- 出版社:徳間書店
- サイズ:15cm/253p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-19-900440-7
デッドショット (キャラ文庫 DEADLOCK)
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- 税込価格:560円(15pt)
- 発行年月:2007.6
- 発送可能日:1~3日
- 本 文庫
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商品説明- 「デッドショット」
ディックを復讐の連鎖から解放したい—。宿敵コルブスの逮捕を誓い、捜査を続けるFBI捜査官のユウト。次のテロ現場はどこか、背後に潜むアメリカ政府の巨大な影とは…?ついに決定的証拠を掴んだユウトは、コルブスと対峙する!!ところがそこに現れたディックがコルブスの銃弾に倒れ…!?執念と憎悪と恋情—刑務所から始まった三人のドラマが決着を迎える、衝撃のラストステージ。【「BOOK」データベースの商品解説】
ユーザーレビュー- 「デッドショット」
11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2007/11/26 02:47
悲しみがこごって闇になり、愛が群がりほむらになる
投稿者:もりこ(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
冤罪で投獄された麻薬捜査官ユウトは、獄中で怜悧な美貌をもつCIAエージェントのディックと出会う。互いに惹かれながらも、かつて爆殺された恋人の報復のために脱獄したディックを追って、ユウトはFBIと契約する。
二人が狙う同じ獲物は、軍事キャンプを故郷とし刑務所暮らしを懐かしむ哀れなテロリスト、コルブス。CIAとFBI、復讐する者と阻止する者。生木を裂くような別れを経た二人の人生が再び交わるのは、なにもかもが終わった後…。
ハッピーエンドですが、とても切ないお話です。完結編となる3巻ではコルブスの悲惨な過去が語られ、絡まったそれぞれの愛憎が引き絞られて最後の対決に向かっていきます。
どこにいても、お前の幸せを祈ってる。一見ありがちな台詞ですが、心からの言葉として聞いた時、これほど優しく寂しい言葉もないように思います。きりも限りもなく愛しく、それだけに優しさにも寂しさにも際限がない。それを切なさと呼ぶのだと改めて知った気がしました。
BLでしかできない話の運びでありながら、感情移入がスムーズにできるのがこの作者のすごいところだと思います。しかも特定の登場人物への感情移入ではなく、物語の流れそのものに引き込む力がとても強いのです。だから単純な台詞ほど心に沁みるし、かなり雰囲気のあるイラストとの相乗効果もあって、滲み出すような情感に泣かされました。
こんな風にただひたすらに人として豊かに人を愛せたら、人生がどれほど輝くことかと羨ましくもなる、印象的な作品でした。







