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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.10
  • 出版社: 慈学社出版
  • サイズ:19cm/190p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-903425-09-6
専門書

紙の本

会議の政治学 1 (慈学選書)

著者 森田 朗 (著)

会議運営の手続・手法のほか、事務局の役割と行動、世論やメディアへの対応のあり方などについて論述。会議がどのように運営され、どのようにものごとが決定されるかを明らかにし、会...

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会議の政治学 1 (慈学選書)

税込 1,980 18pt

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商品説明

会議運営の手続・手法のほか、事務局の役割と行動、世論やメディアへの対応のあり方などについて論述。会議がどのように運営され、どのようにものごとが決定されるかを明らかにし、会議の効率化・生産性について考察する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

森田 朗

略歴
〈森田朗〉1951年生まれ。東京大学法学部卒業。同大学公共政策大学院長。著書に「許認可行政と官僚制」ほか。

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みんなのレビュー10件

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評価内訳

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紙の本

政府主催の審議会の構造と問題点を解き明かした名著登場。「座長必読」「委員必読」「事務局必読」であり「マスコミ必読」「国民必読」である!

2009/08/02 09:11

11人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

筆者は元東京大学公共政策大学院院長だった人だが、業績が極端に少ない政治学者としても知られた人である。なぜ業績が少ないのか。それは政府主催の審議会に出すぎたからというのは冗談だが、自らの豊富な審議会出席経験をもとに政府が主催する審議会の構造を見事なまでに活写したのが本書だ。

私も内閣官房主催の審議会事務局に参加したことがあるが、その経験に照らしてみても、本書に書いてあることは「正にその通り!」ということばかりだ。本書の帯にもある通り「座長必読」「委員必読」「事務局必読」であり「マスコミ必読」「国民必読」である。

本書は審議会の全体構造と政府によって選ばれる「座長」「委員」について詳述した「会議の政治学」。この会議を取り仕切る「事務局」の構造と行動原理について詳述した「会議の行政学」。会議の座長、委員、事務局とマスコミとの関係を論じた「会議の社会学」の三部構成となっている。なかでも読ませるのが「会議の政治学」と「会議の行政学」だろう。審議会のキモは政府によって選ばれた座長及び委員が、表向き政府と完全に独立した形で意見を述べ議論しあい「政府に政策を提言する」構成をとっていながら、その実、政府の意向にかなりそった「意見」を「提言」する構造になっていることだろう。そもそも審議会を設置するのも政府(官僚)なら、座長及び委員を選ぶのも政府(官僚)だ。この委員選定の時点で極端な意見を言う論者や政府見解とかけ離れた主張をする論者は除外されるのが普通だ。それに審議会というのは通常月一回MAX2時間開かれるわけだが、そこで議論するための資料を用意するのも政府(官僚)なら、その資料を読み込んで、あらかじめ論点整理し問題点を洗い出し落とし所を示唆(これを振り付けという)するのも政府(官僚)だ。だから政府から独立した「識者」などと言いながら、事務局の立場から眺めていると座長も委員の先生方も政府(官僚)の振り付け通りに口パクする傀儡そのものに見えることもあるわけだ。もちろん思い通りにいかないのが人生で、それまで従順だった先生が突然事務局の振り付けを拒否し、あらぬ自説を延々と主張し始める一言居士化しはじめて、それまでのシャンシャン会議が奇妙な盛り上がりを見せたりもする。その時に重要なのが座長の役割で、咄嗟の一言で一言居士を転がして見せたり気勢をそいだりして、会議を元の線に戻せるかどうか、ここに座長が持つべき重要な資質があったりする。

委員のタイプを「バランス配慮型(政府の意向を重視し会議を如何にまとめるかに配慮するタイプ)」「自己主張型・自己顕示型」「無関心型・拒否権行使型」などに分類したのも秀逸なら、意見主張のテクニックとして「論理の飛躍は気にしない」「論理の矛盾も気にしない」「部分的な主張をして全体像には触れない」「都合の良い実例・調査結果だけを活用する」「論点をずらす」「一事例を一般化する」なども、思わずニンマリしてしまう分類だ。最近でも「子供の貧困化」「教育予算が日本はGDP比でOECD諸国中最低」などを掲げては教育予算の大幅増を主張するタイプがこれであろう。教育予算の太宗をしめるのが義務教育費で、これはかなりの部分、教員の人件費で占められる。教員の人件費は子供の数に比例するが、日本はOECD諸国中極端に子供の絶対数がGDP比で少ないのだ。だからGDP比でみると、さも日本が教育に金をかけていないように見えるのだが、その大ウソをを見事なまでに引っぺがしたのが財務省主計局で、「子供一人当たりにかけている教育費」でみると日本はOECD諸国中トップクラスに躍り出る。これを突きつけられた教育「学」者は、負けを認めるどころか居直って「現状を追認することは少子化に拍車をかけることになる」などと「あらぬこと」を言い出した。万座が爆笑に包まれたことは言うまでもない。こういう手合いが日本にはまだまだ多いのである。

