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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2007/02/27
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/479p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-325120-2

紙の本

泣き虫弱虫諸葛孔明 第2部

著者 酒見 賢一 (著)

虚人か、巨人か—新たな孔明像を描いて大反響の酒見『三国志』堂々の第弐部発進!本書では、孔明出盧から長坂坡の戦いまでが描かれる。【「BOOK」データベースの商品解説】奇怪な...

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泣き虫弱虫諸葛孔明 第2部

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商品説明

虚人か、巨人か—新たな孔明像を描いて大反響の酒見『三国志』堂々の第弐部発進!本書では、孔明出盧から長坂坡の戦いまでが描かれる。【「BOOK」データベースの商品解説】

奇怪な衣装、得意技は放火…。虚人か、巨人か? 新たな軍神・諸葛孔明像を描く酒見版「三国志」。第2部では、孔明出廬後から長坂坡の戦いまでを描く。ついに孔明は劉備軍団へ!【「TRC MARC」の商品解説】

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評価内訳

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紙の本

孔明火のない所に煙を立たす

2007/03/25 11:32

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

さて、実に二年三ヶ月ぶりの酒見版『三国志』第二弾の登場である。本書に書かれているのは、年号で言えば、二○七年〜二○八年の出来事である。実はこの期間、二年という短いスパンであるが、孔明の『出廬』『博望坡の戦い』『長板坡の戦い』など、蜀ファンが泣いて喜ぶ名場面がズラリと揃っている。そしてまた、書生あがりの頼りな気な孔明が、関羽・張飛・趙雲の武勇と劉備の人柄で保っていた集団に、知略という異質の存在を持ち込み、戦績により地歩を固めてゆく過程が描かれる。孔明ファンが、来る赤壁の大舞台に向けて次々と打たれる布石-彼の活躍-を見んと、目を輝かせて見守る様が、目に浮かぶようだ。
ところがそんな読者の瞳は、輝くどころか一挙に大きくなったまんま、戻らないかもしれない。まあ、第一作を読了した方達は、「軍師としての階段を駆け上っていく孔明」などという、従来のイメージを踏襲するなどとは、もう期待していないだろうが、そうでない方にはあらかじめご警告申し上げる。
ここにいるのは「弱者を守るためにいつも割を食う義の劉備軍団」ではなく、「いきあたりばったりにやった事が、結果として後世に高評価を受けてしまったヘンな集団」である。孔明はやたら火をつけたがるし、張飛は「気は優しくて力持ち」という可愛いレベルではなく、自らの中の暴力を抑えられないコワイ人だし、劉備も調子いいだけの無策者。新野からの脱出行で、劉備が民衆に呼びかける場面は、伝説のTV番組『アメリカ縦断ウルトラクイズ』そのものだ(p261)。「民衆心理は今も昔も変わらないという事か」と変な所で納得してしまうが、閑話休題。庶民や他国のエライ人(曹操も含め)が、こんなヘンな集団のとばっちりを受けて右往左往する…という、「歴史ってこんなものでいいのか?」と言いたげな事象ばかりが展開される。しかし、これだけ活躍が「描かれず」英雄が「パッとしない」にも関わらず、面白い三国志というのも稀有であろう。だが今まで氏が好んで主人公としてきたのは、見た目パッとしないキャラ、脇キャラが多い。『後宮小説』の田舎娘・銀河、『墨攻』のむさいなりで現れた軍師・革離、『陋巷に在り』の顔回…。普通の人達が、自分達がごく普通だと思われる事をして、歴史が動いていく(一部虚構もあるが)。その基本パターンが変わらないから、酒見ファンはどんな変化球が飛んでこようと、安心して見ていられるのかもしれない(本当か?)。直球好みの読者には、相当癖が強い作品だが、思いきりバカバカしく笑いたくなった時には、是非この本を手に取ってみる事をお勧めする。
だが間違っても、『三国志』の再検証には使用されませんように。

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紙の本

孔明さん出廬から長坂坡の戦いあたりまで

2007/07/06 17:37

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 軍師ならぬ、ぐんしーの孔明さんを描くシリーズです。
 本書、どんな風に連載されているのか、全く知りませんが、前作「泣き虫弱虫諸葛孔明」の第二部が出ました。
(中途半端な終わり方だったので、続くのかなぁ位の感じでした。)
 前作は、孔明さんが、三顧の礼で劉備軍団
(まだ、寄って立つ国すら持っていないので、軍団ということで)
に迎えられるあたりで終わりだったので、今作でフォローしているのは、前作の終わりから始まり難民を引き連れて荊州脱出、長坂坡の戦いあたりまでです。
 どんな感じでこの小説の企画がスタートしたのかもわかりませんが、
前作は、孔明さん一人にライトが当っている感じでしたが、
(孔明さんが、世間とかかわりを持たず一人で篭っていたのだから、
 今でいう、ひきこもりですね、、、しょうがないのですが)
 本作では、酒見版「三国志」の本格的なスタートといった感じを受けました。
孔明さん以外のキャラクターにも十二分にページを割いてきっちり書かれていて、孔明さんサイドで存命時期を描くにしても、脇から敵役まできちっと酒見さんの筆で
書かれています。

