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バカを使いこなす聞き方・話し方

  • 出版社:幻冬舎
  • サイズ:19cm/212p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-344-01181-3

バカを使いこなす聞き方・話し方

樋口 裕一 (著)

  • 全体の評価 42件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,36539pt
  • 発行年月:2006.6
  • 発送可能日:7~21日

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商品説明- 「バカを使いこなす聞き方・話し方」

すべてにルーズなバカ、大物ぶりたがるバカ、他人任せバカ、話がずれる、支離滅裂、何をやらせてもいいかげん…。質問の仕方・指示の出し方から、叱り方・おだて方まで、できない部下を120%活用する方法を満載。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「バカを使いこなす聞き方・話し方」

樋口 裕一

略歴
〈樋口裕一〉1951年大分県生まれ。立教大学大学院博士課程修了。京都産業大学客員教授。通信添削による作文、小論文の専門塾「白藍塾」を主宰。著書に「たった400字で説得できる文章術」など。

関連キーワード- 「バカを使いこなす聞き方・話し方」

ユーザーレビュー- 「バカを使いこなす聞き方・話し方」

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4.0
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5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2006/12/13 16:57

もうバカな相手に悩まされない。これでイライラにさようなら・・・。

投稿者:問悶(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ベストセラーにもなった,「頭のいい人・悪い人の話し方」の著者である,樋口氏の本。これまでの樋口氏の著書は,「相手がえらい人」という前提の上に成り立って書かれていた。ここでの『えらい人』とは,『話せば分かる人』のことである。しかし,相手がバカなとき・・・氏が書いた多くの著書は無に等しい。バカには伝わらないのだ。そこで今回の著書が生まれている。

 部下のバカさ加減を見極め,一人ひとりのバカさ加減に応じて,バカを使いこなせる事が優秀なリーダーの条件と言える。そのためにはバカを理解しなくてはならない。著者は,「バカを理解するためにはいくつかの心構えがある」と言う。なるほどなと感じたのは「バカにはバカなりのプライドがある」・・・つまり,バカのプライドを傷つけない配慮が最低限必要である。そして,バカはインフルエンザのように感染するということを知っていないと自らも危険である。バカは生まれや素質ではない。生まれつき頭脳明晰な人も,学歴のある人も,何かのきっかけで相手の話が理解できなくなり,おかしな判断をするバカになってしまうのだ。
 この本の面白さは,バカに対して徹底的な追究姿勢をとっているところ。著者が述べるバカへの対応は,『どのようにバカを理解し,どのようにバカに理解させ,どのようにバカを知的にするか・・・』という壮大なスケールで進行している。驚いたことは,「一口にバカといってもいろいろな種類があり,そのバカの種類によって対応が異なる」という観点から,『バカを33種類に分類した』ということ。過去に例を見ない偉業ではないだろうか。単なる分類だけではなく『バカの見極め方と,それぞれのバカへの対応策』も紹介されている。本文中には「バカ」という言葉が多用されており,始めは抵抗を感じるかもしれない。しかし読み終えてみると,これらの「バカ」の多用は,著者の『バカに対する憎しみ』ではなく,『バカに対する愛情』であり『自分への戒め』と感じられた。
 自分の周りにいる様々なバカを理解し,協働していくことが求められる企業や学校にお勤めの方には,一読の価値がある一冊。人間関係を築くバイブルと呼べる一冊です。

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5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/07/28 15:56

バカな部下に悩まされてる人は多いのでしょうが、バカな上司の扱い方も教えて欲しい

投稿者:菊理媛(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私自身は、この本が書かれた趣旨とは明らかに外れる内容を期待して手に取った。
 著者は、この本の活用法について「あとがき」で以下のように書いている。
「・・(略)・・今まで自分が著してきた作品は「話す相手が『頭のいい人』であることを前提に書かれている。・・(略)・・ところが、実際の場では・・(略)・・それほど頭がいいとは言えない人・・(略)・・が、私たちの周囲にはたくさんいるのではないか。そうした現状を踏まえて、本書は、バカを相手にした話し方や行動に焦点を当てて書いた。」
 なんとも慢心した動機ではないか。とはいえ、当たっているような気もする。いつの世も「いまどきの若い者は」という、年長者の愚痴は耐えない。自分たちが若いころもそう言われていたのだろうが、たしかにある程度の年になって後輩を見ていると、年々ひどくなってくる気がしなくもない。
 しかしながら、私は今回「バカな部下の操縦法」ではなく、「バカな上司の対処法」を知りたくて、この本を手に取った。
 結果、当然のことながら、私の望みには添わない内容のようだった。

 第1章 バカとはどんな存在か
 要するに、性善説を期待せず性愚説が当たり前と思って対処せよという話。部下をみなバカで当たり前と思い、それを使いこなせるリーダーであれよ。そのようなリーダーであるためには云々。

 面白いのは、全章にわたり、各所の終わりに確認のための「問題」が付いている。「この章で話したことに矛盾しないのはどれ?」というものだが、読んでいる本人に読解力、あるいはリーダーの資質がないと、ここで間違えることになる。

 第2章 バカを理解する
 バカを理解するための心構えから、バカの例、それを理解するためのコツ、バカの話を理解するための質問術と続く。
 このあたりは、「自分はバカじゃない」と思って読んでいると、多少不安心を揺さぶられる。「う~ん、もしかして私はこのバカに相当しちゃうのかも?」と思えてこなくも無い。
 もしかすると、著者の「人のことバカって言ってんなよ、お前だってバカなんだから」という、巧みなイヤミがちりばめられているのかもしれない。

 第3章 バカを見極める
 一口にバカといってもいろいろあるという話。バカの種類のオンパレード。

 第4章 バカの心を動かす
 バカの扱い方といったところか。

 第5章 バカの種類別対処法
 3章で並べたバカの数だけ、その対処法が記される。

 第6章 あなたならどうするテスト

 確かに、おっしゃるようなバカはいる。先にも述べたが、読んでいるこちらが「ちょっとかすってる、ヤバイ」と思うような内容が無くもない点においては、自己を省みて自助努力をするために用いることも可能であるし、明らかに相当するバカが身近に居るときには、その人の対処法として覚えておくのも有益だろう。

 しかしながら、「バカは言っていることが分からないし、答え方もおかしいから、こちらが論理的に誘導尋問して話を理解する必要がある」ということなどは、こちらが上司だから有用なのであり、相手が上司の場合はこれを使えない。というか、上司が自分から報告してくることは無いのだから、「貴方の言いたいのは、つまりこういうこと?」と確認することなど出来ない。百歩譲って、逐一確認しながら話を聞くことが出来なくも無いが、自分で仕事を抱えこんで勝手に仕事を進めている上司に「今、何してんの?」と聞くことなど不可能である。
 ゆえに、私が知りたかった「バカを使いこなす聞き方・話し方」とは視点が逆なので、あまり使いようが無いという結果に至った。
 ただし、「バカとは、どんな人たち」という再確認が出来たことと、時にバカになってるかもしれない自分を戒めるには良い機会であったかなとは思えた。

 部下だけがバカなんじゃない。上司がバカだと、努力のし甲斐がないという悩みだってあるのだということを著者に伝えて、次回は「バカな上司の扱い方と対処法」なんて本を出していただきたいものだと、つくづく思った。

 世の中には、降って沸く「どこかの偉いさん」だった腰掛上司というものが居ることも、たまにはあることを知っていただきたいものだと思うにつけ、この不遇は「良くあること」ではないのだなと再確認する機会を与えていただいた。

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