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ブラックストーン・クロニクル 上

  • 出版社:求龍堂
  • サイズ:20cm/378p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7630-0631-2

ブラックストーン・クロニクル 上

ジョン・ソール (著), 金原 瑞人 (訳), 石田 文子 (訳)

  • 全体の評価 51件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,99557pt
  • 発行年月:2006.7
  • 発送可能日:24時間

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商品説明- 「ブラックストーン・クロニクル 上」

舞台はアメリカの小さな町ブラックストーン。すべては、廃墟となって町を見下ろす古い精神療養所を壊すときから始まった。プレゼントが届くとなにかが起きる連続事件。町の新聞『ブラックストーン・クロニクル』の編集長オリヴァー・メトカフに、第二の犠牲者ジュールズ・ハートウィックは言った。「きみがとめなきゃいかん…そいつがわれわれ全員を殺す前に」なにをとめるんだ?この町は、呪われた町なのか?町を恐怖に陥れた黒い人影は、今夜も闇のなかで次のプレゼントを選んでいた…。1番目のプレゼントはアンティークドール、2番目のプレゼントはロケットペンダント、3番目のプレゼントはドラゴンのライター、連続事件は、はたしてどこまで続くのか…。【「BOOK」データベースの商品解説】

舞台はアメリカの小さな町ブラックストーン。すべては、廃墟となって町を見下ろす古い精神療養所を壊すときから始まった−。プレゼントが届くと何かが起きる連続事件。闇に潜む目から逃れられないサイコ・ミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「ブラックストーン・クロニクル 上」

ジョン・ソール

略歴
〈ジョン・ソール〉1942年カリフォルニア州生まれ。大学中退後、15年間、さまざまな職を転々としながら小説を書きはじめる。著書に「暗い森の少女」「闇の惨劇」「ゴッド・プロジェクト」など。

ユーザーレビュー- 「ブラックストーン・クロニクル 上」

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4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2011/04/01 22:53

本を読んでいる間、私も多くの読者が感じるのと同様、その町で暮らし、共に恐怖を感じていました。

投稿者:どーなつ(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

1977年に発売された処女作「Suffer the Children(暗い森の少女)」がミリオンセラーとなり、現在も数多くのサスペンスやSFを世に送りだしている作家さんなのですが、私は著者のことを全然知らず、たまたま手にとって訳者を見ると金原瑞人さんだったので、じゃあ試しに読んでみよう、という感じだったんですが、こんな素晴らしい作品を書く人を知らなかったとは迂闊でした。

発表と同時に大ブームになり、ファンクラブ、ネットサイト、テレビゲームと、ブラックストーンの世界は広がっていったようです。
かつてディケンズが試み、その後、Sキングの「グリーンマイル」で再び馴染み深くなった連続刊行小説。
今作はその形式をとっているのですが、翻訳の本では上下2冊に纏められ、待つわずらわしさがなく結末まで一気に読み進めてしまえます。

舞台はアメリカの小さな町ブラックストーン。
そこに長年存在し、いまは廃墟となって町を見下ろす古い精神療養所を壊すところからはじまります。
何者かによって住民に届けられるプレゼント。密かに、静かに、気取られることなく自然に・・・。

1番目のプレゼントはアンティークドール、2番目のプレゼントはロケットペンダント、3番目のプレゼントはドラゴンのライター。

その1つ1つのプレゼントに過去があり、受けとる側も直接的にではないにしても、何らかの関わりがあるのです。
主人公は週刊新聞「ブラックストーン・クロニクル」の編集者兼経営者であるオリヴァー・メトカフ。彼の父親はかつて精神療養所で院長をつとめていました。
彼、そして彼の友人、ブラックストーンに住む皆を恐慌に陥れる恐ろしい事件。まるで呪いのように、プレゼントは町に恐怖を撒き散らします。
とにかくスゴイ。凄まじい世界観です。著者自信も頭の中で町が描ける、といっておられますが、私もそうです。
すぐ近くにブラックストーンの町が浮かんでくるのです。本を読んでいる間、私も多くの読者が感じるのと同様、その町で暮らし、共に恐怖を感じていました。

著者の作品はこれが初めてなのですが、過去に作品を読んでいる人なら「あっ」と思うキャラクターもいるかもしれません。「暗い森の少女」の主人公エリザベス・コンジャー、「闇のなかの少女」の主人公メリッサ・ホロウェイなどは、いつの間にかブラックストーンの町に引っ越してきて、住民として溶け込んでいます。
続編を望む声もあるようですが、とりあえず今のところその予定はないということで本当に残念です。でもひょっとしたら、という可能性もあるようなので、再び本棚で「ブラックストーン」の文字を見る日を期待したいと思います。
それとも、著者の別作品でブラックストーンの住人に会える日の方が先かもしれませんね。

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