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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.9
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社ノベルス
  • サイズ:18cm/817p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-182438-4
新書

紙の本

邪魅の雫 (講談社ノベルス 百鬼夜行シリーズ)

著者 京極 夏彦 (著)

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「—自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けね...

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邪魅の雫 (講談社ノベルス 百鬼夜行シリーズ)

税込 1,760 16pt

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商品説明

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「—自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!「邪なことをすると—死ぬよ」。【「BOOK」データベースの商品解説】

「ひとごろしは報いを受けねばならない…」 昭和28年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と発見された。警察も手を拱く中、ついにあの男−私立探偵、榎木津礼二郎が登場する!【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

京極 夏彦

略歴
〈京極夏彦〉昭和38年北海道生まれ。

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みんなのレビュー232件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

書評無駄

2006/10/06 22:50

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:消息子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまで京極堂シリーズを読み継いできた人は買うだろうし、初めての人は『姑獲鳥』から読むべきだろうし、書評しがいのない本。こんなもの読んでるヒマがあったら、本編を読んでるでしょうね、みなさん。今回、京極堂の登場は全体の5分の1のあたり、関口となんとまあ、書評について論じているのだから、ますます書評しずらい。『魍魎の匣』と対になるものとの前評判だっただけに、連続殺人がどのように連続ではなく、しかしどう繋がっているのかがミステリとしての焦点となると予想される。『姑獲鳥』と対になる『陰摩羅鬼』が探偵の物語だったのに対して、『邪魅』は警察小説の体裁を取る。榎木津家の問題を追う益田と、連続殺人事件の捜査に巻き込まれた青木が出会うことで、事件の脈絡がみえてきそうなので、じりじりとそれを待つのだが。他方、プロローグで示されるように、この小説は個人の世界と客観的な世界との関係を論じた哲学小説としても読める、ということは指摘しておこう。

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紙の本

平成の横溝

2006/10/31 18:58

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MESSY - この投稿者のレビュー一覧を見る

 時代は昭和20年代後半、おもな登場人物はすべてあの大戦をくぐり抜けてきた人々。このシリーズには、あの大戦とその前後の社会の激変が濃い陰影を与えていますが、今回は713部隊と帝銀事件という実際にあったことに焦点をあて、シリーズ中の異色作となりました。作者に対しては、かねて「平成の横溝」との評価を(心の中で)与えてきましたが、今回は「清張」風の味わいも発見!十分に楽しめる内容になっています。
 とはいえ、物足りなかった点もありました。まず、恒例の中禅寺による妖怪学講義が影をひそめ、その結果として「憑物落とし」にも従来ほどの爆発力がなく、カタルシスは今ひとつ。
 薔薇十字探偵が炸裂しなかったのも、シリーズ愛読者としてはちょっと寂しいところ。もっとも、全体のストーリーの中で決定的な役割を演じてはいるので、これはこれでありかなあ、という感じです。
 実際にあったことが重要な題材になっているためか、作者が想像力を十分に広げられなかった印象も受けました。中禅寺に思いっきり薀蓄をかたむけて欲しかったのですが、これも今ひとつ深みがありません。731も帝銀事件も、なお事実を掘り起こす作業こそが最もエキサイティングな段階だからかもしれません(たとえば、作者が参考文献の一つにあげている青木さんの「731」は読み応え十分ですが、しかもなお明らかにされない闇の広さに茫然とします)。
 シリーズはなお続くようで、今回の榎木津に続き中禅寺が苦悩するストーリーがそろそろ登場しないかと期待しています。

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紙の本

分かりやすさでは、トップクラスの京極本。気になるのは、いつになく関口が男らしいこと。ヘタレじゃない関口なんて、変だ〜

2006/12/14 21:08

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

カバー折り返しには、どこでしょう、海辺の風景写真に
「されば秤にかからんとして分割に釣り合わぬ者に、さちあれ──」
ということばが載っています。
ブックデザインは熊谷博人・釜津典之
カバーデザイン 坂野公一( welle design )
カバー挿画 石黒亜矢子
組版レイアウト 京極夏彦
使用フォントも詳しく載っているのがこのシリーズの特長です。
で、邪魅ですが、巻頭の言葉によれば

邪魅ハ
魑魅乃
類なり
妖邪の悪気なるべし
今昔画図続百鬼・巻之下・明
鳥山石燕/安永八年

カバー後の言葉

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞い
ました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「──自首してください」「死ね
ばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」
 昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。
警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!「邪なことをすると──死ぬよ」

さてさて、中身もですが、この文章では何がなんだかわかりません。全28章ですが、読んでいても犯人の見当はかなり始からつくものの、では訳が分かっているのかといえば、全く分かりません。それがやっと見えるのは、後半も半ばを過ぎてからで、しかもそれは読者の力ではなくて、京極がゆっくり種明かしをし始めるからなんです。
無論、ここに問題があるぞ、と言うのは誰にでも分かります。要するに人間なんです。でも、一体誰が誰かとなれば、この正解は京極の頭の中にしかない、と言えるでしょう。でも、この迷路のなかをさまよい歩くのが少しも苦にならない、というのは正に京極ワールドならではのものでしょう。
また、寄り道もいつになく楽しいものです。書評というものについて、歴史論、生物論などは、あまりに正論過ぎて困るのですが、他の人が書けば、それって人のパクリじゃん、という発言でも、京極堂が言えば、肯くしかありません。しかも、どんなプロが書くよりも説得力に満ちています。
それにしても、過去の事件がどんどん出てくると、いやいや、これはまた既刊本を全て読まなくちゃいけないのかなあ、なんて錯覚に陥ったりもします。でも、このなかで最も以外なのは、いつもならばヘタレぶりで読者を閉口させずにはいない小説家の関口が、別人のように行動することです。ま、いつもとは違って、関口の視点がないせいかもしれません。
ともかく、800頁を越えるというのにほぼ三日で読了したというのは、私の京極本体験のなかでも記録でしょう。混迷が決して小説の面白さを意味しないという稀有な経験かもしれません。今までも何度か、ナッチ作品を全て読み返したいとは思いましたが、今回ほど切に思ったことはありません。
でも、榎木津に関しては、あまり活躍の印象はありません。むしろ頑張ったのは青木、山下という警察官と、そして思わず我が家の長女のことを連想してしまった元警察官の大鷹ですね。多分、彼を話の中心に据えたために、性格が似た関口を控えにまわした、そう思います。無論、関口はそれにもかかわらず活躍するんです。珍しく出番が少なかったのは中膳寺敦子でしょうか。

