつての盗人ジェンだが、王らしくふるまおうとしない彼をこころよく思わない宮廷の人々から、陰湿ないやがらせを受けてしまう。孤立するジェンに陰謀の刃が襲いかかる!【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「盗神伝 4 新しき王 前篇 孤立」
メーガン・ウェイレン・ターナー
- 略歴
- 〈メーガン・ウェイレン・ターナー〉1965年生まれ。シカゴ大学英文学科卒業。95年短編集で作家デビュー。「盗神伝1」で全米図書館協会ヤングアダルト部門ベストブックなど、数々の賞を受賞。
ユーザーレビュー- 「盗神伝 4 新しき王 前篇 孤立」
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/08/23 08:30
大人に読んで欲しい児童ファンタジー
投稿者:ジェニファー(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズは全部で五冊刊行されているのだが、内容的には三部に分かれている。主人公の盗人ジェンの視点から描かれる痛快な冒険ファンタジーの第一部と、がらりと雰囲気が変わって、三人称で描かれるジェンと敵国アトリアの王女をめぐる物語の第二部、そしてジェンがアトリアの王となって苦戦する第三部である。
作品ごとにまったく作風ががらりと変わるのに、読者はちょっと戸惑うかもしれない。 第一部ではひたすら明るく、無敵で、無鉄砲で、しかし非常に知恵の回る少年だったジェンが、よりによって自分の手首を切り落とした女王と結婚することになる。そのあたりの心の機微は、子どもの読者には難しいかもしれないが、大人の読者である私は非常にときめいた。
盗人にとって何よりも大事な「手」を切り落とされても、女王を恨むことなく、それどころか、彼女の抱える孤独を思いやるジェン。外見は小柄で少年っぽさが抜けきらないジェンは、内面は登場人物の誰よりも大人なのだ。現実にいたら惚れてます。
そして女王と心を通わせたあと、敵国同士というハンデを乗り越えて二人は結婚し、ジェンはアトリアの王となるのだが、むろん敵国からやってきた王を家臣たちが嬉々として受け入れるわけがない。そこで、ジェンは今までとはまた違った闘いを強いられることになる。ジェンが一体どんな機転で数々の危機を乗り越えるのか、それはぜひ自分の目でお確かめください。
終始抑制のきいた文章で、けっして派手な事件が繰り広げられるわけではないのだが、それだけに続編への期待が高まる。そんな、児童書にしておくのはもったいないシリーズである。










