- 出版社:ランダムハウス講談社
- レーベル:ランダムハウス講談社文庫
- サイズ:15cm/431p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-270-10062-1
名探偵のコーヒーのいれ方 (ランダムハウス講談社文庫 コクと深みの名推理)
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- 税込価格:882円(25pt)
- 発行年月:2006.10
- 発送可能日:購入できません
- 本 文庫
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商品説明- 「名探偵のコーヒーのいれ方」
完璧なコーヒーをいれたいなら、絶対に手を抜いてはだめ。そして事件の謎に立ち向かう時も—。NYの老舗コーヒーハウスを切り盛りするクレアがその朝、店で発見したのは、芳ばしい香りでなく階段から転落した店員の姿。警察は事故と判断したが、不審に思ったクレアは捜査に乗り出し…!?エスプレッソに焼きたてのお菓子。こだわりの味を守る老舗店を舞台に、焙煎したての満ち足りた香りが漂うミステリシリーズ第1弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
ユーザーレビュー- 「名探偵のコーヒーのいれ方」
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2007/04/11 13:47
名探偵のコーヒーのいれ方
投稿者:ぴぃたぁ・パンダ(不明|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいくと、間違いなくコーヒーが飲みたくなる(自爆
コーヒーの入れ方講座や、レシピ、ケーキの作り方も鋏まれていて、親切である。
女主人公(クレア)が、店長を務めるコーヒーハウスへ、出勤したとある朝から事件が始まる。
アナベルと言う女性店員が、階段から落ちて意識不明で病院に搬送される。
これは、事故?事件?殺人?
クレアを取り巻く環境はちょっと複雑。
オーナーであるマダムは、元夫の母、つまり義母。
元夫は、コーヒーハウスのバイヤーで、世界中を飛び回っている。クレアと元鞘希望。が、クレアにはそんな気は毛頭無い。
料理専門学校へ通うようになった娘は、別居している。父母の復縁を願っている。
娘が連れてきたボーイフレンドは、娘と同じ料理人希望だが、元夫そっくりなため、父である元夫は、彼が嫌い(苦笑。
クレアは、間に入って気苦労が、、、
というような環境で、店員が階段から落ちて意識不明になる事件がおきる。
長編の割には、途中に美味しいコーヒーの入れ方、バラエティーに飛んだコーヒーのレシピやら、ケーキのレシピが何ヶ所か鋏まれていて、親切?(笑
それだけではなく、転落事件の他にも、コーヒーハウスが巻き込まれる事件が、いくつかと、家族の問題があったりして、スピード感あふれる展開になって、飽きることは無い。
この事件を担当する殺人かの警部補(クレアが、ちょびっと惹かれている・笑)との展開も気になるところ。
http://ameblo.jp/ye0329/entry-10030114086.html
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2007/11/27 10:44
温かいコーヒーは人の温かさ
投稿者:APRICOT(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニューヨークの老舗のコーヒーハウスを舞台にしたシリーズの第1作。コーヒー色の猫のかわいい表紙に惹かれて、衝動買いしてしまった。
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前半はいただけない。まず、プロローグが完全なる蛇足。次に、コーヒーの蘊蓄が過剰なのはまだともかく、話に乗ってきたところをプツンプツンと断ち切るように挿入されるのは、かなり気にさわる。場面転換もわかりづらい。
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だが後半は、コーヒー蘊蓄の嵐がおさまった事もあり、結構おもしろく読めた。特に、コーヒーハウスのマネージャーで、探偵業はずぶの素人の主人公が、案外まともな推理をし、案外まともな調査をするのが、推理物としては全く期待していなかっただけに、うれしい驚きだった。クライマックスの盛り上がりも悪くない。
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また、9.11テロの挿話で、人々を力づけたのは、コーヒーそのものではなく、誰かが自分のためにコーヒーをいれてくれる、自分をねぎらってくれるとの思いだった…とのフレーズがある等、単なるコーヒーおたくではない、人の温かさが感じられるのもなかなか良い。ちょっとおまけだが、星は4個。
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2010/03/22 00:48
コーヒーが飲みたくなる小説
投稿者:どーなつ(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は紅茶派です。コーヒーは苦手なのですが、どうもこれを読むとコーヒーが飲みたくなってしまう。
コーヒー専門店で働く女性が探偵まがいの事件調査に乗り出す設定なので、やたらコーヒーを飲むシーンが多い。
疲れた時に一服。
刑事さんの聞き込み調査の最中に一服。
そしてお店にきたお客様にも一杯。
でてくるコーヒーにどれもこだわりが感じられ、特にココアパウダーを散らしたコーヒーなんか涎が出そうでした。
いちおうメインはミステリーではあるのですが、主人公なりのコーヒーのこだわりがとっても伝わってきて、今すぐに飲みたくなってしまうのです。コーヒー派の人なら尚更いてもたってもいられなくなるでしょう。
読む人は、手元にアツアツのコーヒーを置いておいて読みましょう。コーヒー片手に読書なんて、なんか贅沢な感じ。ただ、インスタントはダメですね。この作品には似合いません。やっぱ家庭用エスプレッソマシーンくらい用意しておかねば・・・。
著者は別PNで、幽霊探偵ものを書いてますが、どちらの作品もおもしろいですね。
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2011/02/03 12:07
コーヒー蘊蓄満載コージーミステリ
投稿者:惠。(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を読もうと思ったきっかけは、かわゆい猫のカバーデザイン。しかし読んでびっくり。猫はほとんど登場しない。ま、それはよいとしよう。かわいいカバーでよかったな、と。
ニューヨークの一角にある伝統あるコーヒーショップ・ビレッジブレンド。マネージャーのクレアとバイヤーのマテオは元夫婦。ある朝、クレアガ出勤すると、早朝シフトのアナベルの姿が見えない。怒り心頭のクレアが見つけたのは、頭から血を流して倒れている、顔面蒼白のアナベルだった。状況証拠から警察は事故と判断するが、納得の行かないクレアは独自の調査を始める。
ジャンルとしてはコージーミステリ。といっても、ミステリが占める割合は非常に低い。冒頭にひとり負傷して、ラストに犯人が捕まる、それだけだもの。翻訳ミステリを好む人の多くには、物足りない作品だろう。
良くも悪くも「アメリカの最近の作品」って印象を受ける(偏見かもしれないけれど)。至る所に登場する回りくどい文章展開は、原書がそうなっているのか、それとも訳者の仕業か、どうしても好きになれない。もっとすっきり洗練された文章がわたしは好きなのだ。
しかし全体をみると、悪くはない。たくさん挙げられるマイナスポイント(先に挙げた点の他に、キャラの魅力が低いなどもある)をカバーするのは、コーヒーに対するクレアの情熱。と、蘊蓄。
クレアがコーヒーを語る場面は心地よく、おいしいコーヒーが飲みたくなる。いつもインスタントだけれど、ちょっといいコーヒーを買ってみようかなんて、本気で考えてしまった。
不思議なことに、コーヒー蘊蓄の場面を読んでいる際、わたしは確かに芳しいコーヒーの香を感じた(念のために断わっておくが、コーヒーが傍にあったわけではない)。きっと、わたしの想像力が記憶を元に作り上げたのだろう。あぁ、なんて素晴らしいの、想像力って。
色々マイナスポイントも多いのだけれど、このシリーズ、少しずつ追いかけていくことに決めた。