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紙の本

エノさんファンとしては、もう・・・・

2006/11/27 15:58

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちい - この投稿者のレビュー一覧を見る

第一作目から榎木津礼二郎のファンだ。
容姿端麗、眉目秀麗(あれ、同じ意味?)。
頭脳明晰で、しかも特殊な才能の持ち主で大金持ちで。
こんな人、実際にいないよね〜と思いつつも胸ときめかせてきた。
なのに。今回は、ショッパナからエノさんの見合いという、ファンとしては落ち着かない事柄で幕開け。
そりゃあ京極堂にも関口くんにも既に素敵な奥さんがいるし、エノさんだって恋愛の1つや2つ・・・・。
でもイヤだ。たまらなくイヤだ。エノさんに色恋沙汰は絡めてほしくないんだーっ!
そんな叫びも虚しく、物語はエノさんの恋愛を中央に据え置いて進んでいく。
そうなるともう正直なところ、起きてる事件など、どうでもいいのだ。
話の中心になってるのに、当のエノさんの登場は遅いし、やっと出てきたと思ったら何だか今までのエノさんじゃなくて。
どうしたのエノさん。何だか翳があるわ大人な雰囲気だわ悩んでるわ。変なものでも食べたのかしら?
そうやって心配してたところへ、さらにエノさんラブのこの心にグサッと矢が突き刺さる事実が・・・・ああ・・・・。
とにかく、エノさんが違うのだ。今回、それがいちばん事件だった。

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紙の本

映像配信ページのご案内

2006/09/27 13:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:講談社 - この投稿者のレビュー一覧を見る

特設映像配信ページもどうぞ

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「──自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」
昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。
警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!
「邪なことをすると──死ぬよ」

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紙の本

一線を越えるか否かは、きっとチャンスがあるかないかだけ

2006/09/30 15:49

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:永遠のかけら - この投稿者のレビュー一覧を見る

気が進まないまま、榎木津がらみの依頼を
本人に内緒で調査する益田と、
行動をともにするいつになく雄弁な関口。
毒によって次々に死んで行く人、人、人。
江戸川、大磯、平塚。
転がる死体は、なぜ増えていくのか…。
毒が使われたということ以外、一見繋がりのない
その事件は迷走を重ね、警察は翻弄される。
八方塞かと思ったとき、黒衣の男の憑物落としがはじまった…。
それは推量なのか、事実なのか。
主観なのか、そうではないのか…。
人々は自分の世界で物ごとを捉え、
だから何かを見失う。
それが世界中で通用するのだと勘違いして。
残念ながら、今回は、定番の妖怪話や、
思想・宗教講和は、ほとんど聞くことがでいない。
けれども、もっと身近で無意識の思考についての
見解や有り様の解説も、楽しく読めた。
定番メンバーでは、益田、関口、青木が活躍。
箱根の事件以来、人が変わった山下も必見だ。

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紙の本

繊細な榎木津!

2009/06/21 21:55

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

京極シリーズにしては読み易く、理解し易いストーリーでした。
そして、榎木津礼二郎にとっては「有り得ない」と言える繊細な展開にびっくり&ドキドキしました。
事件の連鎖は相変わらず深い。読み終わってからもなかなか把握しきれていません。

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紙の本

京極堂シリーズ

2015/08/13 19:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る

予想通りの分厚さでしたが、読み応えという点では今ひとつ……。憑き物落としがあまり盛り上がらなかったからでしょうかね。

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紙の本

邪魅の雫

2016/11/10 20:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BabymetalSucks - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説全体における様々な趣向がけっして効果的には機能しておらず,たとえば人物の心情描写は図式的な説得性に欠ける傾向にあり(図式的であること自体はこの作家の持ち味である),またそれぞれの人物の心内語をまたがるいくつかの概念の符丁は散漫な印象に留まっている.
魅力的でない謎が曖昧に変化していきながらも,しかしその精緻な情報取得のプロセスが淡々と進行する本作の異様な展開には驚嘆すべき構築力が示されてもおり,それゆえにこそ細部と構成との不明瞭な歪みにもとずく散漫な印象を禁じえないのである.
まるで書きたくもないものを手癖で書いているかのようでもありながら,にもかかわらずこれだけのものが書けてしまうという才気を異様な形(ある機械が作動するプロセスの禍々しさのごときもの)で露呈させている点において,むしろ文学的に評価すべきなのだろうか.

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2006/10/05 20:02

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2006/10/03 23:38

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2006/09/30 20:08

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2006/09/30 22:32

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2006/10/01 00:22

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2006/10/01 09:51

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