 「後宮物語」や、「墨攻」「童貞物語」「周公旦」「陋巷に在り・シリーズ」等で、中国史ならびにその文化に大変造詣の深い酒見さんの博識が相変わらず爆発といった感じで、誇張と笑いを織り交ぜ、半分歴史エッセイといった体(テイ)でどんどん綴られています。
 荊州脱出のエピソードは、普通、難民を引き連れての涙、涙の、
お話しになるのですが、こんな風になっちゃうとは、、ちょっと吃驚。
 書評ブロガーさんの、間で超人気の孔明さんの弟、均君ですが、
(私も大好きです)
本作でも健在です。コメディ・リリーフ的に扱われていますが、
劉備軍団と行動をともにします。
 この後の、呉を魏と戦わせるための孔明さんの超絶舌先三寸外交!?や、赤壁の戦いの
風起こし(実は、入念に地元漁師にインタビューをしてお天気データを入手していた孔明さん)
なんか、あるわけですが、
 どんな風に描かれるのか、本当に楽しみです。
このペースだと、ちょっと書き込みすぎって気もしますが、
まぁ、長大なシリーズになるかもしれませんね、、。

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紙の本

多分、酒見が提示している三国志、というか孔明像っていうのは斬新だと思うんです。でも、この文体がそれを示すのに相応しいか?っていうと、多分、足を引っ張っている。ま、女性読者を当てにしてはいないんでしょうが、あまりに御無体な・・・

2007/08/03 17:53

11人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

酒見賢一は好きな部類に入る作家ではありますけれど、飛びつくほどに面白いかといえば疑問なんです。なんていうんですか、『陋巷にあり』で醒めちゃったというのが正しいかな。宮城谷昌光に比べれば、本格的というてんで酒見の仕事のほうを評価はしますが、いかんせん楽しめない。で、今回は迷った末、読まないでおこうかと思っていました。

でも第1部は読んでいるので、気にはなります。その時はこんなことを書いています。

「さて、三国志、困るのだ。私はこの話が好きではないのである。この物語には、戦争に巻き込まれる、国家に振り回される大衆の視点が全く欠如しているからである。それなら、反権力を謳った水滸伝のほうが遥かに面白い。そこには、権力によって踏みにじられる人々の怨嗟の声が確実にある。

まして、私は諸葛孔明が嫌いなのだ。軍師というやつである。頭でっかちで、どこか東大出のエリート官僚を思い起こさせないか?孔明にとって、人民などというものは数に過ぎない。或は、税収の対象か。む、これも現在の愚鈍政治家を連想させないか?せいぜい、三国志で許せるのは宿敵曹操か孫権、或は関羽くらいなものだろう。

とまあ、長い間、三国志=無視の態度を決めてきた私をして、この本に飛びつかせたのは、なんといっても著者である酒見賢一の名前である。あの日本ファンタジーノベル大賞は、結局、『後宮小説』を書いた酒見一人を生んだことで役目を果たした、というのが私の勝手な決め付けだが、その鬼才が孔子を描いた『陋巷に在り』全13巻完結後に書いた小説である。無視するな、というほうが無理だろう。

しかも、そのタイトルが『泣き虫弱虫諸葛孔明』、どこか井上ひさし『しみじみ日本・乃木大将』『頭痛肩こり樋口一葉』『泣き虫なまいき石川啄木』を連想させる。単なる英雄譚にはならないはずだ。だって「泣き虫弱虫」なんだもん。しかも、ちょっとソフトな感じのハードカバーは、筑摩が昔出した「哲学の森」シリーズを思わせて、手に優しい。

何を隠そう、これを担当しているのが装幀界の大御所 菊地信義、現代美術している人を模したであろう、一見漢字風の装画は古内ヨシ、中国のお話には不可欠な三国志地図作成は(有)ジェイマップ、まさに歴史書と感涙の襄陽拡大図作成は関口信介。もう、ここまで用意されれば読むっきゃないでしょ。」

うーむ、困った。ここまでは今回も全く変わらない。変わったのは、関口信介作成の図が長坂坡の戦いのものに変わったことと、初出が「別冊文芸春秋」第二五四号~二六五号になったこと。それから前巻で魅力を振り撒いた孔明夫人の黄さんが登場しないことだろうか。そのかわり関羽のおとこぶりが際立ち、曹操との闘いが本格化します。

でも、この小説ともエッセイともつかない語り口、これが酒見版『三国志』の特徴ではあるんですが、正直、笑えないんです。何ていうか、全てが嘘っぽい。そんなことはないんですよ、酒見の中国史に関する知識は、私の見るところ宮城谷を遙に凌駕します。ともかく深い。でも、それが伝わらない。下手なギャグが足をひっぱるんです。

もう、ここまで書いてしまったから後戻りはできないんでしょうし、このスタイルゆえの独自性は認めざるをえない。でも、喜んでいるのは酒見だけで、読む側は嬉しくない。いつかは水滸伝にも手をつけるんでしょうが、その時は、薀蓄はともかくとして、構成はオーソドックスに、文体と知識で差別化してもいいんじゃないか、そう思います。

ちなみに、今回のお話では魅力的な人物造形は皆無。男だけの小説なんて、読みたくもないやい!

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2007/07/12 02:02

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