- 出版社:洋泉社
- サイズ:19cm/319p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86248-125-2
ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3 (映画秘宝COLLECTION)
- 全体の評価
(2件のユーザーレビュー)
- あなたの評価
この商品を評価して本棚に反映
評価しました! ×
- 税込価格:1,680円(48pt)
- 発行年月:2007.3
- 発送可能日:購入できません
- 本
- 今なら本も電子書籍も全て【ポイント3倍】!!
- hontoポイントスタート記念!文庫もコミックも電子書籍もCDもDVDも全てhontoポイントが3倍!
商品説明- 「ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3」
「ダ・ヴィンチ・コード」「日本沈没」「どろろ」…。タブー知らずの毒舌映画漫才コンビが、2004〜2006年の映画を斬りまくる! 雑誌『映画秘宝』に掲載されたものをまとめた一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3」
町山 智浩
- 略歴
- 〈町山智浩〉1962年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。特殊編集者。著書に「底抜け合衆国」など。
〈柳下毅一郎〉1963年大阪生まれ。東京大学工学部卒業。特殊翻訳家。著書に「興行師たちの映画史」など。
関連キーワード- 「ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3」
ユーザーレビュー- 「ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3」
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2007/04/01 15:03
もう終わってしまうのか。残念至極。
投稿者:yukkiebeer(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガースこと柳下毅一郎とウェインこと町山智浩のFBBコンビがおくる映画メッタ斬り談義もこれで打ち止め。二人が映画に関する狂気ともいえるほどの博覧強記ぶりを発揮しつつ繰り広げる罵詈雑言を私はこれまでの二著作で大いに楽しんできましたが、もうその毒舌ぶりに触れられないかと思うととても寂しい気持ちにとらわれます。
本書で印象的だったのは、最近の映画に過剰な語りがあるという指摘です。大ヒット邦画「三丁目の夕日」では、登場人物たちがやたらと心情を吐露する点を揶揄しています。「どうも監督は『全部セリフでわかりやすく説明してやらなきゃ観客にはわからないんだ』と信じてるみたい」(212頁)と見抜いています。映画は映像で語るべきものであるはずなのに、役者の目線や仕草などいくらも表現の工夫はあるはずなのに、最も安易な手法にとびつく点を二人はしかりつけるのです。
こうした語りの過剰さは邦画に限ったことではなく、オスカー受賞作「クラッシュ」でも説明的なセリフが連打されていることに改めて読者の目を向けさせます。限られた上映時間内にあれだけの数の登場人物をまぶした群像劇を仕立てるとなると、セリフに寄りかかって短時間に情報処理せざるをえないのでしょう。サンドラ・ブロックがヒスパニック系の鍵屋に聞こえよがしに差別的発言をする場面に、私もその過剰さを感じて鼻白む思いをしたことを記憶しています。
また映画がテレビの延長になってしまった点を、諦めの念とともに語りあう二人の姿も心に留まりました。「愛ルケ」や「大奥」といったテレビドラマの劇場版がもてはやされている状況を前に「せめて映画評論家はこういうダメな映画を時代の『現象』として観ておかないと。よくできた映画は少数派であって、ダメなのに客が入る映画のほうが今の時代や大衆を象徴しているんだから」(318頁)と、自分自身に檄を飛ばす柳下の姿がまぶしく見えました。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2008/01/27 21:35
復活を待つ
投稿者:KOMSA(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
ツッコミ満載の豪華プレゼントを堪能せよ。
町山智浩&柳下毅一郎の「FBBの映画欠席裁判 3」は、
タブー知らずの毒舌映画漫才コンビである、
ファビラス・バーカー・ボーイズ(FBB)が贈る映画時評の第3弾だ。
扱き下ろされた映画は数知れず、切った貼ったは当たり前、
しかし特殊編集者と特殊翻訳家には映画への愛があるのだ。
使い古されたオチにガッカリの「ヴィレッジ」、
「アレキサンダー」のキング・オブ・ザ・ワールドの正体はマザコン。
「ホテル・ルワンダ」の主演がウェズリー・スナイプスだったら、
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」で人殺しより怖いのは年増のコスプレ。
世紀末を過ぎて映画はこれからどこへいくのか。
映画漫才コンビはこの第3弾で一応は解散するという。
しかし、すぐにでも復活するだろう。
何故ならまだまだ町山+柳下が語る言葉を読者は待っているのだから。







