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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.2
  • 出版社: 日本放送出版協会
  • レーベル: NHKブックス
  • サイズ:19cm/219p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-14-091078-8

紙の本

日本人になった祖先たち DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)

著者 篠田 謙一 (著)

DNAの分析技術が飛躍的に進歩し、現代人はもとより古人骨に残された遺伝子から日本人のルーツとなる人々が遡れるようになった。人類がどのような道をたどって日本列島へ渡ったのか...

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日本人になった祖先たち DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)

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商品説明

DNAの分析技術が飛躍的に進歩し、現代人はもとより古人骨に残された遺伝子から日本人のルーツとなる人々が遡れるようになった。人類がどのような道をたどって日本列島へ渡ったのか、分子遺伝学の立場からその足跡に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

篠田 謙一

略歴
〈篠田謙一〉1955年静岡県生まれ。京都大学理学部卒業。博士(医学)。佐賀医科大学助教授を経て、国立科学博物館人類第一研究室室長。専門は分子人類学。共著に「日本列島の自然史」など。

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みんなのレビュー22件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

DNAの歴史は平和な世界を求めている

2007/04/04 06:19

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:未来自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 宇宙の誕生、生命の誕生、人類の誕生、日本人のルーツは、科学に対する興味は尽きない。私が科学に興味を持つのは、この世の仕組み・真実が知りたいから、そしてその中での人間を知り、人として真摯に生きたいから。
 本書は、最新の分子人類学が導き出した日本人のルーツについての現在知りえる範囲でのルーツについて書かれているが、最後に著者は科学を学ぶことの意味についても言及している。
 「DNAを用いた人類の由来に関する研究は、この日本国憲法前文の精神の正しさを生物学の立場から保障しているように思えます。これからの私たち社会のあり方は、この精神を否定するところからではなく、ここから出発し、平和な世界を構築することが求められているのではないでしょうか」
 「出生前診断」「臓器移植医療」などの様々な問題に対して、日本の教育は「問題を正しく理解するための基礎的な知識を習得するコースが用意されていません」
 そして興味深いのは「DNA的世界観」の提唱である。これについては後で述べたい。
 本書の内容が後回しになってしまったが、アフリカを起源に「狩猟採集民として出発した私たちの祖先は、最初は緩やかな拡散によって」「農耕を開始した一万年前以降には新たな移住の波が世界に起こり、それが一段落することで現在につながる地域的な違いが生じ」た。
 この最初の拡散時に日本にたどり着いた人々が縄文時代を形成、その後の農耕を携えた人々が縄文人と混血しながら弥生時代を形成した。そして重要なのは、縄文・弥生移行期の渡来人の流入が、平和的に行われた」ことが状況証拠から浮かび上がってくるということだ。
 日本に国家が成立する以前は人々は平和的に暮しており、私たち祖先の歴史は国家成立後の10倍もの長さがある。
 「特に日本へのDNAの流入の最大の通路であった、朝鮮半島から大陸の東北地方には、アフリカから出て、この地にいたるまでの歴史を私たちと共有している」
 「言うまでもないことですが、・・・、人がいて国ができたということは、国というものの有り様を考えるときに、大切な認識だと思います」
 日本人のルーツを煎じ詰めれば、世界の人々と祖先を共有し、近隣の人々ほどその祖先の血が近いということである。グローバル化が進む現在、外部からのDNAの流入がいっそう進み、最後には均一化が進むだろう。
 そんな今、「普遍的な価値を持たないナショナリズムにこだわって未来があるとは思えません」という観点から、「DNA的世界観」は「平和な世界を構築すること」を提唱している。
 科学の真実から見える世界観。ここに科学を学ぶことの意味があるのだろう。

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紙の本

遠くの同民族より近くの他民族のほうが母方の親戚が多い?

2012/02/15 14:49

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:saihikarunogo - この投稿者のレビュー一覧を見る

この『日本人になった祖先たち~DNAから解明するその多元的構造~』を読もうと思ったのは、ジャーナリストの神保哲生氏が主宰する、ビデオニュース・ドットコム「マル激トーク・オン・ディマンド 第562回(2012年01月21日)~われわれはどこから来て、どこへ向かうのか~」で、著者の篠田謙一氏(国立科学博物館人類史研究グループ長)の話を聞いたからだ。

わかりやすい図を幾つも駆使して、人類の歴史を説明してくれたのが、とてもおもしろかった。

人類の祖先が猿の祖先と別れたのが、100万年ぐらい前のアフリカ。それから、猿もどんどんいろんな細かい種に分かれて行ったように、人間も、幾つかの新しい下位の種に分かれて行って、世界中に、ネアンデルタール人、ジャワ原人、北京原人などが暮らすようになった。それらも全部、アフリカから、分かれて、出て行ったものだ。そして、最後に、現在の私たちの祖先である現生人類が、20万年ぐらい前にアフリカで生まれた。

20万年ぐらい前にアフリカで、それ以前の古い種の人類から分かれて誕生した新しい人類は、どんどんふえて、10万年ぐらい前になると、アフリカの外に、出て行った。そして、だんだんと、ネアンデルタール人、ジャワ原人、北京原人などにとってかわって、世界中に暮らすようになったが、その過程では、ネアンデルタール人との混血も、おこなわれたらしい。

