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安全・安心の心理学 リスク社会を生き抜く心の技法48

  • 発行年月:2007.2
  • 出版社:新曜社
  • サイズ:19cm/216,8p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7885-1034-0

  • 国内送料無料

安全・安心の心理学 リスク社会を生き抜く心の技法48 (ワードマップ)

海保 博之 (著), 宮本 聡介 (著)

紙書籍

2,052 ポイント:19pt

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商品説明

心理学の立場から安全と人のかかわりを考えるためのキーワードを取り上げて解説。危険の予知・いざというときの対策から安全・安心が脅かされたときのケアまで、認知心理学が教えてく...続きを読む

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商品説明

心理学の立場から安全と人のかかわりを考えるためのキーワードを取り上げて解説。危険の予知・いざというときの対策から安全・安心が脅かされたときのケアまで、認知心理学が教えてくれる心の技法を紹介。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

海保 博之

略歴
〈海保博之〉東京教育大学教育学部大学院博士課程中退。教育学博士。東京成徳大学人文学部福祉心理学科教授。
〈宮本聡介〉筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。博士(心理学)。常磐大学人間科学部助教授。

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後知恵バイアスの魅力をこえるために

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2011/12/17 19:06

評価4 投稿者:拾得 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今年は、大震災・津波や原発事故がらみで、関連書籍が多く刊行されたようだ。レポートみたいなものもあれば、「**の安全性・危険性を問う」といった類いの勇ましい本も少なくなかったであろう。言っていることに間違いはないのだろうし、必要なことなのだろうが、違和感は残る。その違和感の元というのは、本書で紹介されていることばでいえば、「後知恵バイアス」というのだろう。
 刊行されてから少し時間が経っているが、心理学の側面から安全安心にかかわる課題をまとめた一書である。安全対策は、通例はハードや制度によるものが多い。ただし、何か問題が起こった場合、さまざまな対策を列挙したうえで、「関係者の意識の向上を」というのが決まり文句のようにもなっている。「その意識って何?」と、いつも思うのだけれど、本書はまさしく「その意識」を扱ったものといえるだろう。
 人間心理の「落とし穴」みたいなものの指摘ばかりではなく、それを防ぐ考え方にはどのようなものがあるか、という点にも軸を置いてコンパクトに解説してくれている。同じ著者による「ヒューマンエラー」の姉妹編といえよう。何より読みやすく、とりつきやすいのが有り難い。鉄道でふだんから行なわれている「指差呼称」などいうのも紹介されている。プラットフォームで駅員さんがしている「あれ」ですね。こうした身近な場で応用できるものから、組織風土での問題克服まで、48のキーワードが取り上げられている。
 ところで、今回の大震災でも、繰り返し「パニックにならないように」という告知が専門家やTVなどからなされたように思う。しかし本書では、「パニックよりも怖いもの」という指摘がある。「緊急事態の認知の遅れ」である。ある地下鉄構内の事故では、煙が充満しているのにかかわらず、平然と歩いている人が多かったという。集団でいると、同調バイアスにより、かえってこうした傾向が出現しやすいともいう。
 安全・安心にかぎらず、これからを考える1冊として。

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評価4 投稿元:ブクログ

2011/09/21 17:12

安全・安心に関する心理学の知見をトピックごとに読みやすくまとめた本です。各種バイアスやフェイルセーフ、集団心理といったこの分野のトピックが、深堀はしないものの網羅的にまとまっていると感じました。2011年9月、いまだからこその再読です。


実例や研究の結果をバランスよく混ぜながら、しっかりと納得しやすい形で話が進められています。そんなわけで、この分野にあまりなじみのない人にも”安心”して薦められる一冊です。

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