審議会には「政府(官僚)の隠れ蓑」という根強い批判がある。ただそうとも言い切れない部分があって、政府(官僚)は常に世論の動向を気にもしているのだ。重要なことは、我々国民一人一人が「バランス配慮型」に陥って交差点で道を譲り合ってどちらも前に進めないような状況に陥ることなく、「自己主張型」になって自分の意見を堂々と主張しあいぶつけ合うことであろう。こうする努力を通じて政府に自分の意見を反映させること、これこそを民主主義を磨く道であると私は信じるのである。

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紙の本

審議会の実情を内部からつぶさに観察して書かれた出色の出来の本

2007/04/22 20:55

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:JOEL - この投稿者のレビュー一覧を見る

 政府や自治体は、各分野の専門家を集めて「審議会」と呼ばれる会議を設け、その議論の結果を「答申」としてまとめる。この答申は、専門家による議論の集約ということなので、国会議員や地方議会議員も、たいていそのまま了承することになる。こうして、「答申」が権威あるものとして、世の中に出ていき、国や自治体の政策の根本に据えられる。
 審議会は、国の省庁や自治体の担当課が設置するものなので、役人が意図するような結論が得られるように人選がなされており、分厚い会議資料も準備され、座長を通じて適切に誘導されるという見方が一般的ではないだろうか。
 著者は、国のさまざまな審議会の委員を務めたり、座長を務めたりした経験があり、その内情を知り尽くしている。今まさに、座長を務めていたり、今後も務める可能性があるというのに、ここまで書いて大丈夫なのだろうかとも思える。実際、「あとがき」で、友人にそういった心配をされたとも書いている。ただし、ここに書かれていることは、まだ初歩的な段階のことであるという。上級編ともいうべきものは、そういった要職をリタイアしたあとにでも書くつもりであるとしている。
 読後の感想としては、政府の動向に関心を持っていたり、メディアの報道する審議会の議論に関心がある人には、これほどためになる本はないのではと思えるほどすぐれた本である。評価は5つ星までしかないが、7つ星をあげてもいいくらいのできである。
 政府の要職にありながら、決して役人よりの立場では書いていない。実に中立的に、審議会の実際を記している。審議会の委員も、政府よりの委員ばかりで固めてしまっては意味ある議論がなされないので反対の意見を持つ人もいれるとか、そのため、各委員の性格をしっかりと把握しておき、審議会が紛糾しないように、うまく各委員の意見を引き出しながら内容のある審議会にするように心がけるなど、とても率直に審議会実務の実際が書かれてある。これは座長を務めた人でなければわからないことであろう。
 審議会を、政治学の視点、行政学の視点、社会学の視点の3つの視点から論じているが、どれも説得力に富む。マニアックな内容であるため、出版を引き受ける出版社がなかなか見つからなかった、というのが信じられないくらいである。現職の人が、これほど審議会の切り盛りに苦労していることや、マスメディアを通じた対外的な広報に心を砕いているとは、外から見ていて分かるものではない。その意味では、この本は出色の出来であると言っていいと思う。
 審議会など所詮「役所の隠れ蓑」に過ぎないという見方に染まっている人には、ぜひとも読んで欲しい良書である。そういった側面も否定されてはいないが、少なくとも、このような本を著す限り、この著者が座長を務める審議会に関しては、今後、隠れ蓑的な審議会にはならないだろうと思われる。
 人はどうしても自分の立場を肯定するように物事を解釈してしまいがちである。その意味では、ここまで、中立的、客観的にものごとを論じた本は希有な本であるというべきであろう。地味ではあるかも知れないが、めったに出会うことのない良書に出会った喜びを感じながら本を閉じた。

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2009/12/05 23:45

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2012/12/20 00:00

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2013/05/28 16:57

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2014/03/24 20:42

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2014/12/16 15:47

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2019/05/21 13:18

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2017/03/31 20:34

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2023/08/05 12:34

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