アフリカを出た人類が、アラビアやトルコなどの西アジアから、インド、ヨーロッパ、中央アジア、東南アジア、オーストラリア、東アジア、北アジア、そして、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、そしてそして、南太平洋諸島、ニュージーランドと、広がって行く、その時間差が、なかなか、おもしろい。南太平洋諸島やニュージーランドに人類が住み着いたのは、3000年前から1000年前の期間である。日本列島に人類が住み着いたときよりも、新しいのである。というのも、そういう小さな島では、狩猟採集だけでは人口を維持できず、農業が必要だったからだという。

最初にアフリカを出るとき、舟が必要だった。ということは、アフリカを出る前から、もう、川や湖で舟を利用していたのではないか?と、私は、想像する。100年ぐらい、つまり、5世代ぐらい、舟を作ったり使ったりする技術を継承して、すっかり定着してから、今度は、海を渡ることを考えたのじゃないか? もっとたくさんの食べ物を手に入れるため、だろうか? そして、アフリカからアラビア半島に渡ったばかりのときも、やっぱり、100年ぐらい、つまり、5世代ぐらい、その辺でうろうろしていて、ある程度、人口がふえてから、ほなまたいきまひょか、という感じで出かける、というようなことを繰り返して、広がって行ったんじゃないか、と、私は、想像して楽しんでいる。

なぜ、アフリカを出たのか、という理由については、今のところ、人によっていろいろな説を述べていて、その人の人間観が表われていると、「マル激トーク・オン・ディマンド」で篠田謙一氏は語っていた。まだこれといった定説はないらしい。

日本列島に人類が住み着いたのは、4万年前から3万年前ぐらいだという。そして、日本列島と、朝鮮半島と、中国東北部の、人々のミトコンドリアに含まれる遺伝子の組成は、たいへん、似ているという。中国東北部の漢民族は、中国南部の漢民族よりも、日本や朝鮮の人と、ミトコンドリアに含まれる遺伝子の組成が似ているのだ。

これは、世界中で共通している現象で、どこでも、言語や民族が共通でも距離が離れているところの人々同士よりも、地域が隣接している人々同士のほうが、言語や民族が異なっていても、ミトコンドリアに含まれる遺伝子の組成は似ている。ミトコンドリアの遺伝子は、母から娘へと、母系で伝わる。

では、父から息子へと父系で伝わる、Y染色体遺伝子でみるとどうか、というと、人類の祖先がアフリカから出発して世界中に広がって行った、という経路は、ほぼ、ミトコンドリアの場合と重なっているが、まったく同じではない。そこがまた、おもしろい。この違いは、男性と女性の、子供の残し方の違いに原因があるらしい。女性は一年に一人しか子供を産めないが、男性は同時に何人もの子供を産ませることができる。というわけで、ある時期に、突然、大勢の息子や娘を持ち、息子たちにY染色体遺伝子を継がせることも可能なのだ。更に、文明が発達して来ると、男性だけの集団で移動することも多くなる。私は、航海や漂流なども遺伝子の拡散に影響があると思うが、その場合、Y染色体遺伝子だけが遠くへ運ばれるということもあるわけだ。

本書の後半は、縄文時代や弥生時代の遺跡から発掘された人骨のDNA解析を中心に、人類史のなかでも特に日本人に焦点を当てて述べられている。本書の特徴は、全体に、図表が多いことで、私は、すべてにしおりをはさんで、何度も読み返したが、ビデオニュースで見たときと比べて、わかりにくく、ちょっとむずかしかった。グラフがモノクロなので読み取りにくいせいもある。

そこで、インターネットで調べてみると、本書に載っていた図表をもとに、色づけしたり、地形図などと関連付けて、わかりやすくして見せているサイトが、幾つも見つかった。

それはいいのだが、いろいろなサイトの解説を読んでいると、かえって、混乱してしまった。というのも、縄文時代というもののとらえかたが、なんだか、本書のニュアンスと異なるからなのだ。

本書には、次のような文章がある。

>DNAの相同検索の結果を見る限り、朝鮮半島にも古い時代から縄文人と同じDNAを持つ人が住んでいたと考える方が自然です。考古学的な証拠からも、縄文時代の朝鮮半島と日本の間の交流が示されています。縄文時代、朝鮮半島の南部には日本の縄文人と同じ姿形をし、同じDNAを持つ人々が住んでいたのではないでしょうか。玄界灘の沿岸にある支石墓に眠る人たちは、朝鮮半島から渡来した縄文人と同じ姿形をした人々だったのではないでしょうか。
(「第八章 日本人になった祖先たち~朝鮮半島に縄文人はいたのか~」)

上記のように、「朝鮮半島から渡来した縄文人」と、本書には、書いてある。しかし、幾つかのサイトでは、縄文人が朝鮮半島に進出していた、と書いている。そりゃまあ、日本列島と朝鮮半島で、行ったり来たりしていただろうから、お互い、進出し合っていたと思うけど、どうも、ニュアンスが違う。つまり、それが、中国南部から日本列島に稲作が伝わり、それから朝鮮半島へと伝わった、という説へとつながり、朝鮮半島から渡来した弥生人が日本列島に稲作を伝えたのではない、というふうに、結論づけているものがあるのだが、そこまで言い切れるのだろうか。私には、稲作の伝播についても、朝鮮半島由来も、南方由来も、両方あるように思えるのだが。

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2009/12/26 21:42

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2022/10/17 17:41

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2012/02/08 05:33

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2012/04/06 00:49

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