Harry Potter and the deathly hallows 1st ed.
J.K. Rowling
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- 税込価格:3,990円(114pt)
- 発行年月:2007
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ユーザーレビュー- 「Harry Potter and the deathly hallows 1st ed.」
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2007/12/22 16:52
17歳のハリーの冒険物語は、誰にでも若い頃があり、失敗も後悔もあることを思い出させてくれる
投稿者:銀の皿(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
来年の夏に邦訳が発売される、と予約の記事が目に付くようになりました。これまで読んでいなかった人にも読んで欲しい。でもいきなり最終巻を読むのではお話がわからないと思い、最終巻発売までに既刊に目を通していただければ、と書評を書いてみました。この最終巻で決着する本筋のお話についてというより、本筋ではないけれど「大人が読んで感じたところ」を、これまでの巻を振り返りながらの紹介です。
お話は確かに「魔法の国の冒険物語」です。でも、「冒険物語の面白さ」以上が書かれています。1巻で11歳の少年だったハリーはこの最終巻で17歳。巻を重ねるごと、成長と共に目線が変化してきます。何巻目かでハリーが「若者のいらだち」のような性格を見せたとき、本の売れ行きが落ちたと聞きました。11歳が主人公の話は17歳の若者にはつまらなく、17歳が主人公の話は11歳には難しいかも。両方わかるはずの大人も、往々にして「子供であったこと」「若者であったこと」を忘れています。。。この最終巻でこの世界では大人と認められる年齢となった17歳のハリーの話は、それでも大人と子供に橋渡しをする、どちらが読んでも何かを感じるお話になったのではないでしょうか。
これまでも「異性への感情の芽生え」や、「自己顕示の衝動」など、若者の感情の動きが成長に従って描かれてきました。素晴らしかったと信じていた父親にも、同級生をいじめたり、わるさをするような面があったことを知って愕然としたこと、自分が父親に似てきたことに驚く場面もありました。最終巻でも、尊敬していた人物の複雑な過去を知ることになります。あんなに尊敬していた人にもこんな「隠したくなる」過去があった、今の自分と同じ年齢で。そう思うとき青年は大人に一歩近づくのでしょう。こうやって一作一作、ハリーも大人に近づいてきたのでしょう。大人の読者である私は「自分にもあった若い、間違ったりやりすぎた時代」を、自分が両親や尊敬する人を「仰ぎ見る」のではなく「同じ人間」として感じた時を思い出しました。
この最終巻には、For Greater Good「もっと大きな善のために」という言葉が間違った行動を引き起こす要因にもなることなど、大人が読んでもうなってしまうような示唆がたくさんあります。そんなところも読んで欲しいと思います。
結局私は英語版で読んでしまいましたが、語学の勉強のために英語版で読むことは推奨しません。造語や訛りの表記もかなり混じっていますので。でも、翻訳で読むよりは自分自身の想像力で補う分が多くなるので「自分的な読み方」ができるかもしれませんね。ちなみにBloomsbury版には挿絵はないけれど、表紙の絵は少々日本人の好みからは離れているようです。。。
本筋のお話は、どきどき、そしてときには壮絶な魔法の戦いに複雑な謎解きの面白さも加わって結末になだれ込んで行きます。たくさんの愛すべき人物が登場しましたが、その中では、私はWeasleyの双子が好きでした。「つらい時だからこそ笑いが必要」とハリーが言ったのは何巻だったでしょうか。おしつけるような笑いではなく、上品ではないかもしれないが上質な笑い。めちゃくちゃなこともする双子ですが、彼らがつらさを包んでくれるような笑いをくれたときには、思わず泣き笑いしました。
大人も青年も子供も、それぞれの感想を話し合える。長く残る名作だと思います。7巻もある、それぞれが長いお話です。大人が読むと1巻は少し子供っぽいかも知れません。でもどうぞ、ゆっくり読んでみてください。いろんな世代の人とわかり合えるために。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2008/02/15 12:28
ルーナ&ネビル・ファン
投稿者:喜八(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
「かなり面白い。シリーズ中、最高の面白さではないだろうか」と思いました。
本音を言えば、どんな話だったか誰彼かまわずに話したいのですが・・・。
そのような「ネタばれ」行為は多くの「ポッター・ファン」の怨嗟《えんさ》の対象となり、いかなる災難が我が身に降りかからないとも限りません。不本意ながら、口を噤《つぐ》むことにしましょう。
以前に自分のホームページで書いた予想が若干当たったことは言わせてください(笑)。シリーズ6巻・7巻では、ルーナ・ラブグッド、ネビル・ロングボトム、ジニー・ウィーズリーが活躍するという予想です。
ルーナとネビルは全登場人物中で私(喜八)がもっとも好ましく思う少年少女です。今回は2人とも大活躍を見せてくれて、ルーナ&ネビル・ファンの私としては感涙ものでありました。
そのほかにも・・・。
・意外な人物が「真の勇気の持ち主」であったことが判明。
・最終章の「19年後」では「誰と誰が結婚したか」などが明かされている。
なんてこともあるのですが、先に述べたように、ネタばれはやめておきましょう。
ところで、「ハリー・ポッター」では何故「スリザリン」寮が悪し様に言われ続けるのか? 私にはどうも納得がいきませんぞ!
「グリフィンドール」は「勇気」。
「ハッフルパフ」は「勤勉」。
「レイブンクロー」は「知力」。
が「ウリ」となっているようですね。
それで「スリザリン」は「狡猾」ですか? さらには歴史的に闇に走る魔法使いが多いとされている。踏んだり蹴ったりではないですか?!
でも、私自身の資質を振り返ってみれば、もしホグワーツ校に行くことになったら、「やはり、スリザリンかなあ」と。蛇(スリザリン寮のシンボル)はわりと好きですし、「蛇語(Parseltongue)」も使えそうな気がします(笑)。
ただし、スリザリンでありながら、暗黒卿ヴォルデモートと戦うという選択をしそうな気がします・・・。








