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紙の本
買物71番勝負 (中公文庫)
著者 平松 洋子 (著)
ひとつひとつの買物は一期一会の真剣勝負。こりゃもう、切った張ったの恋愛沙汰である—フードジャーナリストの著者が、出会ってしまった品々を愛を込めて綴るエッセイ。文庫化にあた...
買物71番勝負 (中公文庫)
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商品説明
ひとつひとつの買物は一期一会の真剣勝負。こりゃもう、切った張ったの恋愛沙汰である—フードジャーナリストの著者が、出会ってしまった品々を愛を込めて綴るエッセイ。文庫化にあたり「その後の名勝負」を追加。お買い物に便利なショップ一覧、メニューレシピ付き。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
カッーとなってこれを書きました惚れ込んだ一冊!
2007/07/01 08:08
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本のどこをどう紹介しようと思うだけで
なんだかカッーとなってくる。
そうなんです、もう惚れ込んじゃっているのです。
なんというか、読んでいてこれほど血の騒ぐ本がかつてあったでしょうか。
冷静になって振り返れば、何度となくこのフレーズは言ったような気がしますが、
今、そうこの瞬間はなにがなんでも、これです!
平松洋子さんのお買物あれこれが綴られています。
なにしろ勝負なのです。
勝負はまず、革命的ブラジャーから始まります。
ん?オンナを上げますと?
そりゃあ、ぜひともご一緒に。
きゃ〜。私もページをめくりながら歓声を上げたのは言うまでもありません。
一番からこれですから、あとはしるべし。
次から次へと繰り広げられるめくるめく洋子さんの買物ワールド。
食べるものあり、着るものあり、楽しむものあり、
国内、海外、お取り寄せ、なんでもござれ。
洋子さんのなんとも説得力のある、そしてテンポのある言い回しに
もう、あちこち引きずられっぱなしです!
ジャン=ポールなんとかのショコラでしょ、
沖縄生まれのクレンジングでしょ、
生薬配合風呂でしょ、
お取り寄せの伊賀豚でしょ、
石川県の和ろうそくでしょ、
それから外側がカリッ、中がしっとりジューシーに仕上がるクリスピーカバー(別名フライパン帽子)でしょ…。
ページをめくっているだけで、あ〜またカッ〜としてきました。
気を取り直して、海外編では台湾のお香、モロッコ産のシャンプー、中国の咳止めシロップ、イギリスの紅茶などなど。
いやはや、どこから読んで、どこを読んでも面白いのなんの。
巨大スーパーの「コストコ」も存在は知っていましたが、今回しみじみ行ってみたいと思いました。
嬉しいおまけは彼女が購入したデジカメがなんと私のと同じタイプだったこと!
思わず、説明書を引っ張り出して確認して、カメラをかかげて有頂天となりましたとも。
そんなこんなで全編を通じてカッーとする中、時おり登場する洋子さんの連れ合いさんの一言がなんともいい感じでした。
巻末には紹介された商品の問い合わせ一覧もありましたよ。
この文庫本をしっかり握りしめて東京駅や京都やはたまた石川県七尾市で仁王立ちしている怪しげな女性がいれば、それは私かもしれませぬ。
はっ、はっ、はぁ〜。
紙の本
出会ってしまった!!
2007/07/15 20:06
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オクヤマメグミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
店頭に平積みされたこの本を手にとって、熱に浮かされたようにそのままレジへ。こういうのを「衝動買い」というのだろう。
表紙のデザインが、タイトルが、私に「買って!」と呼びかけているようで惹きつけられた。
本書には著者のした「お買い物」の記録がびっしり収められている。
計画的なお買い物、衝動買い、失敗してしまったお買い物…悲喜こもごも71番勝負プラスα。
頭に思い浮かべその瞬間から、お買い物は始まっているといってもいい。
イメージが固まったらお財布持っていざ店へ。商品をその目で見て、その手に取って確かめてからお買い上げ。一緒にお家へ帰るのだ。
それまでの気持ちの高揚までもが読み手に伝わってくる。
文章に勢いがあるので隣で買い物を眺めているような気持ちになった。
だから共感してしまう。
女性はお買い物が大好きですから♪
うきうきした「お買い物熱」がびっしり詰まった1冊。
巻末の問合せ先一覧も頼もしいです!
紙の本
フードジャーナリストで、エッセイストの平松洋子氏が買い物で偶然出会ってしまった品々に愛をこめて綴ったエッセイです!
2020/08/21 11:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『買えない味』をはじめ、『平松洋子の台所』、『おいしいごはんのた めならば』、『アジア おいしい話』、『こねて、もんで、食べる日々』、『わたしの 沖縄 食紀行』、『おもたせ暦』などの話題作を次々に発表されているフードジャーナリストであり、エッセイストの平松洋子氏の作品です。同書において、著者は「ひとつひとつの買物は一期一会の真剣勝負」と言い切ります。そして、「こりゃもう、切っ た張ったの恋愛沙汰である」とも言います。同書は、著者が偶然に出会ってしまった品々を愛を込めて綴ったエッセイです。内容構成は、「第1章 オンナを上げます」、「第2章 きれいのためなら」、「第3章 生ツバ、ごくり」、「第4章 失敗してこそ」、「第5章 増やしたい病は治らない」、「第6章 買物は恋愛である」、「第7章 その後の名勝負」となっています。
紙の本
買い物を勝負にたとえる面白さ。
2021/04/29 15:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
言ってしまえば、平松洋子さんの「お買い物日記」...なのだが「一期一会の真剣勝負」だとか「切った貼ったの恋愛沙汰」」とか、なんか暢気にショッピングとは趣が違う。ひとことで言えば、モノとの熱い逢瀬みたいな印象。
ところで、平松さんによって購入されたモノ。冷静になると、惹かれるものは少ないんですが、読んでるうちに、これがもし目の前にあったら衝動買いするかもと思ってしまう。
それは、その“熱”のおかげか、それとも“筆のチカラ”か。